5月4日の朝を迎えました。 朝のひんやりした空気が心地よくて、 思わず家の外を散歩しました。 実家はいわゆる「ニュータウン」と呼ばれる新興住宅地なので、 田舎独特の風景みたいなのはないのですが、 それでもやはり草の匂いや、花の香りや、 都会では感じられない「空気」を感じることができます。 |
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実家から見た風景。正面にどーんとそびえる山は、 標高1,700mの安達太良(あだたら)山といい、 小学校の校歌にも歌われる雄大な山です。 あの山が冬は日本海側と太平洋側の天気を大きく分けていて、 太平洋側にあたる、うちの実家の方はそれほど雪が降りません。 あの有名な磐梯山を上回る、県内一の登山客数を誇り、 初心者でもゴンドラを使って気軽に登ることができます。 といいつつ、僕は登ったことがないのですが^^; |
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実家の庭では、梨の花が満開でした。 この梨の花、僕が小学校を卒業するときに記念樹で購入したもの。 「花より梨」ではないですが、何か食べ物がなるものが 小学生の時は欲しかったんですね。 植えたときは本当に小さかったのに、 今ではわが家の庭の中でも一番背の高い木になっています。 そんだけ歳をとったってことか・・・(汗)。 |
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朝食を食べた後、家族でドライブに出かけました。 ちょうど田植えの時期で、小さな稲がきれいに植えられています。 夜になると、田んぼにいる蛙がケロケロ鳴いて、大合唱となります。 これがまたいいBGMになって、よく眠れるのです。 |
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途中、お気に入りのパン屋さんでパンを購入。 こいのぼりが泳いでいました。 |
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岳温泉を通りががりました。 このあたりはやや標高が高く、桜がちょうど満開を迎えていました。 提灯が並んでいるのが温泉街らしくていいですね。 |
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次第に山の中へ。 牧場のような風景も広がってきて、 窓を開けると爽やかな高原の風が吹いています。 |
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磐梯吾妻スカイラインに入りました。 日本の道100選にも選ばれていて、 その名の通り、おそらく福島県内では もっとも眺めのよい道だと思って自負しています(笑) ただ、料金が高いのが難点で普通車1,570円もします。。。 その上、頂上の駐車場はさらに料金が400円も取られてしまい、 けっきょく2,000円もしてしまうので、よほど天気がよくないと行きません。 今は期間限定で通行料1,500円、駐車場無料でした。 |
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頂上の浄土平。 ものすごいヘアピンカーブの山道を上がっていくと、 急に景色が広がる、雄大な景色です。正面は吾妻小富士という山。 標高1700m近い高さと、火山性ガスの影響で、 植物は少なく、荒涼とした大地が広がっています。 雪がまだ残っていて、子供たちが遊んでいました。 |
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浄土平駐車場から吾妻小富士までは歩いて10分ほど。 誰でも登れる気軽な山です。 ハイヒールで登ってる、かなり山をナメた人も見られますが、 そんな人でも登れちゃいます(笑)。 これらの人も「登山客」に入れてしまえば、 先ほどの安達太良山よりずっと登山客数は多いはずです。 |
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頂上まで上がると、真ん中は巨大な噴火口。 下を見ると足がすくんでしまいそうなスケールです。 周囲は1周できるようになっていて、父は30分ほどで1周してました。 |
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浄土平の周辺には木道も整備されていて、 気軽に湿原をハイキングしながら高山植物を目にすることもできます。 まだこの時期は雪が残っていて、 花の時期には早いみたいですね。 |
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浄土平の駐車場から見た、高湯ゲート方面の道。 僕たちは反対側の土湯ゲートから入り、森の中を登ってきたのですが、 こちら高湯側の道には、植物はまったくといっていいほどなく、 浄土平を境にして植生がまったく異なるのも驚きです。 |
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磐梯吾妻スカイラインの次は、「磐梯吾妻レークライン」を通りました。 こちらは名前の通り、小野川湖と秋元湖が両サイドに見える道路で、 小さい頃におじいちゃんによく連れてきてもらった思い出がある、 けっこう好きな道です。一応は有料道路なのですが、 利用者の多い裏磐梯側にしかゲートがなく、反対側から入って、 途中で折り返せば一応タダです(^^ゞ この写真は中津川渓谷という県内有数の紅葉の名所で、秋になると 燃えるような紅葉が眼下の渓谷に広がり、多くの観光客で賑わいます。 遠くに見えているのは西吾妻連峰です。 |
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秋元湖。 磐梯山の噴火によってできた湖です。 周囲には何もなく、静かな時間が流れています。 |
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磐梯山が正面に見えます。 こちら側は「裏磐梯」と言われている地域で、 猪苗代湖などがある「表磐梯」から見る穏やかな山容とは一変し、 荒々しい噴火の跡が残る、男性的な表情の磐梯山が見えます。 |
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レークラインを抜けると、そろそろランチタイム。 裏磐梯高原ホテルというちょっとしゃれたホテルで頂くことにしました。 |
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ホテルは森の中にひっそりと建ち、なかなかの雰囲気。 すぐ隣には桧原湖という湖があり、 そちらの駐車場は激混みだったのですが、こちらはガラガラでした。 |
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ホテルのロビーを入ると正面に大きな磐梯山が。 弥六沼という沼がすぐ目の前にあって、まさにリゾートホテル。 |
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ランチを食べたレストランからの眺め。 食事の量の割にお値段はけっこうなものでしたが、 また眺めも素晴らしいものでした。 静かな沼を眺めながら食べる食事はとっても優雅でした。 |
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せっかくなので、食事のあと外に出てみましたよ。 庭園もきれいに整備されています。 別に食事をしなくても庭には出られるので、ぜひオススメです。 |
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地元に帰ってきました。 田舎の風景。 これから子守地蔵尊にお参りに行きます。 |
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僕と妹の人形です。僕たちが生まれたときに両親が買ってくれたもの。 子守地蔵尊というのが近くにあって、 そこに1年の感謝の気持ちをささげると共に、 新たに1年を守ってもらうためのご祈祷をしに行きます。 毎年GWがそのお祭りの日なのですが、 僕が東京に行ってからは、いつも両親だけが行ってくれていました。 今年は久しぶりに僕も行きます。 |
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子守地蔵尊はGW中はすごい人です。 県内の人出ランキングでもベスト10に入るぐらいの、 けっこう大きなお祭りなのです。 ご祈祷の時間は約20分間。久しぶりの正座で、 足がかなりしんどかったですが、しっかり祈ってきました。 |
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実家に戻り、僕だけふたたび外に出ました。 明るいうちから家の中にいるのは、あまり好きではありません。 この道は小学生のころ、よく帰り道に通った道。 小さい頃って、なんでこういう道を通って帰りたがるんでしょうね。 |
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ちょっと遠いですが、小学校まで歩いてみることに。 田んぼの真ん中を歩いていきます。 昔の記憶ががよみがえる〜。 |
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ナズナですね。 よく「ペンペン草」とか呼んでました。 なんでそう呼ぶのかは説明するのが難しいです。 |
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タンポポも咲いてました。 | |
すかんぼ。かじると酸っぱいです。小さい頃、よくかじってました(笑)。 正式名称はなんて言うんでしょう・・・。 |
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バスの本数もこれしかありません。 | |
昭代橋。 僕の家がある、高木地区と町の中心部を結ぶ橋の1つで、 もっともよく使われている橋です。 僕が生まれた頃は、まだ橋が2つしかありませんでしたが、 この橋の完成によって、橋が3つになり、飛躍的に便利になりました。 |
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昭代橋から見る阿武隈川。 全国で5番目に長い川です。 普段は穏やかな表情を見せていますが、 幾度となく大雨により氾濫し、多くの被害をもたらしてきました。 |
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小学校へ向かう道。川沿いを歩いていきます。 | |
小学校到着。久しぶりの母校に帰ってきました。 毎日、約2.5kmの道のりを歩いて通ってたのを思い出します。 |
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さすがに学校は閉まっていたので、外から撮りました。 ほんと古い下駄箱。。。相変わらずだなぁと思いました。 |
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チューリップが植えてありました。 | |
僕が通っていた頃は、1列に6〜7席もあり、 それが1学年5〜6クラスあるという、県内でも1,2を争うほどの 大きな小学校でしたが、今は1列に3席しかありませんね。 少子化で仕方ないのですが、なんだかちょっと寂しいです。 |
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校庭の日時計です。 太陽の向きで影が変化して、時間が分かるというのは、 子供ながらにとっても不思議に思っていました。 |
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うさぎ小屋にはちゃんとまだうさぎがいました。 昔はニワトリやアヒルもいたのですが、さすがにいなかったなぁ。 |
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なんとプラネタリウムまである、珍しい小学校でした。 僕が通っていた頃は、まだ現役で、 理科の授業で先生が「今日はプラネタリウムだよ〜」というと、 とっても嬉しかったのを覚えています。 今はもう使われていません。 |
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校庭。 ここは昔は第3校庭と呼ばれていて、 昔は校庭が他にも2つあったのですが、 今はここだけになりました。 春になったら運動会ですごい賑わっていました。 |
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学校のすぐ後ろにある「花山公園」。 中には町で一番大きな安達太良神社もある、けっこう広い公園です。 |
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田舎の公園って、ほんと人がいないですね・・・。 しーんとしています。 |
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遊具も多少ありますが、遊んでる子供も誰もいません。 ほんと子供の数が減っているのを実感しますね。 |
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ボロボロのシーソー。 乗ったら壊れてしまいそう。 |
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これはくぐって遊びます。 | |
生まれた家。。。といっても賃貸住宅ですが。 小さいころ、住んでいました。 トイレも汲み取り式の超ボロでした。今は水洗になったのかな・・・。 水害に遭って、その後、別なマンションに引っ越しました。 |
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だんだん暗くなってきました。 安達太良山に夕陽が沈みますね。 |
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本宮町のメインストリートです。 水害に遭った後に、再開発が進められ、きれいになりました。 歩道も広く、歩きやすいのですが、 とにかく人が歩いていない・・・。 すぐ近くに国道が走り、郡山市にも近いうえ、 近所にも大型店が次々オープンしているので、 みんな商店街から出て行ってしまっています。 |
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最後は本宮駅にやってきました。 日光発、仙台行きの臨時列車583系が停車中です。 快速列車だったので、たまたま郡山駅で乗り合わせた人もいたらしく、 本宮駅でも数人が下車していました。 昔はこんな特急列車が、次々にこの駅にも停まって、 上野まで走っていたかと思うと、その頃に戻ってみたくなりました。 |