5月3日。朝5時起床です。 東京は昨日から天気が悪く、今朝も雨降り。 清里の方は晴れているといいな〜と思いながら、 友人宅からJR蒲田駅へと向かいました。 |
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JR蒲田駅では、「ホリデーパス」2,300円を購入しました。 このきっぷでとりあえず、大月駅まで有効です。 蒲田駅−大月駅間は1,450円なので、往復だけでも得。 しかも蒲田駅から清里駅までを普通に買ってしまうと、 乗車券だけで往復7,140円するのですが、 ホリデーパスを併用すると、大月−清里(野辺山)までが 往復3,780円なので、それとホリデーパス2,300円を足して、 合計6,080と、1,000円以上安くなります。ちょっとしたコツ♪ |
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京浜東北線からスタートです。 新型のE233系ではなく、旧型の209系でした。 まぁ、これでも北海道と比べたら十分新しい車両ですよね。 さすがに朝が早かったので余裕で座れるかと思いきや、 ゴールデンウィークで東京駅へ向かう人が多いのか、 座れませんでした。さすがは東京・・・。 |
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そのまま東京駅まで行き、東京から中央線に乗換え。 こちらは、ほとんどE233系に入れ替わっていて、 ロングシートながら、座席も少しふわふわです。 それにしても、この液晶の2画面は本当によく出来ています。 天気予報やクイズや運行状況などが次々に表示されて、 本当に東京の電車ってすごいな〜とつくづく思います。 |
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約15分で新宿駅に到着。 ここからはいよいよ特急「あずさ」に乗換えです。 特急用の9番線・10番線ホームは、 帰省や行楽の人たちでごった返していました。 特に自由席の列はかなりのものでした。 僕たちも指定席は取れず、結局グリーン車という 贅沢な座席にしてしまいましたが、 長時間並ぶことを考えると、グリーン席でも GETできてよかったな〜と思いました。 |
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僕たちが乗車する、「あずさ51号」松本ゆきです。。 連結部分側だったので、イマイチかっこ悪いです^^; 正面の方に回れば、もう少しカッコイイ写真が撮れましたね。 |
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グリーン車8号車に乗り込みます。 特急列車に乗り込む瞬間って、やっぱりわくわくしますね^^ しかも今回は贅沢にもグリーン車。 けど、GW期間中は普通車指定席は値上げするので、 年中同じ料金のグリーン車との差額は1,280円となり、 それほどビックリするほどの金額でもないのです。 |
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きっぷを並べてみました(笑)。 大月まではホリデーパス。これは帰りも使います。 あとは行きの大月→野辺山間の乗車券と、 新宿→小淵沢間の特急グリーン券。 清里駅と野辺山駅は大月からだと同じ料金だったので、 より遠い野辺山駅までのきっぷを購入しました。 そうすると、野辺山駅まで行ってから清里駅に戻るときに、 新たに清里駅までの切符を買うことなく、 清里駅で途中下車できるし、一石二鳥です(^^) |
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ガイドブックにお茶。観光気分満点です(^^) ガイドブック通りには行動しないタイプなのですが、 ガイドブックを持ち歩くのが好きです。 なんか観光してる!って気分になれるんですよね。 |
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7時03分、定刻通りに新宿駅を出発しました。 平行する中央・総武線の黄色い電車を快調に抜いていきます。 |
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最初はマンションが立ち並び、東京らしい風景が しばらくの間続きます。天気もまだどんよりしています。 |
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23区を抜け、武蔵野・三鷹・小金井・国立・立川市と通り、 日野市に入りました。日野市に入るとだいぶ緑が増えます。 写真は豊田車両センターです。 中央線は「豊田ゆき」が結構ありますよね。 中央線の電車がいっぱい停まっています。 |
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多摩川の支流である、浅川を渡り八王子市へ。 霧がかかってきました。大丈夫かなぁ・・・。 |
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八王子駅に停車し、次は大月です。 高尾駅を通過すると、東京都も終わりです。 一気に山並みが迫り、家の数も激減します。 長い長いトンネルを抜けると、 神奈川県の北部を少しだけ通り抜けて、 その後、山梨県へと入ります。 |
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いくぶん霧が晴れてきました。 山も山頂のほうまで見えるようになってきて、 少し期待の持てる天気になってきました。 高尾−大月間は、かなり山深い感じで、 山々に囲まれた狭い平地に家が立ち並んでいます。 |
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渓谷に架かる橋。 だいぶ高いところを走っていますね。 雨に濡れた新緑がまぶしいです(^^) |
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橋を渡りました。 景色が一気にパッと開けて、気持ちのいい風景です(^^) |
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グリーン車の座席です。 2列×2列なので、グリーン車の割には少し狭い感じ。 枕が付いているので眠るのにはいいのですが、 僕は列車に乗ってる間は基本的に滅多に寝ないので、 あまり必要ありませんでした(笑)。 |
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勝沼ぶどう郷駅あたりから甲府盆地が一気に開けます。 中央本線の車窓のハイライト区間の一つでもあります。 周囲には果物畑が広がっていて、 くだもの王国やまなしの様子がよく分かります。 ここから列車はどんどん高度を下げて、盆地の底にある、 甲府の街を目指して走っていきます。 |
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グリーン車の扉の先にはミニラウンジのような所がありました。 以前は喫煙所として使われていたような感じです。 ここも窓がとても大きく、よく外が見えたので、 甲府盆地をひたすら下っていく様子を、ここで見ていました。 |
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甲府駅、到着。山梨県の県庁所在地です。 すべての特急「あずさ」・「かいじ」が停車します。 ここで半分ぐらいの乗客が下車しました。 |
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甲府駅を出ると、再びすごい勢いで高度を上げていきます。 特急「あずさ」もさすがに苦しいのか、速度がゆっくり。 その分、景色はゆっくりと楽しむことが出来ました。 車窓左手には、まだ雪の残る南アルプスの山並みが現れ、 だいぶ視界もよくなってきました(^^) |
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「まもなく小淵沢。小海線はお乗換えです。」のアナウンスが流れ、 小淵沢に到着です。降りる準備をして、降り口へ。 グリーン車だったからか、車窓がきれいだったからか、 あっという間の2時間に感じました。 |
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小淵沢からは小海線に乗換えです。 小淵沢駅そのものがすでに標高800mを超えていますが、 小海線はさらにここから高度を上げて、 日本で最も高い場所を走るJR線として走ります。 |
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車内はすでに満席。 僕たちの乗った「あずさ51号」の前に、 「あずさ71号」「スーパーあずさ1号」が先着しており、 すべての列車がこの1本に接続しているため、 最後の乗客である僕たちはもちろん座れません。 車内は大きな荷物を抱えた人が多く、 山登りに行くのかな〜という感じの格好の人が目立ちました。 |
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小海線の列車は、小淵沢駅を発車すると、 中央本線に別れを告げた後、ものすごい大きなカーブを描き、 急坂を登っていきます。 この最初のカーブは小海線最大の撮影スポットでもあり、 この土手の下にはたくさんのカメラマンがいました。 |
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カーブはかなり長い間続き、180度景色が変わります。 さっき走ってきた線路が、もうあんな所に見えます。 南アルプスの山々もだいぶ上まで見えてきました。 |
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小淵沢を出て、カーブを曲がりきると、 今度はエンジンを唸らせながら、すごい勢いで 急坂を登っていきます。さながら登山鉄道のようです。 周囲にはまだ桜も咲き、新緑の色が薄くなっていきます。 |
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最初の停車駅、甲斐小泉駅。すでに標高1,000mを超えています。 さっそく列車行き違いで3分停車。 やってきたのは、小海線で走っているハイブリッド車。 蓄電池とディーゼルエンジンの両方の力で走る車両です。 向こうに乗りたかったな〜^^; |
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その後も、どんどん標高を上げ、 甲斐大泉・清里と停車して、県境を越えます。 清里までは山梨県で、次の野辺山駅は長野県。 今回、乗車券はこの野辺山駅まで買ってあるので、 いったん野辺山駅まで来てみることにしました。 |
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駅前からは八ヶ岳がよく見えました。 高原リゾート地の清里と違って、 ゴールデンウィークでも静かなたたずまいを見せています。 登山客の人が、この駅でかなり下車していました。 |
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野辺山駅では3分間で列車行き違い。 この3分を利用して、野辺山駅を訪れたのですが、 思いのほか時間がありませんでした^^; 結局、駅舎の写真は自分が入ったものは撮りましたが、 ホームページ用のものは撮っている余裕もなく、 ダッシュで反対側の小淵沢ゆきホームへ・・・。 |
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野辺山駅は、JR線としては日本一標高の高い駅です。 その高さ、実に1,345m。 ちょっとした山の山頂よりは、よっぽど高い場所にあります。 少し小雨が降っていて、けっこう寒かったです。 |
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小淵沢行きの列車はガラガラでした。 清里まではわずか1駅ですが、 ボックス席に足を伸ばして、のんびり八ヶ岳を観賞(^^) この辺りの人たちにとっては、シンボルの山なんでしょうね。 |
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ものすごい手ぶれしてますが、 一応、日本鉄道最高地点の碑を通過しました^^; 野辺山駅と清里駅の中間にあり、 ここが標高1,375mで最も高くなります。 この碑を過ぎると、列車は軽快に坂を下っていきます。 |
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今日の目的地、清里駅に到着しました。 日本のJR線、標高くらべ・ベスト10が出ています。 1位〜9位までを小海線が占めています。 清里駅は1,275mで日本で2番目に標高の高い駅です。 |
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清里駅舎。真っ白な駅です。 同じ高原リゾートの駅でも、 東京からわずか1時間強で新幹線が来ている軽井沢駅と、 小海線のみの清里駅では賑わいが違います。 静かな高原の駅という印象でした。 |
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清里駅前からは「ピクニックバス」というバスに乗って、 あちこちの観光スポットを巡ります。 レトロ調の塗装がされた、とてもかわいらしいバスです(^^) 「清里・大泉周遊コース」「南北周遊コース」の2系統があり、 どちらも9時頃〜17時頃まで約1時間間隔で運行されているため、 徒歩&バス旅でも十分観光を楽しめるようになっています。 ちなみに駅前にレンタサイクルもありますが、 清里は軽井沢と違って、平地はごくわずかなので苦しいです^^; 1日乗車券(600円)を、バス乗り場で購入して、 いざ「清里・大泉周遊コース」に乗って、出発進行! |
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清里ピクニックバスの1日乗車券です。 1回乗車で300円なので、2回乗れば元が取れてしまいます。 清里エリアはかなり広いので、朝から1日まわるなら、 1日乗車券の方が断然オトクだと思います(^^) |
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車内もメルヘンチックな感じで、いかにも観光バスという感じ。 こういうバスが1時間おきに走っていると、 観光も便利に楽しくできて、いいですよね(^^) |
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駅前の賑わった通りを抜けると、 一気に視界が開けて八ヶ岳が正面に見えてきました。 天気もいつの間にかこんなに快晴の青空に。 清泉寮まで行く予定でしたが、 なんだか景色がきれいそうだったので、 停車ボタンを通過ギリギリで押しました^^; 1つ目のバス停、キープ農場前でさっそく下車。 |
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キープ農場の辺りは、その名の通り、牧場が広がっていました。 ジャージー牛と呼ばれる品種の牛が、 のんびりと草を食んでいました。 手を叩くと、近くまで寄って来て、とても人懐っこいです(^^) |
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キープ農場にある、「キープファームショップ」 すでにここから清泉寮の敷地内にあるので、 清泉寮で売っているのと同じソフトクリームを購入できます。 |
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店内に入ってみると、ナチュラルドリンクバーなるものを発見。 しかもジャージー牛乳が飲み放題じゃないか〜! 牛乳が飲み放題のドリンクバーって、初めて出会いました。 さっそく400円を払って、新鮮な牛乳をいただくことにしました。 ちなみにドリンクバーだけでなく、食事も一緒だと、 料金は300円になるようです。 |
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まずは牛乳ストレートでしょう! その他にも有機栽培コーヒーや紅茶があるので、 自由に自分で混ぜて、カプチーノやミルクティーにも。 コップたっぷりに注いで、さっそく飲んでみることに。 |
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席は店内とテラス席があり、テラスが気持ちよさそうだったので、 テラス席で牧場を眺めながら、頂くことにしました。 青空と牧場の芝生の緑がとっても気持ちいいです(^^) |
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ごっくん。 うん、うまい!そりゃ、当然でしょう(^^) 搾り立てのジャージー牛乳を、 こんな風景を眺めながら、好きなだけ飲めるなんて、 そうそうできない体験です。 周囲はとても静かで、鳥のさえずりだけが聴こえてきます^^ 結局、牛乳ストレートで2杯、カプチーノにして1杯、 最後に有機栽培コーヒーを1杯、合計4杯いただきました。 とても美味しかったです。ごちそうさまでした〜! |
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キープ農場から清泉寮までは遊歩道が延びています。 バスの走る道を行けば、500mも離れていないのですが、 せっかくなので、牧場沿いを歩いていくことにしました。 こういうところを歩くのは本当に気持ちいいですね(^^) |
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牧場の展望台までやってきました。 ジャージー牛はいませんでしたが、 正面に広がる見事な牧場の風景と、 周囲を取り囲む高い山々の景色に感動! |
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展望台から先は、牧場の景色を離れて 森の中を進んでいきます。 途中、小川が流れていたり、 たくさんの鳥たちが鳴いていたりして、 思わず足を止めてしまうような道でした。 |
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森の散策路を抜けると、 清里最大の観光地である清泉寮に到着。 ここはさすがにすごい観光客の数です^^; けど、後ろには八ヶ岳がきれいに見えて、 さすが清里のシンボル的な建物という感じでした。 |
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さっきキープ農場では食べなかった、 清里名物のソフトクリームを食べることに。 しかしものすごい行列・・・。朝から大人気ですね^^; さっき、キープ農場の方で食べておけばよかったかな。 けど、せっかく清里に来て清泉寮のソフトクリームを 食べないわけには行くまい!と、行列の一番後ろに並びました。 |
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10分並んで、ようやくソフトクリームGET! 注文がソフトクリームのみなので、 行列の長さの割には、早く買うことができました(^^) こういう景色の中で食べるソフトクリームは、 やっぱり一段と美味しく感じました。ウマー。 |
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清泉寮からの眺めは素晴らしかったです。 背後には八ヶ岳がそびえ、正面には牧場が広がり、 とても気持ちのいい風が流れていました。 野に咲くたんぽぽも、気持ちよさそうに風に揺れていました。 |
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清泉寮の敷地内を馬車も走っていました。 のんびりした気持ちのいい風景でした(^^) 軽井沢をキャンセルして、清里に来てよかったー。 ・・・って、軽井沢はお金がなくて、 アウトレットで買い物できないのが悔しかっただけなんですけどね^^; その点、清里は600円のバスであちこち巡れて、 安くて美味しい食べ物もいっぱいあって、 軽井沢とはまた違った良さがあると思いました(^^) |
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ガイドブックを見ると、清泉寮の脇から、 川俣渓谷というきれいな渓谷沿いの道があるようなので、 さっそく行ってみることにしました。 清泉寮からの行き方はかなり分かりにくかったですが、 なんとか川俣渓谷にたどり着くことができました。 ものすごい深い谷になっていて、 清泉寮からは相当な急坂を延々と下って、 ようやく渓谷沿いの道までたどり着くことができました。 今度はさっきまでの牧場と山の景色とは一変。 水のせせらぐ音が気持ちのいい場所です(^^) |
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1回に5人までと制限された橋が、 途中にたくさん架かっていました。 かなり頼りない橋です・・・。大丈夫かなぁ(^^ゞ 足元を見ると、木の隙間から渓谷が見えて、 今にも崩れ落ちてしまいそうな感じです。 |
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散策路沿いには、ゼンマイなどの山菜や 名前の分からないきれいな花々がありました。 こういう植物観察も楽しいですよね(^^) |
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友人が顔を洗った水溜りです(笑)。 どこからか水が湧き出しているのか、 ものすごい澄み切った水です。 きれいな水を見ると、心も洗われる気分になりますね(^^) |
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こんな危険な階段?までありました。 ガイドブックには書いていなかったので、 なんだよーとか文句言いながら登る2人・・・。 すれ違う人たちは、みんな本格的に トレッキングシューズを履いて登山の格好なのに、 うちらだけ、Tシャツにスニーカーという、 完全に場違いな格好をしていました(^^ゞ あとでガイドブックをよく見直してみると、 清泉寮の周囲を回るコースは歩きやすかったようです。 僕たちはひたすら渓谷を「まきば公園」まで歩いたので、 最後はこれより酷いものすごい急坂を登るハメに・・・^^; |
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ようやくてっぺんに到着! 一気に景色が開けて、う〜ん、爽快! ここが「まきば公園」です。標高は1,400m。 相変わらず牧場の割には牛はいないのですが、 青空と牧場の緑がとてもきれいなのでした。 |
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坂を下っていくと、遠くに甲府盆地が見えました。 あそこから列車とバスと徒歩で、 ここまで登って来たんだな〜と思うと、 川俣渓谷の大変な坂道を登ったことも、 これまたいい思い出になったかなと思いました。 |
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それにしても「まきば公園」は広い牧場です。 眺めも最高。もう少し雲が取れたら富士山も見えそうです。 これだけ標高の高い場所に、 これだけ広い牧場が広がっていて、 さぞかし牛たちも気持ちいいだろうな〜^^ って、さっきから肝心の牛はぜんぜんいないんですけどね(笑)。 |
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「まきば公園」というだけあって、 観光牧場らしいところもありました。 ここでようやく牛さんとご対面。 道の脇の芝生にはたんぽぽがいっぱい咲いて 正面に八ヶ岳。とてもきれいな風景でした。 |
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羊の広場には自由に入ることができました。 記念写真を撮ろうと、近付くのですが、 羊が逃げる、逃げる・・・^^; まぁ、動物だしね。 けっきょくろくな写真を撮ることができませんでした。 |
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まきば公園のレストランは激混みだったので、 ピクニックバスに揺られて、 とりあえずまきば公園を後にしました。 車窓から見えた素朴なカフェが気になったので、 八ヶ岳ロイヤルホテル前のバス停で降りて、 カフェテラス「煙の木」というお店に入ってみました。 |
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テラスもあって、なかなか素敵なカフェです(^^) しかも周辺はほとんど車通りがなくて静か。 たまたま見つけたカフェ、しかも近くにバス停があって、 本当によかった〜と思いました。 |
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お店の中に入ると、店の外観通り、 素朴なおじさんが迎えてくれました。 「野菜は自由にどんどん食べてね」と言われて、 野菜の置かれている場所に行ってみると、 高原野菜のサラダがいっぱい(^^) 好きなだけ皿に盛って、注文の品が来るまで、 ひたすらサラダをおかわりしまくりました(笑)。 |
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僕が注文したのは、高原野菜のビーフシチュー。 大根や人参がたくさん入っていて、 お肉も柔らかくて、とても美味しかったです。 最後にアイスコーヒーとプチデザートも付いて、 お腹がいっぱいになりました(^^) |
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僕たちは窓際の店内で食べましたが、 窓が全開だったので、風が入り込んできて、 とても気持ちよかったです。 テラス席では親子連れが先に食べていましたが、 外の席もとても気持ちよさそうでした(^^) |
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お腹もすっかり満たされたところで、 バスの時間まで少し近所を散策。 八ヶ岳ロイヤルホテルの周りが、 散策路になっているようなので、そこを歩くことにしました。 本当にこの辺りはひっそりとしていて、 さっきのまきば公園や清泉寮の賑わいがウソのようです。 |
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まだサクラも咲いていました。新緑も出始め。 標高が高いので、北海道とほとんど同じ気候なんですね。 |
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散策路はホテルの周りを15分ほどで歩ける森の小路。 まだ本当に木々の葉が出てきたばかりで、 淡い黄緑色の葉が、日差しに照らされてとてもきれいでした。 ここのホテルに宿泊して、朝なんかに散歩したら、 本当に気持ちがいいでしょうね(^^) とっても素敵なプチ散策路でした。 |
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八ヶ岳ロイヤルホテルから、 ふたたびピクニックバスに揺られて、 一旦、清里駅に戻ることにしました。 バスは途中、渋滞があったのか、 5分ぐらい遅れて到着しました。 |
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八ヶ岳大橋からの風景です。 見事な渓谷と山々・・・と思ったら、 この眼下がさっきまで歩いていた、川俣渓谷なんですね。 そりゃ、これだけ深い谷だったら坂も急だわ・・・^^; |
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八ヶ岳大橋周辺の車窓景色はとてもきれいでした。 バスの窓からは正面に八ヶ岳がくっきり。 すぐ左側は深い深い川俣渓谷。 けっこう車を停めて写真を撮っている人がいました。 バスなので通過してしまうのが残念でしたが、 それでも十分きれいな景色を見ることができました(^^) |
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清里駅前に到着しました。 そのまま、15分ほど待って、同じバスに乗ります。 同じルートを一方通行で回るので、 この後、行きたい「美し森」に行くには、 いったん、清里駅まで戻ってこなければいけません。 15分が経ち、バスの出発時刻になりましたが、 乗客は僕たち2人だけでした。 |
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10分ほどで「美し森」に到着しました。 バス停から展望台までは10分ほど、 坂道を上がっていかなければなりません。 この展望台の矢印の看板の先には、 延々と階段が続いているのですが、 それを見て、登るのを諦めていた人もいました(^^ゞ |
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せっせと木道の階段を登ること約10分。 次第に広がる視界に感動しながらだったので、 意外とあっという間に頂上に到着しました。 |
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展望台からは八ヶ岳が目の前に見えました。 休憩所があり、「日本一美味しいソフトクリーム」と 看板に書かれたソフトクリームが売られていました。 本当かなぁ・・・^^; さっき清泉寮で食べたので、 その真偽は分かりませんでした(笑)。 |
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まだ何も木々の芽が出ていない展望台付近で つつじの花だけが、見事に咲いていました(^^) 美し森展望台の標高は1,543m。 さすがに標高が高いので、少し肌寒いです。 サクラの木もありましたが、まだつぼみでした。 |
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上の写真でも出ていますが、 展望台には額縁が置かれています。 「山岳美術館」と書かれた若干ボロボロの額縁からは、 富士山が正面に見えるように設計されているようです。 |
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額縁からはうまく撮れませんでしたが、 美し森展望台からは、正面に立派な富士山を 拝むことができました(^^) さすが標高3,776m。雲の上に山頂を出して、 圧倒的な存在感を誇っていました。 登ってきてよかったな〜と思いました。 |
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バスが1時間おきなので、そろそろ下ります。 木道の階段で、しかもぐねぐねになっているので、 それほど勾配を感じることなく、 楽に登り下りすることができました(^^) |
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「美し森」バス停に到着。 次がこの日の最終のバスです。 明るい時間帯はもう少し走っていてもよさそうですが、 各施設が18時前後で閉まってしまうことを考えると、 17時台が最終でも仕方ないところでしょうか。 |
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清里駅ゆきの最終のバスがやってきました。 ピクニックバスは「美し森」が最高地点なので、 ここで折り返して坂を再び下っていきます。 |
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旅の締めはやっぱり温泉。 このバス、なんと途中で温泉にまで立ち寄ってくれるんです。 事前にピクニックバスの時刻やルートは調べていたのですが、 実際に訪れると、かなりのダイヤ改正が行われていて、 甲斐大泉温泉「パノラマの湯」にも立ち寄るルートになっていました。 本来の予定では清里駅から小海線に乗って訪れる予定だった、 甲斐大泉温泉に、ピクニックバスで美し森から一本で、 来ることができて、かなりラッキーでした(^^) |
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入り口には足湯がありました。 かなり新しい施設のようです。 |
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温泉からの眺望は最高でした。 施設名の名に恥じない富士山を正面に見る大露天風呂。 めちゃくちゃ混んでいて芋洗い状態だったのが 玉に傷でしたが、それでもこの眺めを楽しみながら、 温泉に浸かれるというのは、なんと贅沢なことだと思いました(^^) 湯上がりテラスからも、露天風呂からと同じ富士山が くっきりと正面に見えて、とても素晴らしい温泉でした。 |
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温泉で今日1日の汗をすっかり流して、 あとは東京に帰るだけです。 甲斐大泉駅までは歩いてわずか3分。 なので小海線で来ても、本当にすぐそこです(^^) |
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列車待ちの時間。約20分ほどありました。 静かな時間が流れていました。 こういう田舎の駅で列車を20分も待つのって、 東京の山手線で3分待つより、 ずっとずっと楽なのはどうしてなんだろう。 |
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小淵沢ゆきの列車に揺られて、 終点の小淵沢駅に到着。 列車は行きと違ってガラガラでした。 小淵沢に到着する頃には、日もとっぷり暮れて、 夕焼けがきれいでした。 |
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帰りは「スーパーあずさ」。 ものすごい勢いで小淵沢駅のホームに入っていきました^^; 一瞬、通過しちゃうんじゃないかと思うほどでした。 帰りはさすがにガラガラでした。 近くの席で若者グループがワイワイ騒いでいたので、 車掌さんに話すと、今日は指定席がガラガラということで、 好きな席に座らせてもらうことにしました。 椅子を回転させて、足を伸ばしてゆったり新宿へ。 「スーパー」が付くだけあって、帰りのあずさは猛烈に速かったです。 |
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眠っているうちに新宿に到着。 歌舞伎町のネオン街が最後に見えて、 東京に帰ってきたことを痛感させられます。 この感覚が嫌で北海道に引っ越したわけですが、 またこんな生活がふたたび始まるわけです(^^ゞ |
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新宿からは中央線と京浜東北線を乗り継いで、 友人宅のある蒲田へと帰りました。 朝は雨が降って、どうなることかと思いましたが、 けっきょく清里ではずっと晴れてくれて、 本当に気持ちのいい旅ができました。 そして清里がこんなにいい場所だとは思いませんでした。 また機会を見つけて、ぜひ行きたいと思いました。 明日は朝一番の新幹線で実家の福島に帰省です。 |