モエレ沼公園は、2005年7月に完成した広大な埋立地を利用した都市公園です。
彫刻家であるイサム・ノグチ氏が設計したデザイン性あふれる公園で、至るところに芸術家らしい点が見られます。
中央にある「海の噴水」ショーが有名で、40分間に渡る噴水のショーはそのスケールと美しさで人気があります。
夜は噴水のショーがライトアップされるので、ぜひ夜にも訪れてみたい公園です。
モエレ沼公園 入口
 当時ゴミの埋立地だったモエレ沼を利用して作られた公園は、実に270万トンの廃棄物が埋め立てられています。
モエレ山
標高62.4m。山のない平坦な東区では、最高地点となっており、国土地理院の山としても正式に登録されています。
モエレ山登山
基本的にはどこを登ってもOKなのですが、一応階段があったので階段を登ってみました。最初はゆるやか。
モエレ山 登山中
次第に勾配が急になってきました。この日は気温30℃で、登れば登るほど汗が噴き出してきます。
モエレ山 山頂より
札幌の市街地とそれを包み込むように広がる山々がきれいに見渡せます。夕日が沈む瞬間はさらに素晴らしいとか。
つどーむと丘珠空港
札幌にあるもう一つのドーム「つどーむ」と、その手前に滑走路が延びる丘珠空港。主に道内発着便が飛んでいます。
モエレ山頂より眺めるモエレ沼
公園を包み込むように広がるモエレ沼。その背後には広大な石狩平野が広がっています。
下山
帰りは階段ではなく、けもの道を降りてきました。
芝生の広場
すごく広いけど暑いのでほとんど人がいません・・・^_^; もう少し涼しくなれば、格好の運動広場となることでしょう。
ミュージックシェル
卵が2つに割れたような形をした建物で、コンサート出演者のための控え室とトイレが入っています。
テトラマウンド
直径2mの太い柱が高さ13mの三角錐を作っています。背後には高さ30mのプレイマウンテンがそびえ立ちます。
プレイマウンテン
高さ30m。モエレ山と並んで公園の重要なシンボルとなっている山。見る方向によっていろんな表情を見せてくれます。
プレイマウンテン
ちょっと移動すると、こんな感じ。何もない風景は、さすが元は埋立地という感じです。
プレイマウンテン 登山道
モエレ山に比べると、かなり緩やかな勾配で上まで登ることができます。
貴重な木陰
モエレ沼公園には極めて木陰が少ないと感じました。それだけスケールを感じられますが、夏は正直暑いです。
広ーい園内
芝生の広場が大半を占めていて、道路は申し訳なさげに延びている程度。みんな芝生の上を歩いています。
ガラスのピラミッド「HIDAMARI」
レストランやショップ、イベントホールなどがあり、公園の中心となる建物です。夏は雪冷房システムが働いています。
イベントホール
ちょうどミニコンサートが開催中でした。雪の冷房システムにより中はとても涼しく快適です。
モエレビーチ
夏は子どもたちの格好の遊び場です。とっても浅く、優しい波が打ち寄せていて、安心して水遊びが楽しめます。
−モエレ沼公園− 公式ホームページ
※アクセス
札幌都心からは、バスセンター地下乗り場から「東6 札苗線」で35分。JR苗穂駅を経由します。(夏季の土日祝のみ)
その他、地下鉄麻生駅・北34条駅・栄町駅・新道東駅・環状通東駅からバスが出ています。
バスセンターからは片道230円、その他の駅からは片道200円。共通1DAYカードでも行くことができます。
※営業時間(ガラスのピラミッドの営業時間)
夏季(4月29日〜11月3日)は9時〜21時。
冬季(11月4日〜4月28日)の火・水は9時〜17時。木・金・土・日・祝は9時〜21時。
休館日は夏季は毎月第一月曜日、冬季は毎週月曜日。
※料金
駐車場・入園料ともに無料です。有料で2時間200円(普通車)のレンタサイクルを利用できます。
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