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2013年12月28日(土)
昨日で無事、仕事納めとなり、今年も残りわずかとなりました。
この2013年は、自分にとって大人になってから一番穏やかな気持ちで過ごせた1年でした。

昨年(2012年)は、札幌から東京に戻ってきて、人生のやり直しを始めた年でしたが、
今年はその東京での生活にも慣れ、少しだけその生活を楽しむ時間ができた1年でした。

今思えば、東京に戻ってきて(戻らせてもらって)、本当に良かったと思います。
札幌での6年間、特に後半は自分でも目を覆いたくなるほど症状が酷かったのを覚えています。
数えきれないほどの人を傷つけ、そんな自分自身への自己嫌悪も強烈で、
やることすべてが悪循環で、それはもう何かに憑りつかれていたような感じでした。

元々、東京での生活に疲れたと言って始めた札幌での生活。
それは何かを札幌で始めようというものとは程遠く、逃げから始めた生活でした。
当然、技術もないまま移住したので仕事もなく、偶然見つけた派遣の仕事で凌いでみるも
契約は短期間で終わってしまい、収入も不安定。よくよく考えれば(考えなくても分かるけど)、
実家があるわけでもない札幌で、派遣で食い繋いでいこうなんてあまりに危険な考えで、
それを元々不安定な体調で行くのだから、病気が良くなるわけがなかったんですね。。。

こんな酷かった症状の自分でも、両親や当時の相方は普通に接してくれていました。
父なんて当時、公務員の仕事を辞めてまで、札幌まで移り住んできてくれたのです。
自分が思い出せないほど、その症状はきっと末期的だったんだろうなぁと察しがつきます。
今は自分より時給の安いバイト生活。本当に申し訳なすぎて、涙が出てきてしまいます。

うつ病から復帰するというのは、こういう感覚なんだと思いました。
病気でない「落ち込み」や「不安」は病気を経験した後だとものすごく軽く感じました。
こういう日が来るとは、病気の時は全く思えなかったものです。

自分がこうして元気になることができたこと、それはすべて周りの人たちのおかげ。
この1年間はその幸せをかみしめた年でした。
本当に長い間、見守ってくれて助けてくれてありがとうございました。
来年からは少しずつ自分が今度はその恩返しをしなくてはと思っています。
自分自身にとっても、そしてお世話になったすべての方々にとって、
穏やかな年越し、そして新年を迎えられるよう、心からお祈りしています。
本当に1年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。

2013年12月23日(月)
府中には有名な「東京競馬場」がありますが、中に入ったことはほとんどなく
入っても花火大会など競馬と関係のないイベントの時だけでした。

ここのところ、毎年買っている「有馬記念」。
昨年はちょうど札幌に旅行に行っていたので札幌で買いましたが、
今回は府中にいたので、せっかくならと東京競馬場で購入しました。

有馬記念はちょうど会津に旅行に行った日の22日だったので、
前日販売の21日に購入しておきました。
1年に1回しかやらないギャンブルですが…当たりました(^^)

今回はわりと予想がつく順当な着順だったので、
あまり増えませんでしたが、やはりこのドキドキ感はたまりません。
ハマってしまわないように気を付けないと…。

外れたら北海道旅行も節約しながら行かなくちゃなぁと思ってましたが
当たったので予定通りいろいろ美味しいものを食べられそうです。


有馬記念
「6」が来なければ終了でしたが、結果は圧勝。この当てた感じが嬉しいんですよ!

2013年12月22日(日)
3連休の真ん中の休みを利用して、友人と青春18きっぷで喜多方まで行ってきました。

黒磯までは先週の那須旅行の時と同様、雪は積もっていませんでしたが、
そこから先へ乗り継いでいくと、福島県との県境付近から雪が線路沿いに積もりはじめ、
白河付近では一面真っ白となりました。須賀川あたりから雪は消え、郡山は積雪ゼロ。
郡山では快速「あいづライナー」に初乗車。元・スペーシアきぬがわで使用されていた、
特急車両なので一般の普通列車に比べると、かなり快適でした。
座席はシートピッチが広くなるよう改造されているのですが、窓枠はそのままなので、
窓と座席がうまく合っていない場所も多く、今回は事前に入念に調べて指定席を取りました。

「あいづライナー」で郡山を出発すると、あっという間に景色が移り変わり、
最初の停車駅である磐梯熱海まではわずか15分足らずなのに、一気に雪景色となりました。
その先は会津地方へと入るのでさらに雪が増え、一面の銀世界となりました。
猪苗代湖のそばを通って、会津盆地の坂を大きくカーブしながら下り、会津若松に到着。
会津若松でほとんどの乗客が降りてしまいましたが、この列車は期間限定で喜多方まで運転。
そのまま喜多方まで乗り通し、喜多方でラーメンを食べました。
喜多方は大変な吹雪でした。湿った雪なので、身体中びしょびしょ。
道路も北海道の様なロードヒーティングではなく、水が噴き出しているタイプなので
足元もぐしょぐしょになりました。けど、ラーメンは美味しかったです。

その後、会津若松まで戻り、市内循環バス「あかべぇ」で東山温泉「原瀧」へ。
その名の通り、滝を望む絶景の露天風呂があり、初めての来訪でしたがとても良かったです。
お湯も源泉かけ流しで肌がしっとり。建物はかなり年季が入っている印象でしたが、
日帰り入浴でも「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えていただき、
建物の中ではすれ違うたびに「ごゆっくりどうぞ」とみんなが言ってくれるのが
本当に気持ちよく感じました。当たり前のようで、なかなかこういう宿はないですね。
今度はぜひ宿泊で訪れてみたいなと思った宿でした。

ラーメンを食べ、温泉にも浸かり、あとは帰宅するのみ。
郡山駅前の食堂でかつ丼とレバニラ炒めを腹いっぱい食べて、体力を付け、
黒磯・宇都宮・浦和・南浦和で乗り換えて、府中まで帰ってきました。
5時半に自宅を出発して、帰ってきたのは翌0時20分。完全に疲労困憊(汗)。
確かに交通費は2,300円と激安だったけど、欲張りすぎたかなぁ(^^ゞ


与野本町駅辺りからは朝焼けがきれいに見えました。



利根川を渡ります。この辺りは快晴だけど、遠くの山は雪雲で覆われてます。



黒磯駅からは交流区間。701系4両の前にE721系が2両連結されていました。



福島県内に入ると雪化粧。関東と東北はやっぱり違うなーと思わせる空の色です。



磐越西線に入ると雪はさらに深くなり、ここまで来るといよいよ「雪国」の車窓となります。



磐梯山は山頂付近を雪雲で覆われていました。スキー場はよく見えていました。



快速「あいづライナー」で郡山から会津若松までは約1時間。この連休は喜多方まで延長運転してます。



元々特急で使われていた車両なのでシートは豪華です。ただ、窓枠と席が全く合ってない場所も多数。



蔵の街「喜多方」を象徴する駅舎です。ここから先は新潟県新津駅まで非電化区間となります。



食堂「なまえ」で手打ちチャーシューメンを頂きました。このシンプルな味がやっぱり一番美味しいんだよなぁ。



喜多方を出るころには吹雪模様となりました。東京では考えられない雪の降り方でした。



喜多方から15分ほどで会津若松駅に到着します。こちらは雪も少なく穏やかな天気です。



循環バス「あかべぇ」で東山温泉「原瀧」さんへ。滝を望む絶景雪見露天風呂が堪能できました。



郡山駅前はイルミネーションがきれいでした。郡山の辺りだけは雪がまったくありませんでした。



三松食堂
駅前の大衆食堂です。今日の夕食はここでいただくことにしました。


レバニラ(写真)のほかに、煮込みカツ丼も食べたのですが、量が多くて最後はしんどかったです^^;
友人曰く、福島の(あまり食べ慣れない)味だとのことでしたが、自分は福島の人間だから美味しかったです。

2013年12月20日(金)
JR各社から3月のダイヤ改正の内容が発表になりました。

通勤に関係するところとしては、
普段、通勤で利用していた列車の始発駅が稲城長沼から西国立になり、
府中からでは途中で乗り換えて座っていくことが不可能となりました。
ただ、自分の乗っていた電車だけ妙にガラガラで、
その前後が激混みというバランスの悪い時間帯だったので、
仕方ないのかなぁという感じです。

旅行で関係するところとしては、
新青森ゆきの新幹線はすべて「はやぶさ」になり、
秋田ゆきの新幹線は現状のE3系「こまち」を廃止したうえで、
E6系「スーパーこまち」を「こまち」にすることが決まりました。
「はやぶさ」「スーパーこまち」は他の新幹線より特急料金が高いので、
新青森に行くのに「はやて」は使えなくなり、実質値上げとなります。
新生「こまち」も恐らく「スーパーこまち」料金なんでしょうね。
飛行機で行く札幌は安くなり、青森や秋田はどんどん高くなりますね。。。

特急「草津」の車両は、元・「スーパーひたち」で使用していた
車両になるようです。今の「草津」はかなりひどい車両を使ってるので
これで座席のグレードとスピードかなりアップしそう。

寝台特急「あけぼの」の廃止も正式に発表されました。今後も臨時としては運行されるとのこと。
北斗星やカシオペアと比べると、食堂車などもない純粋な夜行列車という感じなので、
鉄道好き以外の利用客はもう見込めないんでしょうね。
一度乗ってみたいですが、北斗星に乗る直後なので、金銭的に難しそうです。

ちなみにJR北海道では、今回も減速対象の列車が増え、
特に利便性がアップする内容はほとんど見られませんでした。


E2系
長く東北新幹線の主力でしたが、現在は新青森までは一本も行かない車両です。
「はやて」も減る傾向なので、いよいよ「やまびこ」での運用がメインとなってくるんでしょうね。

2013年12月19日(木)
「エアアジア・ジャパン」から生まれ変わった「バニラエア」。
成田−新千歳間の運行は来年の2014年1月29日からとなっています。

そのセールが今日から始まりました。
セール運賃の名前は「わくわくバニラ」というらしいです。
変更も払い戻しもできない運賃となりますが、片道3,000円です。
先月片道1,000円のセールをやった時は参戦しませんでしたが、
今回はちょうど会社の昼休みだったので、アクセスしてみたら
週末の便も対象になっていたので思わず予約してしまいました(^^ゞ

座席指定料と予約手数料を入れて往復7,000円。
週末の運賃としては考えられないぐらい安いですが、
さすがに5円セールのように「当日乗れなくても少額だし、とりあえず買っておこう」的な人が
大量参戦してこないので、回線の混雑がなく、かなりゆっくり予約しても取れました。

年末年始にも行くのに、また予約してしまった。。。
けど、成田までの交通費を入れてもなお、往復で1万円以下。
北斗星など、鉄道を使用しての北海道往復が4万5千円するのを考えると、
そりゃ、鉄道好き以外は普通に飛行機選ぶよなぁという時代になりましたね。


わくわくバニラ発売中
現在も発売されています。週末の良い時間帯以外であれば、けっこうまだ空いています。
3,000円ぐらいの極端でないセール価格の方が、素人の自分には取りやすくてありがたいです。

2013年12月14日(土) 晴れ
今日は青春18きっぷを使って、友達と一緒に那須湯本温泉に行ってきました。

東京の天気は文句なしの快晴で絶好の旅日和。
府中本町から南浦和、浦和、宇都宮で3回乗り換えれば、もう那須の玄関口、黒磯駅に到着です。

黒磯駅は先日福島に帰省した時も、両親にここまで送ってもらうなど(理由はさておき…^^;)
もうかなり福島県に近い駅で、18きっぷで帰省するときには黒磯駅で必ず乗り換えが発生するので、
とてもなじみ深い駅の一つですが、駅からバスに乗ったことはありませんでした。

東野(とうや)交通という会社のバスに揺られて、那須湯本を目指しました。
途中は那須街道沿いに数多くの洒落た店が立ち並ぶ、いかにも避暑地らしい車窓が続きますが、
後半は急に坂道が急になり、民宿や旅館などが現れるようになります。
バスの中まで硫黄の香りが漂うようになってくると、間もなく終点の那須湯本バス停に到着。

黒磯駅まで全くなかった雪でしたが、標高800mを超える那須湯本は積雪5cmぐらいでした。
今シーズン初めて見る雪に思わず興奮。雪化粧した殺生石の周りを散歩して、
バス停近くの食堂でラーメンを食べました。こういう素朴なお店の素朴な味っていいなぁ。

そして目的の温泉へ。那須湯本温泉というと「鹿の湯」が最も有名ですが、
有名なだけあって常に混雑しており、入浴ルールもけっこう厳しいようなので、
その源泉を使用している温泉宿「松川屋那須高原ホテル」の日帰り入浴を利用しました。
入浴料1,500円とかなり高いですが、高いだけあって人はまばら。
そして那須湯本温泉随一と言われる露天風呂からの眺望は関東平野を見下ろす絶景。
泉質は乳白色の硫黄泉でもちろん源泉かけ流し。加水も加温も何もしていないそうです。
時折、雪が舞う中で入る硫黄の温泉はまさに贅沢の極み。気持ち良すぎて1時間も入ってました。
脱衣所に時計を見に行ったら、バスの時刻が迫っていて急いで着替えてバス停に向かいました。
温泉って意外と時間が経つのが遅いものですが、今日は予想以上に早かったです(^^ゞ

最後は宇都宮の「来らっせ」で餃子をたらふく食べて帰宅しました。
これで電車代は2,300円。18きっぷでの旅行を満喫できた1日でした。


宇都宮線の車窓
東京は雲一つない快晴でしたが、北上するにつれて少しずつ雲が出てきました。
遠くの山は雪雲に隠れて見えない場所もありました。山の向こうはすごい雪なんだろうなぁ。



黒磯駅
高架を走るのは新幹線。勢いよく通過してきます。首都圏エリア最北となる駅であり、
有名な那須高原へのアクセスはこの駅が最寄りとなります(那須塩原駅からのバスも黒磯を通る)。



那須湯本ゆきバス
那須塩原駅から来たバスですが、乗客は自分たちも入れてわずか6人。
確かに那須は同じ避暑地である軽井沢と比べると車移動が必須の場所が多いので、観光には不便ですね。



那須湯本
黒磯駅から35分で到着します。那須のメイン通りを行くので夏は渋滞して混みそうですが、
さすがにこの時期はガラガラです。終点まで乗車したのは自分たち2人だけでした。



殺生石
一面の雪景色です。5cmぐらい積もっていて、踏むとキュッキュと鳴るサラサラの雪でした。
遠くに見える海のような景色は日本最大の平野である関東平野。ここがその端であることが分かります。



お地蔵さん
たくさん立ってました。みんな手を合わせて同じ方向を向いていました。
雪を被って寒そう。この殺生石周辺にはいろいろな言い伝えがあるようです。



食堂
バス停の近くにあったので入ってみることに。窓が大きくて、とても眺めがよかったです。



チャーシューメン
素朴な正統派しょうゆラーメンでした。予想以上に美味しい。そして店のおじさんの優しさも心温まりました。



松川屋那須高原ホテル
那須湯本温泉の中でもひときわ高い場所にあります。宿の前の道路、すっかり圧雪アイスバーンです。。。



鹿の湯源泉
有名な鹿の湯の源泉を引いています。日帰り入浴1,500円はかなり高いですが、その分空いています。



那須の湯
一応日帰り入浴は14時からですが、14時に行ってもすでに上がっている人がいたので、
けっこうアバウトみたいです^^; のれんをくぐると一層硫黄の香りが漂ってきます。



こんな眺め
休憩所から撮影したものですが、露天風呂からもだいたい同じような眺めです。
正面に関東平野が見え、周囲は自然豊かな山々に囲まれています。雪見露天風呂は最高でした。



帰りのバス
長湯しすぎてけっこうぎりぎりでした。とはいえ、バスの便は比較的多いので、遅れても大丈夫。



那須街道
松林が続くいかにも那須らしい道です。ここまで下りてくるともう雪もまったくありません。



205系
黒磯−宇都宮間は現在は205系が主力となっています。通勤で使ってるのと同じ車両なので、
なんだかわくわくしないです^^; 同じロングシートなら211系の方がまだマシだよなぁと思います。



車内の様子
恐らく京葉線から流用したと思われるシート。車内広告が往復ともこの区間は1枚もありませんでした。
福島や北海道でもこれほど広告がない車両は珍しいです。代わりに風景写真が何枚か貼ってありました。



夕焼け
宇都宮が近づくに連れ、南西の空は赤く染まってきました。明日も晴れそうです。
この夕暮れ時の少し疲れた感じの漂う列車内の雰囲気も、個人的には結構好きです。


宇都宮「来らっせ」
手前から「めんめん」「みんみん」「さつき」の焼餃子。「来らっせ」では有名店の食べ比べができます。
焼きたての餃子はやっぱりうまい!店によって少しずつ味が異なるのも面白かったです。

2013年12月12日(木)
北海道へ行くためのきっぷとして「札幌フリー乗車券」を購入しました。
このきっぷ、首都圏では販売されておらず、仙台エリア以北しか購入できないものです。

本来、北斗星で上野と札幌を往復すると、往復割引が効いても51,820円です。
これではあまりに高すぎる。。。ということで、
わざわざ仙台の近畿日本ツーリストに電話して、きっぷの取り寄せを行いました。
これで、仙台から札幌までの往復の乗車券(+フリーエリア乗り放題)が13,500円となります。

このきっぷのお得なポイントは東北新幹線経由だけでなく、
IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道経由(北斗星が通るルート)も選べるのがミソ。
仙台から札幌は北斗星のルートで乗ると、片道だけで14,210円になってしまうので、
すでに片道だけでも得なのに、往復できてしまうのだから、かなり割安です。

この仙台発着の「札幌フリー乗車券」に、府中本町〜仙台市内の往復乗車券を追加購入し、
往復の料金は43,540円(+きっぷの送料630円)まで下げることができました。
これでもなお飛行機より遥かに高いんだから、そりゃ繁忙期以外は乗らないよなぁ。。。


札幌フリー乗車券
フリーエリアは札幌−ニセコと狭いですが、往復とも北斗星を利用するには最適のきっぷです。
上野からでも仙台からでも、寝台料金・特急料金は変わらないので、東京〜仙台の乗車券だけ別途購入します。

2013年12月10日(火)
青春18きっぷを購入しました。普段、金券ショップで購入したり、
友人から1回分だけ購入したりすることが多いので、こうして新規で購入するのは久しぶりです。

年末年始は使用しないので、今週末と来週末に3回分使用する予定です。
青春18きっぷは中途半端な5回(日)分がセットになっているので、
有効期間内に使い切れない人が多く、多少割高でも使用する日数分だけ購入したいというニーズがあり、
年内であれば、残り2回分は定価分(4,600円)以上の値段でオークションで売ることができます。

こうしてきっぷを手にすると、あぁあちこち各駅停車の旅もまた行きたいなぁと思いました。
昨年の年末年始は、この青春18きっぷで横手や新潟に行きました。もうあれから1年かぁ。


青春18きっぷ
冬の利用期間が最も短く、今日からわずか1ヶ月しかありません。
今年はこのきっぷを利用して、那須と会津若松・喜多方に行く予定をしています。

2013年12月8日(日) 晴れ
天気予報を見ていると、全国の中で東京と沖縄だけ暖かいということが最近よくあります。

東京の海沿いは確かに暖かいです。まだ霜すら降りていないレベル。
ただ、うちのあたり(多摩地方)は、すでに霜どころか氷も張る寒さとなっています。

ちょっと最近の最低気温をデータに集めてみました。
東京(大手町)、府中、札幌、郡山(実家の近く)を比較すると、
府中は明らかに東京チームではなく、北日本グループの冷え込みとなってます(^^ゞ
わずか30kmほどしか離れていないのに、この気温差はすごいですね。

2013年12月7日(土) 晴れ
今日は相模原市の藤野にある温泉、「やまなみの湯」へ行ってきました。
温泉は東京には実はとても多くあるのですが、どこも混みすぎていて最近嫌気がしていました。。。

相模原市…といっても、もともと津久井郡藤野町だった場所なので、相模大野や橋本の街とは縁遠く、
東京都と山梨県に挟まれた、とても自然豊かな場所にあります。

府中からは京王線で高尾まで行き、そこからボックスシートの小淵沢ゆきに乗り換えて10分ちょっと。
京王線の土休日券を金券ショップで購入しておけば、わずか450円で藤野駅に到着です。
ここからバスに乗り換えて、15分ぐらいで「藤野やまなみの湯」に到着しました。
バスに乗っていたのは地元の人が他に2人乗っていただけで、温泉で降りたのは自分だけでした。

元々は中学校があった場所に建てられた温泉施設だそうで、
周囲に比べると高い場所にあるので、とても見晴らしがよく、
露天風呂からはその名の通り、周囲の「やまなみ」がよく見えて、爽快な気分でした。

泉質も、源泉かけ流しかつ周囲の温泉では最も成分が濃いそうで、
無色透明な温泉ながら、アトピーの自分でも湯上りがしっとりして、強い効果を感じました。
そしてなにより良かったのはやはり周囲の環境。山を眺めながら、温泉にゆっくり入るというのは
まさに「非日常」そのもの。身体の表面だけではなく、心の底からリラックスできました。

休憩所も北海道でよくあったような、テレビを見ながら自由にごろごろできるタイプ。
都内でも休憩所が充実した施設はたくさんありますが、この雰囲気はやはり地方ならでは。
自宅から1,000円掛からずにこのような場所に行けるというのは、本当に貴重な体験でした。
日記には書いていませんでしたが、先週も隣の上野原にある「秋山温泉」に行っています。
これから中央本線の温泉めぐりにハマってしまいそうです(^^ゞ


高尾駅
JR中央線としては東京最西端の駅。その奥は一気に山となるのが分かります。
左上に見える高架線が高尾山口駅まで延びる京王線。府中からはここで中央線に乗り換えます。



小淵沢ゆき
高尾から先は115系のボックスシートが並ぶ車両がメイン。一気に旅の気分が高まりますよね。
勝沼ぶどう郷へワインを飲みに向かうらしい女子3人組と相席。ボックスシートはやはり楽しいようでした。



藤野駅の跨線橋から
高尾から先は、普通列車と特急列車の本数がほぼ同じで30分間隔ぐらいで走っています。
特急スーパーあずさが高速で通過していきました。すぐそばに山が迫っているのが分かります。



藤野駅
合併してここも相模原市となりました。が、街の人が買い物に出るのは八王子とかが多そうですね。
神奈中バスが停まっていることで辛うじて「ああ、山梨じゃなくて神奈川なんだなぁ」と分かります。



バスの車内
地元の方が2人。他に乗客はおらず、このまま発車となりました。
さすが神奈川県のバスというだけあって、Suica/Pasmoにもしっかり対応しています。



相模川
この辺りは川というより湖のような感じで、ほとんど流れている様子がありません。
藤野、上野原、四方津・・・と、この川が作り出す河岸段丘の地形が顕著に出ています。



バスで温泉へ
坂を上ったり下ったり、その間に集落があったりして、なかなか忙しい車窓です。



藤野やまなみ温泉
10分ほどで到着しました。建物の形が羽を広げたみたいで、変わっていますね。



ロビー
天井が高くて、土産物や特産物などが売られています。この雰囲気がいいんだよな〜^^



やまなみ食堂
水やお茶は自由に飲んで寛ぐことができます。このユルい雰囲気も都内ではなかなかないです。



かつ丼
腹が減っていたので思わず注文してしまいました(^^ゞ 久しぶりに食べたので美味しい〜。



周囲の山並み
さすが元・中学校だっただけあって、一番高い場所に立っていて、周囲は低くなっています。



バスの時刻表
バスはこの辺りの雰囲気からすると、かなり頻繁に走っています。
バスで訪れても全く不自由ないレベルです。登山客も多く利用しているようですね。


藤野駅隣接
藤野駅まで戻ってきました。駅に隣接して観光案内所兼土産物店のようなものがありました。
列車が割と頻繁に来るので、飲食店よりはこういうすぐに買えるものの方が喜ばれるんでしょうね。

2013年12月6日(金) 晴れ
いよいよ今年も12月になりました。年末の旅行のきっぷを実際に手配したり、
忘年会シーズンで賑わう金曜の夜の街を眺めたりしていると、もう年末だな〜と思います。

北斗星のきっぷは帰りも無事に1番目に窓口に並ぶことができたので、
往復とも北斗星で行くことができるという、とても贅沢な旅程となりました。
北斗星で北海道へ向かう運賃は年々高くなり、現在は上野〜札幌まで乗車すると、
自分が乗車する予定のソロも含まれる、「B寝台」を利用しても27,170円です。

昔、上野から青森までぜ〜んぶ東北本線だったことは、片道の運賃が22,700円でした。
それが東北新幹線が八戸へ延び、さらに新青森まで延びたことによって、
盛岡〜青森間が第三セクター線となったため、そこを通過する運賃が別に必要になり、
5,000円近くの大幅な値上げとなりました。

さらに昔は北斗星を利用するためのお得なきっぷも発売されていました。
北斗星での往復+北海道内の特急指定席5日間乗り放題で35,700円(夏は45,800円)という
破格の値段で発売されていた「ぐるり北海道フリーきっぷ」。これも廃止されました。

今年は年末年始に「ふるさと行きの乗車券」も発売されないので、
東京発では本当にお得なきっぷが皆無の状態になり、
いよいよ北斗星での旅も、金銭的にも非常に贅沢なものとなってしまいました。
飛行機なら片道1時間半、値段も5,000円ほどで行けるようになった北海道。
寝台列車はこの年末年始の売れ行きを見る限りでは、とても需要が高いと思うのですが、
九州の「ななつぼし」のように数十万円という値段じゃないと、
もう新しい車両を作って、今後も運行していくほどの利益はないんでしょうね。

今回の年末年始で、北斗星への乗車は最後になってしまう…かもしれないですね。

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