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2013年5月29日(水)
関東地方は平年より10日も早い梅雨入り。
ジメジメした季節になり、晴れの日だけでは洗濯物を干しきれなくなってきました。
乾燥機がないので部屋干しは匂いがあまりよくなくてできれば避けたいのですが
この季節だけは我慢しなくてはいけませんね。

梅雨といえば、福島にいたころは「寒い」というイメージ。いわゆる「梅雨寒」というもの。
一旦5月より涼しくなるので、割と嫌いじゃない季節でしたが、東京の場合は「暑い」梅雨。
そして梅雨が明ければそれをはるかに上回る暑い夏がやってきます。
また布団の中で寝苦しい夜を迎えるのかと思うと…うーん、辛いなぁ。

月曜日に疲労骨折と診断されてから、火・水と会社に出勤しました。
駅までの所要時間は府中本町も分倍河原も12分ほどでしたが、
現在は足を引きずりながらなので20分以上かかります。途中、子供にも抜かれまくり(^^ゞ
南武線は当然のことながら座ることができません。途中駅からは圧力が増すので足が痛いです。
優先席はもちろんありますが、ラッシュ時間の優先席は優先席とはなっておらず
みんな始発駅から座った人たちが気持ちよさそうに寝ているので、
とても声をかける勇気がでません。あと少しの辛抱だろうから頑張ろう。


部屋干し
梅雨入りが発表された東京。ぐずつく日が多く、これからは部屋干しが多そうです。
真夏になっても夕立が怖いので、干したまま出かけることはできなさそうです。

2013年5月27日(月)
軽井沢に行く数日前から少しずつ痛み始めた右足首。
軽井沢では楽しみたいという気持ちが先に立つ手前、我慢して20kmも歩いてしまいましたが
さすがに昨日あたりから本格的に歩くと痛くなってきて、足を引きずるようになりました。

今日、4月に休日出勤していた分の代休を取ることができたので、
近所の整骨院(保険が効くとこ)に行ってみると、見事に疲労骨折してました(^^ゞ
すぐに強烈に冷やして湿布を貼られ、できるだけ歩かないようにと言われました。
原因は今まで全く運動をしていなかったのに急にジョギングを始めてしまったこと。
そして足が痛み始めて走れなくなった後も、連日10〜20km歩いてしまっていたことで
足が休まる暇もないまま疲労骨折へと至ったようです。
自分では大丈夫だと思ってたけど、やっぱりいきなり負荷の高い運動はだめだなぁ。
症状の内容としては運動部の小学生・中学生に多いものだそうで、
なにか大会でもあるんですか?と先生に言われました。ただのダイエットなのですが(笑)

というわけでしばらくはウォーキングすら禁止になってしまったので
足の痛みを治すことに専念したいと思います。明日は駅までが遠いなぁ…。


疲労骨折
普段ぜんぜん運動しないくせに急に走ったらこの有様・・・。しばらくは運動禁止です。
ただ、日々の通勤だけでも5kmぐらい歩かないといけないのでしばらくしんどいかも。

2013年5月25日(土)
今日は友達と一緒に軽井沢にいってきました。
一人だと「えきねっと」で割引きっぷを購入するしかありませんが、
2人だといろんな日帰りツアーに申し込むことができて
今回もハルニレテラスでの利用券が一人1,000円付いて
東京駅からの往復新幹線指定席とセットで8,400円という非常にお得なプランを利用しました。
普通に東京駅から軽井沢駅を指定席で往復すると列車代だけで10,480円もするのでかなりトク。

軽井沢は避暑地だけあって、この季節はまだまだ肌寒く朝は10℃しかありませんでしたが
朝霧に包まれた森の中、凛とした空気を吸いながら飲むコーヒーはとても美味しかったです。
真夏は混みすぎて入っていくこともためらわれる旧軽銀座ものんびり歩けました。
昼過ぎから夕方までは南口のアウトレットで好きなだけ買い物。
夕方からは星野温泉「トンボの湯」ゆきの送迎バスに揺られて、ハルニレテラスとトンボの湯へ。
美味しい食事をゆっくり食べて、最後は疲れた体を温泉で癒して帰路につきました。

東京駅から軽井沢まではわずか62分(大宮からなら36分)という驚異的な近さ。
今は夏だけではなく、年間を通して多くの人が訪れる軽井沢の街は
自然あり、美味しい食べ物あり、洒落た店あり、買い物スポットあり、温泉ありの
本当によくできた一つの街なんだなぁと思いました。


長野新幹線「あさま」
長野新幹線はこのE2系で統一されています。軽井沢までは62分の快適移動。
隣はMAXとき。東北新幹線で走らなくなった現在、上越新幹線でしか見ることができません。



カラマツ並木
軽井沢の北口にはカラマツの気持ち良い並木道があちこちにあり、
軽井沢のイメージ通り、サイクリングやウォーキングが気持ち良い場所です。



ル シエル
雑木林の中に包まれるようにひっそりと建つ喫茶店。森の香りが素晴らしいです。
環境が素晴らしいだけにお値段もご立派で珈琲一杯790円。じっくり味わって頂きました。




雲場池
軽井沢駅から20分ほど歩いたところにある小さな池です。周囲を囲む緑が美しく
15分ほどで一周することができます。カモもゆったり優雅に泳いでいて気持ちよさそう。



旧軽銀座
夏のトップシーズンには原宿の竹下通りに匹敵するほどの人で溢れる旧軽銀座。
今日は5月なのでまだ程よい人出で、モカソフトやソーセージの食べ歩きも楽しかったです。



軽井沢ショッピングプラザ
軽井沢駅の南口は一大ショッピングゾーン。アウトレットの規模としては御殿場の次。
広大な敷地にあり、お店が広々しているので買い物しやすいです。



トンボの湯
星野リゾートが手掛ける日帰り温泉施設。軽井沢駅から30分〜1時間おきに送迎があります。
飲泉も可能なかけ流しの温泉で、施設は洗練されており、露天風呂は非常に開放感があります。


ハルニレテラス
森の中に洒落たお店が点在する星野リゾートのニュースポット。トンボの湯から徒歩5分です。
その名の通り、全てのお店にテラス席があり、これからの季節は外で食事をするのも気持ちよさそう。

2013年5月15日(水) くもり晴れ
今週は自炊を頑張っています。今日は前の日に作った野菜炒めを会社に持参して食べました。
これまで閉店近くにスーパーに行くことが多かったのでお刺身や惣菜などが半額で売られていて
一方でチラシ商品はほとんど売り切れているので、メインのおかずは値引き品で済ませてしまうことがほとんどでしたが
今は19時ごろにスーパーに行くので、まだまだ定価売りしていることが多く高くて買えません。
なので、自然と安い生鮮食品に手が延びるようになりました。
野菜や肉は普通に生の状態で買うと本当に安いんだなぁと思いました。自炊もやりだすとやっぱり楽しいですね。


野菜中心の食事
野菜炒め、サラダ、冷しゃぶ、豆腐。野菜中心の食事は作ってても楽しいし、
目で見てもうれしい気持ちになります。しかも明日の昼食分にもなるし得なこといっぱい。

2013年5月14日(火) 晴れ
今週からようやく定時で帰れるようになり、17時台の田園都市線に乗れるようになりました。
府中本町に帰ってきてもまだ18時半ぐらい。部屋に帰ってきてもまだ空は少し明るく、不思議な感じです。
というのも、今の会社に入って9時出社になるのは約10ヶ月ぶり。ずっと定時が遅かったのもあり、
明るい時間に帰れることはまずあり得なかったのでうれしいです。

今週から今までより5時間以上早く家に帰れるようになったので、
月曜日から軽いジョギングをはじめることにしました。5km弱の距離を走りました。
30分は走らないとダイエット効果が望めないらしいので、35分走りました。
ゆっくり走ったのにすごく苦しくて滝のような汗をかいて、いかに自分が運動不足なのかを実感・・・。
毎日、通勤電車に楽に立てるようにするために朝だけ分倍河原駅まで歩いているのですが
やっぱり普段歩いているだけでは運動してることにならないんですね(^^ゞ

継続は力なり。またいつ残業三昧の日々が戻ってくるか分からないので
早く帰れる日が今後も続けば、ジョギングも続けたいと思います。


朝は分倍河原まで
府中本町からだとつり革がいい位置で掴めないので一駅手前の分倍まで歩いてます。
分倍河原は京王線と南武線の接続駅。駅まではずーっと京王線沿いなので楽しいです^^


明るい時間に帰れる幸せ
朝9時に出勤してこの時間には帰れる幸せ。先月までより5時間早いです。
電車の本数も多く、駅にも活気があり、人間的な生活を送っている気分になりました。

2013年5月6日(月)
GW旅行の最終日。さすがに連日早起きしていたので、今朝は8時までゴロゴロ寝ていました。
美味しい朝ごはんでした。夕食もそうだけど、従業員さんがかなり頑張ってくれています。
少ない人数の中でいかにお客さんを喜ばせるかということをこの2年はかなり試行錯誤してきた気がします。
一の坊は女性に特化している宿なので、男性の宿泊客が名物の広瀬川源流露天風呂に入ることができるのは
朝5時〜11時までの6時間だけ。裸電球が灯る夜の露天風呂の雰囲気も素晴らしいのですが、
今はもうその景色を見ることはできません。なので、チェックアウトまでの時間でかなり入りました(^^ゞ

一の坊から仙台駅までは仙山線がめちゃくちゃ混んでいるので宿の送迎バスを利用しました。
GW期間中で混むかなと思ってましたが、意外とスイスイで仙台駅までは45分ほどで到着しました。
仙台ではいつもの「伊達の牛タン本舗」で牛タンを食べ、アーケードをふらふらして観光。
仙台といえばこれ!みたいな観光地はないのですが、
札幌と同様、北日本の大都市というこの空気感がたまらなく好き。

最後はUターンラッシュの真っ只中、E6系「スーパーこまち」で東京へと帰りました。
300km/h運転の新幹線に初めて乗りましたが、速いというより快適で驚きました。
仙台を遅れて出発して郡山の手前で徐行もしたのに、大宮までは定刻通りに到着。
仙台→大宮を68分で走り抜くのだから本当にめちゃくちゃ速いです。いい記念になりました。

今回の旅はひたすら四日間一人旅でしたが、本当に心の底からリフレッシュできました。

特に最終日に宿泊した作並温泉では、贅沢な時間を存分に味わうことができました。
柔らかい新緑に包まれた山の木々、流れる渓流と湯船に注ぐ源泉の音、
あちこちから聴こえて来る鳥たちの声、優しい春風の音、ほのかに香る温泉の匂い、
肌を滑らかにしてくれる優しいお湯。美味しいご飯。五感を満たすとはまさにこのこと。

自分は人についつい合わせがちな性格なくせに
一方ではマイペースな内面も持っていてついつい無駄に気を遣ってしまったりするので
好きな時間に寝て起きて、好きな場所だけ見れて、
移動の時もずっと黙って外の景色が見ていられる一人旅は
本当に性格に合ってるんだなと思いました。

また来年のGWもこういう旅ができればいいな。


広瀬川源流露天風呂
男性は午前中しか入れませんが、やはり素晴らしい眺めです。


新緑のロビー
プールの向こう側にもスペースが設けられ、居心地のいいロビーになりました。



中庭
緑に囲まれた庭は浴衣姿でのんびりと歩くのが気持ちいいです。



春もみじ
新緑でもいろんな緑があることが分かります。まさに春もみじの見ごろ。



仙台の街
長野や新潟と比べてもやはり大きな街です。地下鉄もあり、東西線も建設中です。



ぷらんどーむ一番町
アーケード街は多くの人でとても賑やかで、歩いているだけでも楽しい通りです。



定禅寺通り
光のページェントの会場となるけやき並木。こちらも新緑が見事でした。



伊達の牛タン本舗
いつも食べるのは1,470円の牛タン定食。味と店の雰囲気を考えるとここが一番。



仙台駅
東北地方最大の駅です。今日はGW最終日ということで非常に賑わっていました。



東北新幹線
臨時列車もあり、仙台駅からは1時間に9本。短い間隔で次々に発車していきます。



E6系
デビューから2ヶ月。もちろん初乗車です。真っ赤な車体はとても目立ちます。



スーパーこまち
現在はE3が「こまち」ですが、来年度には全てE6になるため「スーパー」は今だけです。



広瀬川
仙台を象徴する川。北日本で一番高いビルが一際目立ちます。
ここを過ぎると一気に加速し、みるみるうちにに時速300km近くに達します。


初めての300km体験
仙台から宇都宮までは300km/h、宇都宮から大宮までも275km/h運転。
福島や郡山を通過する時のスピードも一際速いのに揺れが少ないのが印象的でした。


2013年5月5日(日)
旅は3日目。3連休の旅をよくする自分にとって3日目は帰る日でもあるので、
今日もまだ引き続き旅が続けられるというのは、やっぱり長期休暇ならではだなぁという感覚。
ホテルで美味しいコシヒカリの朝食をいただいてから新潟駅に向かいました。

新潟駅からは米坂線直通の快速「べにばな」号に乗り込みました。
キハ110系の乗りなれた車両でしたが、白新線や羽越線内は特急と遜色ない停車駅とスピードで
エンジンの唸り声がすごかったです。沿線は田植えの風景が至る所で見られいい景色でした。

坂町からは米坂線に入り、山をぐんぐん上っていきます。
山形県との県境付近にはまだ雪も残っており、桜も咲いてない場所もありました。
雪解け水を受けて、川の水量はぐんと多くなり、水はグリーンに輝いてました。
米坂線内は趣味として乗り通す人が多く、米沢まであまり乗客は入れ替わらず、
学生も休みでほとんどいなかったので、静かな列車旅となりました。

米沢から奥羽本線に乗り換え、山形へ。ここからさらに仙山線に乗り換えて作並温泉へ向かいました。
GW最後の宿は作並温泉の「一の坊」。北海道以外では自分が最も多く宿泊している宿です。
自分が初めて訪れたとき、大型旅館にも関わらず温かい接客と野趣あふれる露天風呂に感激し、
その後何回も宿泊することとなった一の坊。東日本大震災後、従業員は一気にいなくなったようで、
しばらくの間は評判もとても悪く、自分もとてもガッカリしていましたが、
最近は館内のリニューアルも行い、以前ほどではないものの、いい宿になってきました。
以前からずっと変わらないのはお風呂へ向かう回廊や露天風呂からの景色、そして温泉。
まぶしい新緑の下、夜はライトアップされた木々に包まれながら入る温泉は贅沢そのものでした。
この日は川のせせらぎをBGMにしながら、心地よく眠りにつくことができました。


朝の新潟駅
朝から今日も良い天気です。観光バスがたくさん発着してる様子が見えました。
新潟は反対側の万代口がメインなので、駅の反対側の方がビルが多いですね。



快速「べにばな」米沢ゆき
新潟ー米沢間を3時間掛からずに結びます。新潟ー仙台間の移動は大宮経由が
最速ですが次に早いのがこの米坂線。運賃はずっと安いので一定の利用があります。



田植えの季節
米どころ新潟らしい風景が続きます。自然豊かな車窓もいいですが、
こうした農家の方々が作り出す人間の生活の営みを感じる風景もいいなと思います。



米坂線へ
白新線、羽越線を爆走してきた「べにばな」は坂町から米坂線へ入ります。
ここからはカーブが多くなり、スピードも一気に落ちてローカル線らしくなってきます。



沿線風景
米坂線に入ると山が迫ってきますが、狭い平地では田植えが行われていました。



県境付近の風景
越後金丸を出ると、山形県との県境に差し掛かり、一気に民家がなくなります。



雪解け水
数え切れないほど多くの川を渡ります。雪解け水を集め、川は勢いを増します。



伊佐領駅
山形県に入ってもしばらくは駅前とは思えないようなのんびりとした風景が続きます。



残雪
県境より、山形県内に入ってからの方が標高が高くなり途中には雪もありました。



西米沢駅
この辺りでようやく桜が見ごろ。こいのぼりと桜が同時なのだから今年の桜は遅いです。



719系
米沢から先は電車に乗り換え。ボックスの後ろに2人がけシートという
集団お見合い形式の719系は学生時代から乗り慣れた好きな車両のひとつ。



山形駅
山形駅前通りの様子です。駅と中心街は違う場所にあり、駅周辺は人が少ないです。
昼は軽めに食べたかったので、駅前通りのモスバーガーでさっと食べました。



山寺
今年はご開帳の年らしく、山寺駅からはたくさんの人が電車に乗ってきました。
山頂まで上がったときの開放感はやはり登ってみないと分かりませんね。



ゆづくしsalon一の坊
暖炉ができて宿の名前も少し変わりました。昔の姿を知る者としては寂しいですが
初めてここを訪れた人にとってはとても素敵なロビーに感動できることでしょう。



ワイドツインルーム(旧:じゆう館ひとり部屋)
予約時はまだ一人部屋の「じゆう館」という部屋名でしたが現在はツインだそうです。
なので、ベッドも2つありました。ここに一人で宿泊できるのはこれが最後ですね。


露天風呂への回廊
手入れされた雑木林の中庭を見ながら進む回廊はとても風情があります。
夏は全て網戸となり、虫の声や蝉の声を聴いたりするのもまた一興です。

2013年5月4日(土)
W2日目は長野からスタート。かなりゆっくり起きたので午後からのスタートになってしまいました(^^ゞ

長野から信越本線で直江津に抜けました。途中、この旅始まってはじめての雪に出会いました。
さすがに新潟県の県境付近は雪の量がすさまじく、山はそんなに高さはないのにまだまだ真っ白でした。
二本木駅ではスイッチバックも体験でき、県境ならではの険しい風景もあちこちで見ることができました。
直江津はJR東日本と西日本の境界駅。個人的には頻繁に旅に出るエリアの最西端に当たります。

直江津からは長岡ゆきに乗り換え。ここもボックスシートでそのうえ車内は空いており
このあたりは旅には最適の車両です。車窓も柿崎から先はひたすら海の近くを走るようになり、
最も日本海に近い青海川駅では波の音も聴こえました。こういう場所でのんびりするのもいいなぁ。
柏崎からは少し内陸に入り、海とは離れ、街並みも田園風景に変わってきます。
長岡で新潟行きに乗り換え、新潟には18時20分ごろに到着しました。

新潟市内にはこれ!という観光名所はないですが、さすが80万人が暮らす政令指定都市。
長野も十分都会でしたが、こちらはさらに人も街も賑やかな感じです。
仙台や札幌も同様ですが、自分はこういう地方の中心みたいな街を歩くのが好きで、
東京とはまた違う空気感を感じることができるのがとても新鮮に感じます。
新潟は信濃川に架かる萬代橋の周辺を一度散歩してみたく、
今回は少し時間的には遅めながら、その場所に行くことができました。
川沿いに高層マンションが立ち並ぶ様子は札幌とも少し似ていて親近感がわきました。
またその川沿いに伊勢丹やアルタ、ビルボードプレイスなど洒落たお店がたくさんあり、
若い人たちがたくさんいるのも活気があっていいなと思いました。

この日は新潟駅のいわゆる裏口にあたる「南口」にあるチサンホテルに宿泊。
駅前広場が一望できて、なかなか眺めが良かったです。


豊野ー牟礼間
豊野駅で飯山線の線路と別れると、標高をぐんぐん上げて走ります。
北陸新幹線が開通すると、この辺りは「しなの鉄道」となるのでJRなのはあと少し。



妙高山
黒姫駅から妙高高原駅の間が新潟県と長野県の県境となります。
雪が非常に多い地域でまだ桜も咲いておらず、山には雪がいっぱいありました。



新潟県へ
妙高高原駅を過ぎると、標高が少しずつ下がり桜もちらほら咲いてきます。
山の新緑はまだまだこれからという感じで田んぼもみんな手付かずでした。



二本木駅
今ではすっかり珍しくなったスイッチバックの駅。一旦左側の線路で駅に入り、
二本木駅からはバックしてから右側の線路に切り替えて直江津方面に進んで行きます。



新・上越駅(脇野田駅)付近
新幹線の線路が迫ってくると脇野田駅に到着。新幹線開通後は上越駅に改名します。
上越駅の開業により上越新幹線は上越駅を通らないという紛らわしい現象が起きます。



柿崎ー柏崎間
直江津から長岡ゆきに乗り換えて、柿崎を過ぎた辺りから日本海が見えてきます。
空は青く、海も穏やかですが、やはり太平洋とは違う雰囲気であり寂しい風景です。



青海川駅
ホームに到着すると車内にも波の音が聴こえてきます。
日に当たって海面がキラキラ。夕陽も相当きれいなんだろうなと思いました。



新潟市街地
新潟県はチューリップ生産量(花として)が日本一。駅からずーっとチューリップが続き
街を華やかに彩っていました。万代シティの近くの風景はとても近代的ですね。



信濃川と萬代橋
日本一長い川である信濃川の河口にある新潟。萬代橋はそのシンボルの橋です。
橋の両側には高層マンションが立ち並び、若者向けのお店も多く集まっています。


チサンホテル新潟からの景色
11階の部屋からの眺めは駅や市街地が一望でき、なかなか良かったです。
チェックイン後に出かける予定でしたが、結構歩いて疲れてしまいそのまま寝ました^^;


2013年5月3日(金)
今日からいよいよGW後半の4連休。
2月頃から計画していた鉄道旅行へと出かけました。

豊田駅を7時58分に出発する甲府行きに乗っていざ東京を出発。豊田を出たときはガラガラでしたが
八王子と高尾でたくさんの客が乗り込み、あっという間に車内はおしくらまんじゅう状態に。
ただ、相模湖や大月など観光地が近い駅でで多くの客は降りてしまったので、
甲府に着く頃にはいつも通りの中央本線の車内に戻っていました。

この日はとても天気がよく、甲府から先は南アルプスや富士山の眺めが素晴らしかったです。
日野春駅で特急を退避したときに少しホームに降りると、山の澄んだ空気も心地よく。
山の景色に感動しているうちに諏訪湖のほとりにある上諏訪駅に降り立ちました。

上諏訪駅では片倉館と諏訪湖に行きました。片倉館は立派な洋館の温泉。
百人風呂と呼ばれる大きな湯船の底には玉砂利が敷いてあり歩くと気持ちよかったです。
ただ、それよりお風呂上りの諏訪湖畔でののんびり日向ぼっこが最高だったなぁ。
諏訪湖を訪れるのは久しぶりでしたが、ゆる〜い感じの雰囲気がGWらしくなくて良かったです。

上諏訪からは始発の長野行きに乗る予定でしたが、臨時のあずさが先に入線してきたので
そのまま「あずさ」と「しなの」を乗り継いで長野駅まで行ってしまいました。
甲府駅で買っていた「信州料金回数券」があれば上諏訪から長野まで特急に乗っても
550円の特急料金を足すだけで行くことができます。

長野駅に着いてすぐに善光寺に行きました。善光寺近くのそば屋さんで十割そばを食べるため。
善光寺近くのそば屋さんは16時閉店のお店が多いので、ぎりぎり滑り込みました。
少しだけ並んだけど、やっぱり「大善」さんの十割そばはコシがあってうまい!
しかもそばが550円、天ぷらが350円という観光地とは思えない安さもここの魅力です(^^)
先に腹を満たしてから善光寺を参拝。実は3月にも来てるので2ヶ月ぶり。
前回は普通の日曜日だったのでそれほど混んでいませんでしたが、今回は大変な人・人・人。
地味な印象のある善光寺でしたが、とても人気があるんですね。今回は門の上にも上がりました。
参道でクレープやアイス、おやきを次々と頬張り、楽しい参拝となりました。

この日は善光寺と長野駅の間にあるJALシティ長野に宿泊。
眺望の良さを期待していましたが、割と普通のホテルでした(^^ゞ


豊田駅
立川から中央線で2駅目。ここから先は6両のボックスシートで進んでいきます。
豊田からは1ボックス1人でしたが、八王子からは満席、高尾からは超満員になりました。




鳥沢→猿橋
列車は高尾から一気に山に入り、神奈川県、山梨県の県境を走っていきます。
大月までは平地が少なくとても自然豊かな車窓が広がり、一気に遠くに来た感覚です。




勝沼ぶどう郷→塩山
甲府盆地がとてもきれいに見えました。果物王国だけあって果樹園がとても多いです。
遠くには南アルプスの白い山肌も見えており、今日は本当に天気が良いのが分かります。



富士山
山の向こうに顔を出していました。やはり一際大きく、日本一の山なんだなーと思います。
世界文化遺産にも登録されたばかりなので、これから多くの人が訪れるのでしょうね。



日野春駅
甲府からは再び盆地の坂を駆け上がり、標高609mの日野春駅であずさの通過待ち。
標高2,967m、甲斐駒ケ岳の切り立った峰がとても美しく、思わず見とれてしまいました。



上諏訪駅
長野県に入り、家が多く立ち並んでくると諏訪湖のほこりにある上諏訪駅に到着。
標高は日野春駅より高く762mもあります。駅のホームには足湯があり、乗車券のみで入れます。



片倉館
駅から徒歩5分ほどの場所に立つ洋館の温泉。外観・内装とも歴史を感じさせます。
千人風呂という大浴場は深さ1.1m、底には玉砂利が敷かれ、不思議な感覚になります。



諏訪湖
片倉館から歩いてすぐの場所に諏訪湖があります。湖畔は芝生が敷かれ気持ちいい遊歩道。
水はあまりきれいではないので水遊びというよりは芝生でゴロゴロする方が適しているようです。



信州料金回数券
甲府駅前のアクセスチケット(金券ショップ)で550円で購入。あずさとしなのを乗り継いでも
自由席なら550円という破格値で特急に乗れます。ちなみに富士見ー長野は通常1,880円。



善光寺平
日本三大車窓のひとつ、姨捨駅周辺からの眺めです。棚田、りんご畑、千曲川、
そして遠くに広がる街並みはまさに絶景の一言。夜景も非常に美しいそうです。



長野駅前
長野(北陸)新幹線の現在の終着駅であり、長野県の県庁所在地。さすがに大きな街です。
たくさんビルが立ち並んでいますが、後ろに山が迫る感じが東京にはない街並みで好きです。



十割そば 大善
善光寺の参道の近くに「大門南」バス停の目の前にあるそばの店。今日は行列してました。
値段は観光地としてはかなり安いです。平日は15時、休日は16時に閉店なので早めの来店を。



十割そば+天ぷら
つなぎを一切使わない十割そばはコシが強くてのどごしがいい美味しいそばです。
天ぷらも揚げたてでサクサクしていて塩で食べるのがおすすめ。一人でも入りやすいお店です。



善光寺花回廊
GW期間中は参道沿いの道にこのように花壇が設けられ、多くの人で賑わいを見せていました。
とっても天気が良かったのですが、見た目以上に空気が冷たくて風が強く、みんな寒そうでした。



素敵な街並み
蔵造りや洋風建築の建物が続く参道への道。どの店も小洒落ていて素敵な街並みです。
長野市内は街並みを見る街というイメージがないので、もっと宣伝すれば良いのにと思いました。



善光寺参道
さすがGWだけあって、観光客の数がすごいですね。善光寺までびっしり続いています。
参道の両側にはたくさんのお店が立ち並び、食べ歩きをするにもいろいろ迷ってしまいます。



山門からの眺め
春彼岸から11月までの期間中は門に上がることができ、2011年からは外の写真撮影も可能に。
こうして見ると善光寺がいかに市街地に近く、街の中に溶け込んでいるかがわかります。



善光寺
立派なたたずまいに思わず圧倒され、手を合わせたくなる善光寺。
「遠くとも一度は詣れ善光寺」と言われる通り、全国から参拝客が集まります。



おやき
野沢菜と切干大根を食べました。2個食べるとけっこうお腹いっぱい・・・。
手軽に食べられるのであちこちの店で売られており、飛ぶように売れていました。



そばクレープ
そば粉を使用したクレープ。もっちりした生地がとても美味しいです。
行列ができていたので、15分ぐらい並んでまで買いました^^; 甘いものはいいですね〜。



アルクマ
長野県の観光PRキャラクター「アルクマ」を発見しました。目が真ん中寄りで可愛い^^
子供たちに囲まれて、唯一アルクマだけを撮れたのがこの1枚。人気ありますね〜。



チューリップの花びら
花回廊の企画モノのひとつ。すべてチューリップの花びらでできているそうです。
とても繊細な作品な上に今日は風が強く、係の方々がしきりに水をかけて湿らせていました。



JALシティ長野からの眺め
山に近い側をリクエストしていたので、山に近い側の部屋にしてもらうことができました。
善光寺の参道は見えませんが、山が見えるというのはやはり気分が落ち着きますね。


裾花峡温泉 うるおい館
市街地から最も近い温泉。タクシーで行ったら660円(初乗り)で着いたので帰りは歩きました。
源泉かけ流しの露天風呂からは切り立った岩山が見え眺めがいいです。温泉はいいですね。


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