翌朝。朝はいつも通り、すっきり目覚めました。
朝の気温は14℃。窓を開けっぱなしで寝ていたので、
浴衣姿では少し寒いぐらいでした。
ホテルでバイキング形式の朝食を済ませて、
旭川空港ゆきのバスに揺られて、空港へやってきました。
天気は快晴。絶好のドライブ日和です(^^)
到着口で、東京からの友人の到着を待ちます。
旭川空港は、旭山動物園や美瑛・富良野に近いことから、
今では4社の航空会社が乗り入れ、
すっかり人気の空港となっています。
空港の温度計は、17.3℃を示していました。
旭川は北海道の内陸、ど真ん中の街なので、
朝は真夏でもひんやりしますが、日中はぐんぐん気温が上がります。
この写真を撮った後、友人を乗せたエアドゥの飛行機も
旭川空港に着陸し、無事に会うことができました(^^)
空港からレンタカー会社までは歩いていきました。
今日のレンタカーも、トヨタのヴィッツ。最近はいつもヴィッツです。
JTBから宿泊予約をしたので、オプションのレンタカーも安く、
1泊2日で7,000円で借りることができました(^^)
いよいよ出発進行!
空港周辺からして、すでに開放感たっぷりです(^^)
誰も走っていない道を窓を開けて爽快に走ります。
旭川空港から、丘のまち「美瑛」までは、わずか5kmほど。
車で10分も走ると、急に景色が一変し、
あっという間に「ケンとメリーの木」に到着しました(^^)
旭川空港からの、この近さは毎回ビックリです。
特につい2時間前まで東京にいた友人は、
この景色の変わり様にビックリしていました^^;
さっそく記念撮影。
「ケンとメリーの木」からパッチワークの路に出て、
丘の尾根づたいに走りました。
美瑛の美しい丘の風景がさっそく見え始めます。
遠くに見えている3本の木は「親子の木」です。
このあたりは小麦畑が視界いっぱいに広がっています。
車を停めて、いろんなところで写真を撮りました。
ここは僕の好きなカーブのところ。
右に左に、ゆっくりとカーブしながら、
両側に丘の風景が広がる、この場所は、
パッチワークの路の景色の中でも特に好きです(^^)
5月ということで、また裸の畑もあちこちに。
けれど、それもまたパッチワークのようで、きれい(^^)
手前ではトラクターがちょうど植え付けの作業中のようでした。
何気ない風景が、とても絵になるのが美瑛です。
途中、たくさんのトラクターとすれ違いました。
これからの時期は農作業が忙しい季節ですね。
美瑛の美しい風景を、このトラクターに乗ったおじちゃんを含め、
たくさんの地元の人たちが毎年作り出しているんだと思うと、
本当に頭が下がる思いです。
マイルドセブンの丘。
カラマツの木が丘の上にまっすぐに並んでいます。
手前の畑に作物が植えられ、夏になると、
より素敵な景色になることでしょう(^^)
「赤い屋根の家」。
周囲を丘に囲まれ、そこにポツンと1軒だけ赤い屋根の家があります。
こちらも作物がまだ植えられておらず、ちょっと寂しい感じ。
この赤い屋根の家は、富良野線の車窓からも眺めることができ、
観光列車の「ふらの・びえいノロッコ号」では、
乗務員のツインクルレディのお姉さんが、
ひときわ声を張り上げる、沿線随一のスポットでもあります。
踏み切りを渡って、パノラマロード側へ。
この踏み切りから見た線路は、
まっすぐ下った後、急勾配で再び上っていて、
架線などもないため、北海道らしい風景のひとつとして、
CMや絵葉書にもよく使われています。
今日は山菜採りのおばあさんも一緒に撮りました^^;
話を聞くと、ゼンマイやらワラビが結構採れるそうです。
「クリスマスツリーの木」。
名前の通り、やはり丘一面が雪に覆われる、
冬の景色が僕は一番好きです。
美馬牛駅からであれば、歩いて20分ほどで
たどり着ける木なので、冬の美瑛観光にはオススメです^^
冬は迷ってしまうと、ちょっと危険ですけどね(汗)。
四季彩の丘に向かう途中で、
とてもきれいなたんぽぽ畑に出会いました。
北海道では札幌も含めて、たんぽぽが当たり前のように
そこらじゅうに咲いています。
思わずたんぽぽのじゅうたんの中に入り込んで、
ごろんと横になってみました(^^)
視界いっぱいに黄色い花が広がって、大感動でした。
四季彩の丘に到着しました。
夏はたくさんの観光客で大賑わいの花畑ですが、
今の時期は、まだ花の種類が少ないので、
観光客もまばらで、とても静かでした。
夏の観光シーズンに向けて、花の植え付けが、
急ピッチで行われていました。
四季彩の丘も、最初はマイナーな観光地でしたが、
年々、着実に観光客を増やし、
今では富良野・美瑛を代表する観光地の一つとなりました。
背後にはうねる美瑛の丘が広がり、
天気がよければ、十勝岳連峰の姿も見事です(^^)
今日の花畑のメインは、このパンジーでした。
さっきのたんぽぽ畑に続いて、
こちらも見事な黄色いじゅうたんになっていました。
花が咲いていたのはこの周辺だけで、
他の観光客の人たちも、この辺に集中・・・^^;
パンジーやビオラは春から秋まで咲き続けるので、
四季彩の丘の入口に植えられています。
いつ訪れても、入口をぐぐった瞬間の感動を味わってもらうため。
売店では朝採れのアスパラが売られていました。
どれも安い上に、量が多い!さすがは地元産です。
特に細いアスパラは、20本以上が束になって150円でした。
やはり太いものの方が人気があるんですね。
僕も北海道に移り住む前は、細いのを選んで買っていましたが、
北海道で極太のアスパラを食べたとき、
そのポキっとした食感に感激して、それ以来は、
太いアスパラを選んで買うようになりました。
採れたてのアスパラは、繊維が柔らかく、ポキポキ食べられます^^
美馬牛駅にやってきました。
僕が美瑛駅以上に、美瑛観光の拠点として利用する駅です。
美瑛駅が町の中心にある駅なら、美馬牛駅は丘の中心にある駅。
なので、美瑛駅より美馬牛駅で降りたほうが、
丘めぐりをするにはちょうどいいのです(^^)
駅の裏側には、「ガイドの山小屋」さんという、
レンタサイクルを利用できる施設もあり、便利です。
たんぽぽでいっぱいの美馬牛駅。
「花が咲き 雲が流れ 丘が語る」の看板は、
僕が初めて美瑛の丘に出会った時より前からここにありました。
いつ訪れても変わらない風景が待っている駅って、
当たり前のようで、実はとても貴重な存在なんだな〜と、
東京に住み始めてから思うようになりました。
美馬牛駅前では、子供たちがボール遊びをしていました。
駅前広場を貸し切りです(^^)
とても微笑ましい光景でした。
美馬牛駅のホーム。
富良野線は全線単線ですが、
美馬牛駅は上りと下りで線路が分かれており、
行き違いができるようになっています。
しかし、やってくる列車は1時間から2時間に1本。
列車来ないかな〜と待っていても、
そうそう都合良くは列車は来てくれませんでした(^^ゞ
美馬牛駅の駐輪場に1台だけ停めてあった自転車。
部活に行った学生の自転車でしょうか。
あまり駐輪場の利用者がいないためか、
足元にはたんぽぽの花がいっぱい咲いていました。
美馬牛駅と美瑛町に別れを告げて、
ここからは上富良野町に入ります。
上富良野町も美瑛に隣接する町だけあって、
風景の美しさでは引けをとりません。
中でも厳選された「かみふらの八景」には、
特に北海道らしい美しい景色が待っています。
かみふらの八景のひとつ、「ジェットコースターの路」。
ま〜〜っすぐな道がどこまでも続き、
しかも上ったり下ったりで、まさにジェットコースター。
両側に広がる風景は、美瑛と同じ丘の風景。
すーっと気持ちがスッキリする道です(^^)
続いて、かみふらの八景のひとつである、「パノラマロード江花」。
ジェットコースターの路の終点から比較的近いので、
ここも一緒に走ると、一気に八景のうち2つを見ることができます。
「パノラマロード江花」沿いも丘の風景がきれいです^^
たんぽぽと綿帽子でいっぱいになった緑色の丘は、
見ているだけで、とてもココロが癒されるのでした。
ここからの景色が、パノラマロード江花のハイライト。
ひたすらまっすぐな道が富良野盆地を突き抜けて、
十勝岳まで続いているように見える場所です。
もう少し空が霞んでいなければ、残雪の残る十勝岳が
正面に大きくそびえて、さらにインパクト大です^^
上富良野町を抜けて、中富良野町へやってきました。
中富良野町といえば、やっぱりファーム富田。
ラベンダー観光発祥の地でもあります。
夏は周辺の道路が大渋滞するほどの人気ぶりですが、
さすがに5月ということで、余裕で駐車場に車を停めて、
花畑を見に行くことができました(^^)
ここの素晴らしいところというか、すごいなーと思うところは、
駐車場も、入園料も、ずっと無料ということ。
その上、花畑の美しさはやはり周囲のラベンダー園に比べ、
群を抜いて素晴らしいのですから、人気が出るわけです。
春の彩りの畑。
春らしい優しい色の花たちが咲いていました(^^)
普段、激混みのラベンダーの時期しか訪れないので、
今日はとてもガラガラで、写真も自由に撮れてよかったです^^
ラベンダー畑はさすがにまだまだ。
ここがあと2ヶ月もすると、
一面の紫で染まるのだから、わくわくしてしまいます(^^)
ラベンダーは咲いていませんでしたが、
気分だけでも味わおうと、
「ラベンダーカルピス」をいただきました(^^)
ほんのりラベンダーの香りがして、
夏をちょっとだけ先取りした気分になりました。
ファーム富田を後にして、中富良野町から富良野市へ。
富良野に来たら、いつも訪れるのが、
新富良野プリンスホテルの下に広がる、
森の小路、「ニングルテラス」。
そこに向かう途中、とても広〜いたんぽぽ畑に出会いました。
黄色い花と綿帽子が半々ぐらい。
思わず車を停めて、中を走り回ってしまいました^^;
春風という気持ちのいい風が吹いていました。
「ニングルテラス」
ニングルとは、この森に棲む妖精のことだそうです。
新緑がまぶしい森の小路には、
ログハウス調のかわいらしいお店が立ち並び、
あちこちにきれいな小川が流れています。
新緑の時期はもちろんこのようにきれいですが、
秋の紅葉の時期や、一面雪に覆われる冬、
そしてライトアップされる夜も、またきれいです^^
ログハウスのお店の中では、
職人さんがひとつひとつ作品を作り上げています。
どれも手作りで、かわいらしいものばかり。
ピーナッツの置物もありました。
ニングルテラスのお店の営業は、12時からなので、
この時間はまだお店はどこも開いておらず、
窓ガラス越しにしか作品を見ることができませんでしたが、
かわいらしいものをたくさん見て、癒されました(^^)
滝のように流れる小川。
周囲に広がる白樺などの木々。
ホテルに隣接して、人工的に作られた空間とはいえ、
なぜだか、ここはとても自分の好きな場所です。
北海道だから歩いている人が少なくて、
ゆっくりと散歩できるというのもあるのかもしれませんね。
ニングルテラスを抜けて、そのまま小川に沿って
坂道を下っていきます。
チップがひかれた道は、ちょっとふわふわしていて、
とても歩きやすいです(^^)
森の中では、ヒグラシがたくさん鳴いていました。
やってきたのは、珈琲「森の時計」。
ドラマ「優しい時間」で登場した喫茶店だそうです。
ドラマを見たことがないのでなんとも言えないのですが、
見たことのある人にとっては聖地のような場所。
なので、ここだけは、季節を通じて、常に混雑しています。
今日も中へ入ると、一組、すでに待っている人たちがいました。
座席はテラスにもあるため、比較的、多くあるのですが、
人気のカウンター席はわずか9席しかなく、
そのカウンター席に座りたくて、みんな行列をなすのです。
ちょうど自分たちが入ったと同時に、
3人組のおばちゃんが出たので、
すぐにカウンター席に座ることができました(^^)
カウンター席に限り、自分で珈琲豆を挽くことができます。
ミルと豆が自分の前に置かれ、
店員さんの説明どおり、豆を挽いていきます。
ぐるぐるぐる・・・。ここでみんなが記念撮影(笑)。
これをやらずして、何のためにここに来るかと言うほど、
みんな、この「ぐるぐる」がやりたくて、ここに来ます。
ぐるぐる・・・という豆挽きは1分ほどで終了します。
引き出しを開けてみると、ちゃんときれいに豆が挽けていました^^
豆を挽き終わると、店員さんが大きなボウルに
自分たちの挽いた豆を入れてくれて、
「どうぞ、香りをお楽しみ下さい」と、香りを嗅がせてくれます。
自分で挽いたということもあり、また挽きたてということもあり、
ものすごくいい香りです。香りを楽しんだ後は、
再び豆を店員さんに渡し、いよいよ珈琲を淹れていきます。
ここまでの過程が、カウンター席でないと味わえないのです。
自分たちの席からは、正面にきれいな森が、
まるで1枚の絵画のように広がっていました。
冬はしんしんと降る雪も見ることができます。
とても落ち着いていて、だけど、そんなに気取らずに
記念写真を撮ったりしながら、楽しめるこのお店は、
ドラマを見ていなくても、十分行く価値があると思います。
珈琲は香り高く、とっても美味しくいただきました(^^)
洒落たお店で美味しい珈琲を飲んだ後は、
ランチタイム。今日はラーメンです。
JR布部駅から歩いて5分ほどの場所にある「布部札幌軒」。
一度食べると、病み付きになってしまうほど、
とても美味しい味噌ラーメンを味わうことができます。
お店の中は昭和の香り漂う、懐かしいたたずまい。
北の国からのロケにも使われたお店だそうです。
僕が注文したのは味噌ラーメン650円。
パンチの効いたこってり味噌味というよりは、
どこか懐かしい、飽きのこない、
優しい味の味噌ラーメンです。
僕は2回目ですが、友人は初めてだったので、
あまりの美味しさに驚いていました。
ラーメンを食べた後は、ひたすらホテルのある帯広へ、
国道38号線を走るのみ。
富良野から帯広までは、まだ108kmもあります。
ここから先は少し車窓が単調になり、
しばし我慢のドライビングとなります。
十勝地方へ抜ける狩勝峠は、今日も霧が出ていて、
とても見通しが悪かったです。
狩勝峠を越えて、十勝地方に入りました。
1枚上の写真までの通り、
美瑛や富良野はずっと晴れていましたが、
十勝地方に入ったとたんに曇り空。。。
気候も風景もガラリと変わります。
気温は13℃しかありません。
富良野や美瑛より10℃以上低く、暖房をつけながら走行。。。
キタキツネに会いました。
北海道を旅行すると、たいてい1回は会います。
今日も普通に畑の脇を走っていました。
音更町にある十勝牧場の白樺並木。
町の「美林」に指定されているだけあって、
とても太く立派な白樺の並木道が続いています。
天気がいいともっときれいで散歩も気持ちいいんでしょうけど、
車を降りたとたん、半袖で13℃という寒さには耐え切れず、
お互い写真を1枚ずつ撮って、すぐに車に戻りました^^;
十勝というだけあって、帯広までの間には牧場が多いです。
牧場の周りにはこちらもたんぽぽがたくさん咲いていました^^
こういうところで放牧された牛たちですから、
当然、北海道の牛乳は美味しくなるわけですよね(^^)
ようやく帯広市内に到着しました。
ホテルにそのままチェックインするには早かったので、
少しだけ公園散策をすることにしました。
向かった先は「緑ヶ丘公園」。帯広市内では一番大きな公園です。
公園には元・世界一長いベンチがあります。
長さは400m。広場の端っこまで続いていますが、
気温13℃ではさすがに座ってのんびりするには寒いです。
座っている人は写真の通り、1人しかいませんでした^^;
緑ヶ丘公園の「まっすぐの径」。
その名の通り、まっすぐな道が続いています。
帯広駅から1kmほどの場所にあり、
周囲は住宅街に囲まれているのですが、
ここだけは緑でいっぱいで、
札幌市内でいうところの、中島公園のような感じです。
「しらかばたちの径」。
先ほどの音更町の十勝牧場に負けないぐらい、
太くて立派な白樺の木々が立ち並んでいます。
小さな池ではボートにも乗ることができます。
地元の子供たちが楽しそうにボートを漕いでいました。
ちなみに、僕はボートを全く漕ぐことができません。
なんか漕ごうとすると、前に漕いでしまいます(笑)。
のんびりした空気の流れる緑ヶ丘公園。
写真には写っていませんが、カモものんびり泳いでいました。
池の周りに置かれたベンチなどは、
本当に札幌の中島公園とよく似ています(^^)
天気のいい週末などは、市民で賑わうんでしょうね。
池の周りは「ひとやすみの径」という名前が付いていました。
ほんと、天気がよければ池の周りでゆっくりとくつろぎたいですね^^
今日は寒いので、とりあえずホテルに向かいました。
今日、宿泊するホテル「北海道ホテル」。
北海道に数あるホテルの中でも、
予約の取りにくさでは、一、二を争うホテルで、
満足度でも常にホテル部門では道内1位を獲得しています。
帯広駅からも徒歩圏内にありながら、
周囲を森に囲まれ、自然の中にいるような感覚になれます。
従業員の方々のサービスもとても洗練されていて、
到着したときの笑顔や応対がホッと落ち着かせてくれる、
そんなソフト面でもハード面でも素敵なホテルです。
今日、宿泊する部屋はガーデンウィングの「ガーデンツイン」。
北海道ホテルは「ガーデンウィング」と「日高ウィング」の
2棟に部屋が分かれており、ガーデンウィングは庭が一望、
日高ウィングは天気がよければ、日高山脈を一望できます。
どちらかといえば、ガーデンウィングが観光客向け、
日高ウィングはビジネス客向けという感じです。
「ガーデンツイン」の部屋は、とにかく窓が大きいです。
足元までいっぱいに張られたガラス窓の向こうには、
きれいな庭と森を望むことができ、
とても市街地の真ん中にいるとは思えない雰囲気です。
ドリップ珈琲が無料だったので、
部屋でゆっくりと珈琲を飲みました。
今回は夕・朝食付きのプランで予約したので、1泊13,400円。
北海道は夏を除けば、宿泊費は本州とは比べ物にならないぐらい
とても安く設定されているので、
北海道内で1万円を超える宿に宿泊するのは、
僕はこの「北海道ホテル」ぐらいです。
せっかく「ガーデンウィング」に宿泊したので、
その「ガーデン」=「庭」を散策してみることにしました。
庭に出ると、とてもきれいに整備された芝生が広がり、
正面には森が広がっています。
森のすぐ向こうには生活道路があり、
ショッピングセンターなどもある、普通の市街地なのですが、
ここだけ取り残されたように静かなリゾート地という趣きです。
庭にはたくさんの鳥たちやエゾリスも遊びに来ます。
振り返ると、自分たちの宿泊しているガーデンウィングの建物に
少しずつ明かりが灯り始め、いい雰囲気です(^^)
いよいよ夕食タイム。
ホテル内には、写真の一番広い「バード・ウォッチ・カフェ」の他、
鉄板焼や天ぷらなど、いくつかのレストランがあり、
夕食タイムになると、少しずつ人が集まり始めます。
北海道ホテルの食事は、十勝産にこだわった料理が並び、
まさに「地産地消」の味を、ゆっくりと味わうことができます。
広尾町の海で採れたホタテや、鹿追町の十勝牛ステーキなど、
どれもメニューには産地の名前が書かれています。
今が旬のアスパラもメニューにあったので、それも注文しました。
通常5,000円のコース「丸ごと十勝ディナー」を
1時間以上の時間をかけて、ゆっくりといただきました。
旅行会社経由だったので、
夕食を付けると+4,200円と、通常料金よりは少し安いですが
それでも十分、贅沢な値段です。
ただ、それを上回る料理がここでは味わうことができます。
逆に言えば、ここでしか味わえない料理でもあるわけです。
少しずつ暗くなって、ライトアップされる庭を眺めながら、
ゆっくりと食べる食事は、毎回のことながら、とても美味しく、
とても満足させてくれます。(デザートの写真しかなくてすみません^^;)

   
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