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2013年11月28日(木)
自分の今年の年末年始は北海道で過ごす、ということはかなり前から決まっていて、
じゃらんnetのJALパックで、往復の飛行機+1泊で37,600円のプランを9月ごろから予約していました。
12/28に北海道に入って、1/2に東京に帰るという旅程なので、時期と人数(一人旅)からしてこの値段が限界。
久しぶりに羽田空港から北海道に行けるというのも、これはこれで嬉しかったのですが…。

最近になって北海道へ向かう夜行寝台「カシオペア」や「北斗星」の廃止が報道されました。
これまで何度と乗ってきた夜行寝台ですが、やはり完全に消えるとなるととても寂しくなり、
しかも乗るだけで1日掛かる夜行寝台に乗って旅が出来るほどの旅行は、
今となっては年末年始ぐらいしか、まともにゆっくり乗れる時間が取れないと思い、
今回はもし北斗星の予約が取れれば、寝台列車で北海道に行こうと決めました。

首都圏の駅では毎年、年末年始の列車の事前受付を実施しており、
乗車日の1ヶ月前の朝7時〜9時までの間に、みどりの窓口に行って申込書を提出すれば、
指定席発売の10時から受け付け順に指定席を発券しておいてもらえるという
勤め人にはとても便利なサービスがあります。

ここで重要なのは「受け付け順」。すぐに売り切れてしまう寝台列車の予約は、
まずその駅で早目に受け付けてもらわなければ、予約を取ることはできません。
大きな駅、小さな駅でその予約する端末(マルス)の数が違うので、
必ずしも1番でなくても良い駅もありますが、近所の府中本町駅にはその端末が
明らかに1台しかありません。なので、この駅で予約を取るには1番になることが必須。

というわけで、朝6時前に家を出て、6時10分ごろから並ぶことにしました。
誰か先客いるかな〜とドキドキしながら行きましたが、ラッキーなことに先客ゼロ。
自分が並んでから15分ぐらい後に2番目の人がやってきて、その後は続々と。。。
受付開始の7時には10人ほどが行列を作りました。自分は1番で受付をしてもらいました。
ただ、受け付けてもらった駅の人には「北斗星ですかぁ…瞬殺ですからねぇ」と
ちょっと自信なさげな声が返ってきて、かなり不安でした。

あとは10時00分00秒に端末を叩いてもらうだけ。こればかりは駅員さんの腕次第。
北斗星の一人用個室は30部屋ちょっとしかなく、一部は旅行会社で抑えている部屋もあるので、
1番に並んだからと言って誰しもが取れるというわけではありません。
ただ、今回は…無事に北斗星ソロ個室の寝台券が取れたという返事がありました。
事前受付で取ってもらった切符は、当日20時までに受け取らないと無効になってしまうので、
この日は仕事を早目に切り上げて府中本町駅に行き、駅員さんに大いに感謝しつつ
北斗星の切符を受け取りました。これで年末は北斗星で北海道。ますます楽しみになりました。


府中本町駅 みどりの窓口
朝5時に起きて6時10分からここに並びました。じーっと立っているのは寒くてつらかったですが、
一番に並ぶことができたので、ホッとしました。10分後に来た2番目の人の方が逆に精神的には辛いですね。



受付票
事前受付の用紙をもらいます。朝10時にならないと取れたかどうかは分かりません。
朝7時に窓口が開いた段階では、10人ほどが行列を作りました。



受付結果(武蔵溝ノ口のもの)
朝に受け付けた事前受付の結果は、みどりの窓口の前に貼り出されます。合格発表のような感覚^^;
府中本町駅に比べると、武蔵溝ノ口駅は大きな駅なので申し込む人もかなり多かったようですね。


念願の寝台券
事前受付で取れた寝台券は、当日の20時までに駅の窓口で受け取らなければキャンセルされます。
この日は残業を19時で切り上げて、ぎりぎりで切符を受け取りました。あとは天候次第だなぁ・・・。


2013年11月23日(土)
この週末は立川にある昭和記念公園に行ってきました。この日は快晴で、紅葉も見ごろとのこと。
イチョウ並木を見るために立川口ではなく西立川口から入りましたが、
入り口から真っ赤なモミジが迎えてくれました。東京もこの辺りは冷え込みが厳しいので色づきも良いですね。

イチョウ並木もきれいに色づいていました。先週の福島で見たものと比べると、少し黄色が薄いですが、
有名な神宮外苑のと比べると、こちらの方がかなり黄色いです。足元も黄色でイチョウのじゅうたんでした。
この日は気温も比較的高かったので、お弁当をあちこちで広げている人の姿が見られました。
自分たちは少し時間帯が早めだったので、早めに公園を出て、立川のデパートでトンカツを食べました(^^ゞ

東京はこれから冬というわけですが、紅葉が完全に終わるのは12月。で1月にはもう梅が咲くわけで、
本格的な冬というのは札幌や福島と比べると、とても短いんだなーと感じました。


昭和記念公園(西立川口)



昭和記念公園(西立川口)



運動広場のイチョウ並木



色づいたイチョウと爽やかな青空



今日はたくさんの来場者が黄葉を楽しんでいました



比較的暖かい日だったので、原っぱも人でいっぱいです



東京ではこの木々の豊かさはとても貴重です



カナール広場



午後になってもどんどん人が入ってきます


とても気持ち良い散策になりました

2013年11月17日(日)
福島帰省2日目。昨日は会津の方を回ったので、今日は福島市の方へと向かいました。

午前中は農産物直売所に行き、採りたてのりんごを食べ比べしました。
ソフトボールぐらいの大きなリンゴも1個100円以下。しかも蜜がたっぷり。
さすが果物の本場は違うなーと思いました。東京にもおみやげに2個購入。

午後はそのすぐ近くにある「あずま総合運動公園」へ行きました。
福島国体の時に整備された、めちゃくちゃ大きな公園です。
あとで調べたら総面積は98.2ha(東京ドーム21個分)あるそうです。
立川の昭和記念公園が148.7haなので、その7割弱の規模ということになりますが、
福島はそのままの自然がとても豊かな分、東京ほど公園の数は多くないので
とても目立つ存在です。そして、ここが福島市内屈指の紅葉スポットでもあります。

公園の一番奥にあるイチョウ並木はちょうど見ごろとなっていて、
青空とのコントラストが見事。東京で見るくすんだ黄色ではなく、鮮やかな黄色です。
夜にはライトアップもされているとのことで、今度は夜にも行きたくなりました。

紅葉も満喫して、今日はあとは新幹線の時間まで家に帰ってのんびりしようと思い
部屋できっぷを見ていたところ…とんでもない失態に気づくのでした。
「あれ?日付が昨日になっている…まさか(汗)」
今日11月17日に乗るとばかり思っていた新幹線のきっぷの日付は無情にもなんと昨日の11月16日。
JR東日本に問い合わせてみるも、すでに発車してしまった分の切符は払い戻しもないとのこと。
乗車券と自由席特急券を正規で買っていればそれぞれ翌日でも乗車できましたが、
35%割引のトクだ値ではそれは一切通用しません。
正規料金で買い直すほどの余裕もないので、帰りはしょんぼり乗車券だけ買って在来線で帰りました。
可哀想に思った両親が黒磯駅まで送ってくれたので、そこから3時間で府中まで帰ることができました。
今度きっぷを買うときはちゃんと日付を十分確かめてから発券しよう。そう強く思いました(^^ゞ

最後の新幹線きっぷ期限切れ事件は残念でしたが、今回の帰省は天気がとても良く、
紅葉も見ごろで、両親やじーちゃんばーちゃんの元気な顔も見ることができ、本当に楽しかったです。


雪を被った吾妻小富士



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園



あずま総合運動公園


2013年11月20日(水)
この週末は福島に帰省をしてきました。福島に帰るのは6月以来。6月はそのまま蔵王方面へと遊びに行ってしまったので、
実質、実家に泊まるというのはさらに久しぶりのことでした。

郡山駅まで父ちゃんと母ちゃんに迎えに来てもらい、車で大内宿へと向かいました。
高速道路を使わないルートで行ったので、途中はすごい山・山・山。福島は紅葉が真っ盛りでした。
大内宿には渋滞にも遭うことなく、お昼前には到着しました。
古い街並みはいつ訪れても感動します。家の軒先に座っているおばあちゃんも可愛い。
街を流れる清廉な水も心が洗われるよう。周囲を囲む山々も紅葉に染まり、本当にきれいでした。
今回は「山本屋」さんでそばを食べました。雰囲気分もありますが、かなりうまかったです。
最近は福島県の外から大内宿を訪れる観光客の数がどんどん増えているとのことで、
渋滞やそば屋での行列も風物詩のようになってしまいましたが、今日は全体的に空いていてよかったです(^^)

大内宿での散策と新そばを満喫したあとは、会津若松市内の紅葉を見物しました。
「御薬園」という薬草がメインの庭園があり、名前はすご〜く地味なこと極まりないのですが、
ここの紅葉はすごくきれいなので、自分のおすすめスポットでもあります。
真っ赤に染まるもみじの木は、絵の具で色を塗ったような鮮烈な赤。
今日は快晴だったので、その赤に真っ青な空が本当によく映えていました。

会津若松からは国道49号線を進み、猪苗代へ。
猪苗代湖のそばにある「TARO CAFE」に行ってみました。両親は2回目ですが、自分は初めての来店です。
周囲には民家も少なく、パチンコ屋の跡地なので、一見全くカフェには見えない外観なのですが、
知っている人は多いようで、すでに3組待ちの状態。30分ぐらい待ってようやく入ることができました。
案内してもらった窓際の席からは猪苗代湖が見えて、とても良い眺めでした。
眺めではなく、コーヒーやデザートもかなり本格的。これは人気が出るのも頷けます。
お店を出るころ(16時すぎ)になっても行列が止まないので、みんな遅い時間でも来るんだなーと思っていたら
外に出たときにちょうど夕日が沈むところでした。猪苗代湖の向こうに沈む夕日はとてもきれいで、
なるほどこれをカフェから見るために、みんなこの時間に並んでるんだなーと思いました。

この日の夜はじーちゃん、ばーちゃんの家で夕飯をご馳走になりました。
自分の自炊生活は、このばーちゃんの手料理からすべて思い出すように作っています。
ばーちゃんの作った煮物と自分が普段作る煮物を食べ比べると、やっぱり格が違うなーと思いました(^^ゞ
いつも孫の好きな料理を山ほど作って待っていてくれるじーちゃんとばーちゃん、
孫はこんなに情けない33歳になってしまったのに、いつも本当にありがとう。


やまびこ123号



E2系の広い窓



大内宿へ向かう道



大内宿



大内宿を流れる水路



大内宿の周囲は紅葉に



大内宿の見晴台から



なんぼがんめいからくってみっせ!



今回の食事処「山本屋」さん



天そばを食べました



御薬園



園内のもみじ


園内のもみじ



園内のもみじ



木々は冬囲いです



池ともみじ



池に沈むもみじ



かも



抹茶を頂くこともできます



昼の磐梯山



猪苗代町にあるTARO CAFE



TARO CAFEからの眺め(猪苗代湖)



焼きたてワッフルと淹れたてコーヒー



夕日を浴びる磐梯山



夕日に染まる猪苗代湖


じーちゃんばーちゃんちでのごちそう

2013年11月3日(日)
翌日は草軽交通のバスで軽井沢に向かいました。軽井沢はすでに長野県。
路線バスで県境を越えるものは珍しいですが、草津と軽井沢は50kmほどしか離れていないので、
一緒に観光する人も多く、るるぶ、まっぷるなどでもセットで扱われています。
軽井沢までの道中、紅葉見ごろの場所をまっすぐバスを乗り通してしまうのも勿体ないので、
途中下車して白糸の滝までのトレッキングを楽しみました。
山の紅葉はほとんど終わってしまっていましたが、自然の中を一人で歩くのは爽快でした。
白糸の滝に来るとすごい観光客の数に少しげんなり…。
ただ、紅葉は白糸の滝〜軽井沢の市街地の辺りの方が見ごろを迎えていて、
鮮烈な赤いカエデの葉がとても印象的でした。
先月の3連休に行った雲場池も赤や黄色に染まって、息を飲む程にきれいでした。
やっぱり紅葉は冷え込みが厳しい所ほど鮮やかなんだなーと思いました。

軽井沢では旧軽井沢銀座〜雲場池〜アウトレット〜星野温泉トンボの湯という
いつもの定番コースを廻ってきました。まぁ、99%がカップル、家族連れ、女子旅のどれが。
よく軽井沢は一人旅は絶対おすすめしないと言われますが、
確かに一人旅(特に男性)は皆無に等しいので、他の方にはおすすめしません(^^ゞ
自分にとっては好きなもの(買い物、自然、温泉)が集結してる上に、車がいらないので、
すごく好きな場所なんですけどね。。。

今回の旅は1泊2日でしたが、初日は強酸性の温泉を思う存分に満喫し、
2日目は草津と軽井沢の紅葉を堪能できた、とても充実した一人旅になりました。


早朝の温泉街
朝5時半。空がようやく少し白くなり始めたころ、温泉街では温泉饅頭を蒸す湯気が上がっていました。



早朝の湯畑
さすがに夜ほど人はいないですが、この時間でも写真撮影をしている人や足湯に浸かってる人がいました。



こんこんと
皆が寝ている時間もひたすら湧き続ける温泉。お湯の流れる音は心が癒されますね。



日本ロマンチック街道
ちょっと温泉街を離れて、道の駅まで片道15分ほどの散歩。紅葉は温泉街よりこの辺りの方が見事です。



道の駅 運動茶屋公園
いろいろな木々が赤や黄色に紅葉していて、とてもきれいでした。凛とした空気も気持ちよかったです。
木々の匂いや、風の音、肌で感じる空気の冷たさ・・・紅葉はやはり五感で感じるものだと思いました。



宿での朝食
1階のカフェにて700円でモーニング(ホットドック、サラダ、コーヒー(を頂きました。朝から営業してる店は
かなり少ないので、近所の宿に宿泊している人も次々訪れて、すぐに座席はいっぱいになりました。



草軽交通のバス
軽井沢まではバスで向かいます。昔は軽便鉄道で結ばれていたため、途中に北軽井沢の駅舎が
復元されて残っています。乗りたかったなー。ちなみに「北軽井沢」はまだ群馬県となっています。



浅間山
天気はあまりよくありませんでしたが、くっきりと見ることができました。見えてるバスは西武バス。
西武バスを見るようになると、軽井沢も近いんだなと思わせますね。



峰の茶屋
ここで途中下車。ここから白糸の滝まで少しトレッキングをすることにしました。
軽井沢駅までのバスの便は豊富にあり、体力に合わせてどこまで歩くか自由に決めることができます。



信濃路自然歩道
ここを起点(終点)に三笠ホテルまで続く遊歩道。峰の茶屋〜軽井沢間はひたすら下り坂となります。
軽井沢駅からバスでここまで上がり、徒歩で下っていくというのが黄金ルートのようです。



ふわふわ
紅葉はこの辺りはほぼ終わってました。足元はカラマツの葉でふわふわです。



カラマツの黄葉
他の木々と比べるとかなり遅くまで黄葉を楽しめるカラマツ。上から粉雪のように降ってきます。



抜かされ・・・
健脚な熟年夫婦に抜かれてしまいました。あっという間に見えなくなりました^^;



急な下り坂
白糸の滝の手前で転げ落ちそうなほどの階段に出会いました。転んだら終わり・・・という世界です。



白糸の滝
駐車場やバス停も整備された場所なので、観光客が多く、一気に俗世に来た感じがしました^^;



滝と紅葉
滝と紅葉というのはとてもよくマッチしますね。マイナスイオンをたっぷり吸って、この場を後にしました。



バスの車窓から
紅葉は白糸の滝より標高の低い場所の方が残っていました。白糸の滝から歩き始めればよかったかなー。



軽井沢市街地へ
街まで下りてきました。とはいえ、ここでも標高は約1,000mあります。街は赤や黄色に染まっていました。



レストラン
森に包まれたレストラン。夏の爽やかな時期もいいですが、この紅葉シーズンも格別の眺めですね。



別荘エリア
カラマツと落葉樹が入り混じり、大きなお屋敷が立ち並ぶ独特の雰囲気を感じるエリア。紅葉も見事です。



雲場池の入口
入口からしてこの先にはどんなきれいな景色が待ってるんだろうと期待させる木々の鮮やかさでした。



きれいな湧き水
雲場池の水は、ホテル鹿島の森の敷地内から湧き出しています。そこを流れる落ち葉がまたきれいです。



雲場池
先月来たときはまだ色づき始めでしたが、今回は最盛期。鮮やかな赤が印象的でした。



カフェ「POND」
その名の通り、雲場池に浮かぶように建つカフェ。少し肌寒い陽気でしたが、テラス席が人気でした。



雲場池
ぐるりと気軽に一周できる雲場池。駅からも15分ほどで訪れることができるので、人気のスポットです。



落葉樹と針葉樹
落葉樹の赤や黄色に混じって、針葉樹の緑が所々にあるのが、またいいアクセントになってます。



雲場池
対岸の紅葉もさることながら、頭上を覆う木々の紅葉も見事。まさにモミジのトンネルでした。


鮮烈な赤
厳しい冬を前に一瞬だけ見せてくれる、木々たちの美しい姿にはため息が出ました。

2013年11月2日(土)
3連休のうち、土・日の休みを利用して草津温泉&軽井沢に1泊2日の温泉旅行に出かけてきました。
行きは高崎線&吾妻線で長野原草津口駅まで行き、そこからバスで草津温泉へ。
帰りは軽井沢駅から長野新幹線で帰ってきました。

青春18きっぷシーズンではないので高崎線や吾妻線はガラガラでしたが、
草津温泉へ向かう路線バスは補助席までぎっしり埋まり、混雑で具合が悪くなるほど(^^ゞ
新宿から1時間半ほどで行けてしまう箱根に対して、草津は列車だと4時間以上かかります。
決して交通の便は良いとはいえない場所なのに、若い人もたくさんバスに乗っていて、
すごい集客力だな〜と思いました。

草津に着いたのが13時ごろだったので、湯畑で写真撮影したあとは、
トンカツ屋さんでトンカツを食べて、西の河原露天風呂で紅葉露天風呂を楽しんで、
早めに宿にチェックインしました。今夜の宿は「大日の湯 極楽館」さん。

草津温泉でも一番賑わう湯畑〜西の河原露天風呂を結ぶ、西の河原通り沿いにある宿で、
全5室の小さな宿。小さな宿というと、どうしても宿のご主人や女将さんとの距離が近すぎて、
あまり自分は得意ではないのですが、ここは程よくほったらかし。
素泊まりプランしかないのですが、1階で洒落たカフェも営業しているので、
接客もとてもよい感じ。チェックインしてすぐに人気の理由が分かりました。
お風呂は無料の貸切風呂が3つ。数ある草津の源泉の中でも最も肌触りが良いと言われる
「大日の湯」を引いているだけあって、長時間入っていてもピリピリしませんでした。
小さなお風呂ですが、貸切で使えるので、本当にのんびりと浸かることができました。

夜は湯畑にあるセブンイレブンで好きなものを買ってきて部屋で食べました。
電子レンジやポット、スプーンやコルク栓抜きまで置いてあって、食事には全く困りませんでした。
素泊まり客しかいないので、全員が外に食事に出るということを宿の方も知っていて、
コンビニ袋をふらふらさせながら宿に着いても、笑顔でおかえりなさいと言ってもらえるのが
ただただ嬉しく感じました。最近の宿泊客のニーズにうまく合わせているというか、
お客との距離の取り方がものすごく上手な宿だと思いました。
女将さんの話では、自分の様な最近は一人旅の方がかなり増えたとのことでした。
心置けない人と行く旅も楽しみを共感するという面ではもちろん楽しいですが、
ひたすら好き勝手に過ごせる一人旅もまた格別の良さがありますね。

この日の夜は湯畑周辺を散策&写真撮影をしました。
草津温泉に宿泊するのは初めてのことですが、こんなに湯畑の周りのライトアップがきれいだとは
全然予想していなくて、しばし湯けむりのライトアップに見とれてしまいました。。。


高崎線グリーン車
今日は1階席へ。レールがかなり至近に見え、2階に比べるとスピード感があります。
また親子連れや観光客はたいてい2階に行くので、圧倒的に静かです。



ホーム停車中
2階建て新幹線同様、1階席はホームの下になるため、駅に着くと眺めはこんな感じ・・・^^;
ただ、新幹線と違って防音壁がないので、駅以外は外の景色は通常とほぼ変わらず、よく見えます。



115系
高崎からは3両編成のこれ。少し前までは高崎線でも主力だったのに、世代交代は早いですね。



農作業休憩中
ボックス席の列車に揺られながら日常とは違う風景を見ます。上を走るのは上越新幹線です。



吾妻渓谷
長野原草津口駅が近づいてくると、山が迫り、渓谷沿いを走ります。橋が高〜い!



長野原草津口駅
この列車の終点。下車したのは写真の通り、ほとんどが若い人。外はひんやりした空気に包まれました。



JRバス
草津温泉には鉄道がないので、列車で来ても最終的にはバスで向かわなくてはいけません。
このバスがまた大変な混み様。窓際だったからよかったけど、補助席だと悲惨だったかも・・・。



草津温泉バスターミナル
長野原草津口駅から草津温泉まではバスで25分です。500mぐらい山を登ってくるので
空気はさらにひんやりします。とても鮮やかに紅葉したもみじが迎えてくれました。



湯畑
ここに来ると「あー、草津に来たー!」って思いますね。この匂い、この賑わい。これぞ温泉!って感じです。



標高1,156m
草津の温泉街は標高1,156mという非常に高い場所にあります。一般的な居住地としては日本一の高さらしいです。



湯畑を流れる温泉
ひたすらに流れる硫黄の温泉。この木枠を流れることで、効能ある湯の花が採取できます。



勢いよく
湯畑を流れた温泉は勢いよく流れ落ちます。草津の温泉パワーを感じる瞬間です。



とん香
地元の美味しいトンカツ屋さん。衣が非常に薄く、肉が極厚でものすごくジューシーでした。



奈良屋
西の河原通り沿いにある風情ある旅館です。手前の紅葉と相まって、とても絵になる風景でした。



西の河原通り
湯畑から延びる草津一の温泉街。温泉街でこれだけ人が多いのは、東日本以北では箱根とここぐらい。
しかも草津はこれだけ交通が不便な場所にありながら、これだけの人が来るのだからすごいなと思います。



長寿店
すっかり草津名物の一つ、長寿店の温泉まんじゅう試食攻撃。すかさず湯のみに入ったお茶も渡されるので
湯のみを返却するために店に戻らなくてはならず、そのまま買うお客さん多数。自分は饅頭だけ手に取りました^^;



西の河原公園
温泉が至る所から湧き出して、そのまま池や川になっているという公園です。湯量がすごいなー。



西の河原大露天風呂
西の河原公園の奥にある、日本でも有数の巨大な露天風呂です。本当に露天風呂しかないですが、
500円(割引券も温泉街に多数あり)と、とても安価で草津の名湯と周囲の自然を堪能できます。



中はこんな感じ
西の河原露天風呂の中はこんな感じです。あまりのスケールに、初めて行くとかなり驚きます。



片岡鶴太郎美術館
美術館前のもみじがとてもきれいに紅葉していたので、思わず1枚撮りました。



極楽館
今回宿泊した宿です。1階がカフェ(写真に写ってるのがご主人)、客室はすべて3階にあります。
まさに温泉街のド真ん中にあり、草津温泉の情緒を感じるにはもってこいの場所でした。



客室
1人では十分すぎる広さです。トイレや洗面所も完備されていて、好感が持てます。
温泉宿で、1人で泊まれて、トイレ付で、和室で、1万円以下。。。というととても希少価値が高いです。



共用スペース
一人旅や宿泊費を抑えたい人のための道具がいろいろ揃っていました。清潔感もあっていい感じです。



一坪の湯
貸切風呂の中でも一番小さいお風呂。贅沢に温泉が掛け流されています。窓を開ければ半露天です。



部屋からの眺め
絶景・・・というわけではないですが、窓を開ければすぐに温泉街の賑わいを感じることができます。



夜の湯畑
ライトアップされた湯畑に感動しました。そしてこの時間なのに、外はすごい人の数なのにも驚きました。



湯けむり
ライトアップされた湯畑から立ち上がる湯けむりはオーロラのよう。この時間はすっかりデートスポットです。



御座の湯と光泉寺
共同浴場「白旗の湯」に隣接して建設された「御座の湯」(右)と、光泉寺(左)。ライトアップが見事です。



キャンドル点火中
光泉寺の階段には温泉街の人たちの手によって、一つ一つキャンドルの灯りがつけられていきます。



キャンドルナイト
お寺の階段もキャンドルの灯りですっかり様変わり。写真撮影の行列ができていたので、自分は脇から・・・^^;



「御座の湯」の休憩所から
18時以降は2階の休憩所が無料開放されるので、そこから湯畑周辺を一望することができました。



湯畑と温泉街
もうもうと立ち込める湯気は硫黄の香りたっぷり。風向きによっては時々何も見えなくなるときもありました。



温泉パワー
昼とはまた違う趣がある夜の湯畑。ひたすら流れ落ちる温泉は地球の息遣いを感じます。



西の河原通り
温泉街から湯畑に次々と人が流れていきます。この活気あふれる温泉街、なかなか気に入りました。



最後に1枚
宿に戻る前にパチリ。夜の草津温泉は想像以上に幻想的で、また来たいと思わせる力がありました。


部屋での夕食
コンビニなのでいくら買っても1,000円程度。宿で夕食を取ることを考えれば雲泥の差。なので財布も解放^^;

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