5月2日の仕事も定時に終わり、
いよいよゴールデンウィークの始まりです!
今年は曜日の並びがよく5連休となりました(^^)
最初は3日の朝一番の便で行く予定でしたが、
けっきょく待ちきれずに2日のうちに出発することにしました。
仕事が終わってから、札幌駅でおみやげを買い込んで、
そのまま空港行きの快速「エアポート」に乗り込みました。
今回の航空券は「道民割引」という北海道人限定のものです。
このGW真っ只中にも関わらず、なんと運賃は9,300円。
しかも便の変更も自由という素晴らしすぎる割引航空券でした。
搭乗券を受け取るのは、普段は自動チェックイン機なのですが、
この道民割引の航空券は、「道民カード」という証明書が必要なので
上の画像にあるように、カウンターの列に並ばなくてはなりません。
無事に航空券を受け取り、いざ乗り場へ向かいます。
ちなみに座席番号は3A席というかなり前方の窓際をゲットしました。
飛行機は降り口が1つなので、前の方の座席の方が降りる時が楽です。
荷物チェックを終え(今回は無事、1回で通過♪)、乗り場へ向かうと、
さっそく飛行機お得意の遅れが表示されていました。。。
飛行機は当たり前のように遅れるから困りものですね。
結局、この表示では21:40発となっていますが、実際に飛び立ったのは
22時過ぎ。羽田に着く頃には日付が変わりそうな時間でした。
友達の家が空港からすぐの蒲田だったので、僕は事なきを得ましたが、
遠くに帰る人は終電をなくしてしまった人もいるようでした。
5月3日になりました。今日は東京に来てまで、わざわざ散髪をしに、
昔から通っていた調布市仙川の美容院に向かいます。
僕が府中に住んでいた頃からずっと僕の体調を気遣ってくれて、
今でもその美容師さんとは今や懐かしの「文通」をしています。
せっかく東京に来たし、髪も伸びてきたので、
電車に乗って行ってみようと思い立ちました。
蒲田から東急多摩川線へ乗って、まずは多摩川駅へ。
そこから東急東横線に乗り換えます。
やってきたのは東急の新型車両5000系でした。
自由が丘で特急に乗り換え。
途中、中目黒のみの停車です。
終点、渋谷に到着しました。
湾曲したホームと乗降車ホームが分かれているあたりが、
いかにも私鉄らしい駅。
この駅も地下鉄13号線の開通とともに、
数年後には地下に潜ります。
東急東横線はみんな「みなとみらい線」に入り、
「元町・中華街」駅へと直通運転を行っています。
初めは東横線といえば桜木町行きというイメージだったので、
とんでもない名前の行き先だなぁとすごい違和感ありまくりでしたが
今ではすっかり馴染んできた感じがします。
渋谷ハチ公前交差点。
猛烈な人ごみで有名な交差点ですよね。
今日はまだ午前9時代ということもあり、だいぶ空いていました。
渋谷から京王井の頭線へ。
井の頭線は渋谷駅と吉祥寺駅を16分で結び、
途中で小田急線、京王線と連絡するとっても便利な路線です。
住みたい沿線ランキングでも東急東横線と並んでいつも上位です。
明大前駅で京王線に乗り換え。
目的の仙川駅は特急・準特急・急行は通過してしまうので、
停まる列車がなかなか来ませんでした・・・。
その間に懐かしの京王電車を何枚か撮影していました。
こちらは僕が一番好きな8000系車両です(^^)
北海道と比べると、列車がずいぶんと長いなぁ〜(-_-;)
僕の乗る列車がようやくやってきました。
9000系という京王線の中では一番新しい車両です。
明大前でもけっこう待ったのに、また桜上水駅で3本待ち・・・。
京王八王子行きの特急がびゅ〜んと通過、
橋本行きの急行が続き、
さらに季節ダイヤで多摩動物公園行きの急行までやってくる始末。
これではいつまで経っても発車しないので、
急行に乗って千歳烏山まで行くことにしました。意味ないんですけどね。
こちらは桜上水停車中に反対側を通過した、7000系車両です。
これが来るとけっこういつもガッカリだったり(笑)。
多摩動物公園ゆきの急行がやってきました。
今度は6000系。現役では最高齢のアイボリー色の車両です。
今回はこれで京王線の全部の車両が見れましたね。満足(^^)
千歳烏山で急行を降りて、ふたたび各駅停車待ち。
千歳烏山駅には列車待ち合わせをする設備がないので、
けっきょくさっき、桜上水で降りた各駅停車まで待たなくてはなりません。
ここ、千歳烏山、実は僕の妹が住んでいる街なのです。
元気にしているかなぁ〜と思いつつ、連絡せずに終わってしまいました。
反対側を都営新宿線の新型車両が走っていきました。
あのボロボロ都営新宿線にもついに新型車が入ったのですね。
懐かしの路線図。
普通・快速・急行・準特急・特急の5種類があり、
それらを巧みに乗り継ぐことで
目的地の駅により早く行ける様になっています。
特急といっても特急料金などは必要なく誰でも乗れます。
英語表記も「Limited Express」ではなく「Special Express」になってます。
ちなみに準特急は「Semi Special Express」です。
初めての人にはチンプンカンプンですね。。。
けど各駅停車で乗りとおそうとすると大変な時間がかかります。
仙川駅に到着。
府中から浦安に引っ越してからも毎回通っていましたが、
まさか札幌からも来てしまうとは・・・。
仙川駅周辺はここ数年で急速に再開発が進み、
たくさんのお店ができました。
商店街もお隣の千歳烏山に負けず劣らずの大盛況ぶりで、
府中に住んでいた頃はよく商店街めぐりに遊びに来てました。
商店街を抜けた先に「仙川湯けむりの里」というスーパー銭湯が
あるので、そこにはしょっちゅう来てましたね。懐かしいなぁ。。。
髪を切ってもらい、スッキリして(お財布もスッキリ)ふたたび都心へ。
友達と東京駅で待ち合わせしているので、京王線→中央線と
乗り継いでいきます。新宿駅は相変わらず改良工事中で
人も大変多く、さすが日本一の乗降を誇る駅だけあります。
北海道内ではダントツの札幌駅でも1日の利用者が16万人なのに、
新宿駅はさらにその20倍の300万人が利用しています。
市ヶ谷駅。オレンジの中央線は止まらずに通過します。
先月来た時はお堀沿いに桜がきれいでしたが、
今ではすっかり緑になっていていました。
御茶ノ水駅にて。待ち合わせ時間に少し早く着きそうだったので、
1回だけ降りて、次の電車を撮ってみました。
この見慣れたオレンジ色の車両も
この秋から次第に新型車両に変わっていくそうです。
友達と久しぶりの再会を果たし、東京駅前のOAZOでお食事タイム。
「つばめグリル」が経営している「つばめKitchin」に入りました。
ここはハンバーグがとっても美味しくて、
雰囲気も明るく、入りやすいので、
東京にいるときから、けっこうよく食べに来ていました。オススメです。
GW中ということもあり、ちょっとだけ並びましたが、
おしゃれなカウンター席に案内されて、
美味しいハンバーグを食べながら、懐かしい話に盛り上がりました。
吹く風はすっかり心地よく。
空もこんなに青く。
こないだ壊したばかりの新・丸ビルがこんなに完成していて驚き。
手前が新・丸ビル。奥が丸ビルです。
東京銀行協会ビルヂング。元の職場です(笑)。
このビルで2年近く働いていたことがありました。
最終的には体調が悪くなってやめてしまいましたが、
丸の内で働けたことは今でもいい思い出に残っています。
銀行協会ビルのすぐお隣は和田倉濠という皇居のお堀になっています。
写真の橋は和田倉橋です。
和田倉橋を渡ると、そこは噴水公園になっています。
家族連れが水際で遊んでいたり、カップルが写真を撮っていたり
とっても平和な雰囲気の流れる広場です。
さすが皇居、手入れが非常に行き届いていて、
流れる水も透き通っています。
ちょうど大きな噴水が出ていない時に撮ってしまいました(^^ゞ
大きな噴水が出ると、かなりの迫力ですよ。
後ろには大手町のオフィスビルが立ち並んでいます。
噴水公園を出て、行幸通りを渡ります。
ものすごい幅が広ーい広ーい道路で、真ん中は皇族が通るらしく、
一般者は通れません。
まっすぐのびたイチョウ並木の正面には
東京駅の赤レンガが見え、またその両側には、
新丸ビル(左)と丸ビル(右)がそびえ立つ、迫力ある眺めです。
行幸通りを渡ると、そこは芝生の広場になっています。
春の暖かい日差しの中で、みんな思い思いにくつろいでいました。
東京駅のすぐそばにこれだけのんびりできるスポットがあることは、
意外と知られておらず、人も少なくとってもくつろげます。
一緒に歩いた友人も初めて歩いて、ビックリしていました。
ベンチが木陰に沿って約300mぐらい並んでいます。
丸の内勤務時代はよくここでランチを食べてました(^^)
3月下旬には桜がズラリと咲き、とってもきれいです。
たんぽぽもいっぱい咲いていました。
虫たちもそろそろ活動を始める季節ですね。
ツツジも満開でした。
青い空にまぶしいピンク色が映えます。
シロツメグサも咲いていましたよ。
何かと自然の少ないと言われがちな東京ですが、
そのど真ん中の東京駅周辺は意外と緑が多いです。
なんと、もうすでにアジサイまで咲いていました。
北海道ではウメも咲いていないのに、なんということか。
東京駅から南へ、有楽町駅方面に歩いていきました。
東京タワーが正面に見えて、遠くには無数の超高層ビル、
両側は皇居の広大な緑。
他の大都市にはない、東京ならではの風景です。
前を外人さんが歩いていて、ちょうど正面も洋館風のビルだったので、
「なんかヨーロッパに来たみたいだね!」と友達と話してて、
思わず写真を撮ったのですが、建物の上に日本国旗が・・・(汗)。
「Tokyo view from the top」
皇居周辺や銀座のあたりを1周する観光バスです。
真っ赤な外観がとってもよく目立っていて、周囲の目を釘付けにします。
2階建てで天井はオープンになっていて、
こういう天気がいい日はとっても気持ちよさそうです。
有楽町まで皇居を歩き、今度はまた東京駅に向かって戻ります。
帰りは「丸の内仲通り」を通っていきました。
以前は単なるオフィス街で休日はゴーストタウンのようでしたが、
丸ビルの完成を機に、次々に新しい店がオープンし、
今ではすっかり丸の内のメインストリートとしてきれいに整備され、
休日でも多くの人たちで賑わっています。
立ち並ぶ店は総じて敷居が高く、お値段もかなりご立派なものです。
歩くだけなら「タダ」ですけどね(笑)。
東京駅に戻ってきました。
赤レンガの駅舎はさすが深い歴史を感じさせてくれますね。
こちら側は皇居や大手町のビル群がそびえる「丸の内口」で、
反対側は今でも雑多な店が立ち並ぶ「八重洲口」といいます。
両側で街の雰囲気が一変するのも、東京駅の特徴です。
僕が丸の内勤務だったときはお金がなかったので、
よく八重洲側にある松屋まで食事をしに行っていました(笑)。
東京駅構内で友達とお別れ。
僕はここから福島に帰ります。
新幹線で・・・と言いたいところですが、これは撮っただけ(笑)。
フルカラーLEDの行き先表示板はやっぱりきれいだなぁ・・・。
なんてちょっとマニアックなことを思ったところで、
八重洲口のバス乗り場へ向かい、2,000円バスに乗り込みました。
バスは5分遅れで発車しました。
僕の隣に来るはずだったお客さんが結局来なかったので、
2席使って悠々と帰れることになり、こうなるとバス>電車ですね。
ただ、僕の隣の席以外は全て満席。本当に運がよかったです。
東京の首都高は立体交差しまくりで、すごいなぁと思います。
この道を自由自在に運転できる人が神に思えてきます。
僕は東京の鉄道はJR・私鉄・地下鉄・新交通含めて、
一応、すべて頭の中に入っていますが、
車だとどこを走っているのかサッパリ・・・。
バスは、東北自動車道が40kmの渋滞ということで、
常磐道→磐越道というルートに変更になりました。
滅多に通らない常磐道なので、なんか街の名前とかが
とっても新鮮に見えてきますね。
筑波山をバックに夕陽が沈んでいきます。
田んぼは北海道には少ないので、
なんか田舎に帰ってきたなぁっていう実感が次第に沸いてきます。
バスはひたすら追い越ししまくり(笑)。意外と飛ばします。
東京駅から水戸ICまで1時間15分ほどだったので、
特急「スーパーひたち」とほとんど変わらない所要時間で
疾走してきたことになります。
JRバスなんて、あっという間に抜き去っていきます。
常磐道・磐越道ともまったく渋滞はなく、
けっきょく遠回りをしたにも関わらず、予定到着時刻より
10分ほど早い3時間50分で郡山駅に到着しました。
東北道を通ってくると、予定時刻より1時間も早く着くこともあり、
かなり飛ばし屋さんのバス会社ですよね。
ここからはJR東北本線で本宮駅へ。
東北の大動脈なのに、1日の本数はこれしかありません。
これでも郡山駅と福島駅の間を結んでいる区間なので、
県内の在来線では一番本数が多い区間なんですよ〜!
本宮駅までは230円です。
郡山駅は奈良県にもあるらしく、きっぷを購入すると、
かならず(北)郡山と印刷されて出てきます。
奈良県の郡山駅は(南)郡山と出てくるのでしょうか。
郡山駅から15分。ついに本宮駅に到着。
郡山を出て、最初の主要駅なので、意外に多くの人が降ります。
新幹線が開通する前は、上野行きの特急も停車する駅でした。
今では各駅停車しか走っていないですけどね。。。
こんなショボくて誰にも注目されない駅でも、
やっぱり自分の生まれたふるさとです。帰ってきたらホッとします(^^)

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