翌朝、目覚めたのは2時半でした。 相変わらず、宿の布団はよく眠ることができず、 真夜中に目が覚めてしまいます。 御園ホテルのお風呂は、夜もずっと入ることができるので、 とりあえずお風呂に入りました。もちろん誰もいない貸切風呂。 そのあと、部屋に戻って布団に入ったものの、やっぱり眠れず、 結局、朝4時半ごろに、外に散歩に出かけることにしました。 温度計は−12.8℃を示していて、突き刺すような寒さですが、 ついさっき温泉に入ったばかりなので、そんなに寒くありません。 |
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とりあえず、屈斜路湖を目指して歩くことにしました。 写真では若干明るいように見えますが、 実際は真っ暗でほとんど何も見えません。 こんなところを一人で進んでいって大丈夫かな・・・という感じでした。 時折、闇の中を突き破って車が2、3台走っていきました。 向こうから見たら、幽霊に見えたかもしれません・・・(汗)。 |
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暗闇の中を40分ほど歩いて、ようやく屈斜路湖畔に到着。 このあたりは仁伏温泉という場所のようです。 久しぶりに見る明かりにホッと一安心です。 |
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屈斜路湖の湖畔にやってきました。 空が少しずつ白み始め、静かな湖畔がとてもきれいでした。 川湯温泉から屈斜路湖まで歩いてきたのは初めてでしたが、 こんなに近いとは思いませんでした。 |
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屈斜路湖は、北海道ではサロマ湖に次いで広い湖。 人を寄せ付けない厳しさがある摩周湖に比べると、 屈斜路湖は、こうして湖面のすぐそばまで行けるし、 湖畔に温泉が沸いていたりと、穏やかな表情の湖です。 この日は氷点下10℃以下の冷え込みで、 水面もうっすらと氷が張っていました。 |
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東の空はだいぶ明るくなってきました。 屈斜路湖の朝の訪れです。 鳥がさえずる声が聞こえ、とても爽やかな朝でした。 |
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湖畔のそばに足湯があったので、手だけ入れてみました。 ここまでとっても寒かったので、じんわりとします。 ちょっと舐めてみましたが、ここは無味無臭の温泉で、 川湯温泉の泉質とはまったく異なるようです。 |
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明るくなった道を、川湯温泉まで帰ります。 往復約6kmほど。 今日はちょっと朝早すぎたけど、 夏なんかはいい散歩コースになりそうです。 |
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川湯温泉に戻ってきました。 温泉街にたちこめる湯気が木に付いて凍り、 霧氷になってました。 ここまで歩いてくると、さすがに身体も若干温まったのか、 氷点下10℃以下の冷え込みでも、 それほど寒さを感じませんでした。 |
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雪は木々の枝の上に降り積もっていきますが、 霧氷は枝の下に、房のように付いています。 |
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朝の湯の川園地。 すっかり明るくなり、散策している人もちらほらと。 奥の方に屋根が見える場所が足湯になっていて、 そこから源泉が川になって流れています。 |
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朝日が昇りました。 神々しいまでの輝きです。 手前を散歩していた女性も立ち止まって見ていました。 |
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さてさて部屋に帰ってきました。 部屋からは・・・霧氷の付いた木々がきれいに見えます。 身体も冷えたことだし、もう一度朝風呂に入りに行こう! |
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朝風呂のあと、友人も起き、一緒に朝ごはんを食べました。 朝食はさすがに部屋食ではなく、宴会場でした。 これは、JTBの湯めぐり手帳で3ヶ所の宿を回ったときに、 もれなくもらえた木製のコースターです。 普通に800円で購入して、湯めぐり手形としても使えるようです。 今回の旅のいい思い出になりました^^ |
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いよいよチェックアウトの時間。 9時55分発のツインクルバス「知床号」に乗り込みます。 御園ホテルの前がバス停なので、すぐに乗り込めて本当に便利^^ 今回も一番前の席が空いていたので、 一番前の席から景色を眺めていくことにしました。 |
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バスは野上峠という峠を越えて、 川湯温泉がある弟子屈(てしかが)町から、小清水町へと入ります。 途中、車窓からは屈斜路湖や硫黄山が見えて、きれいでした。 弟子屈町までは釧路支庁、小清水町は網走支庁となり、 ここで支庁も変わります。この区間を車で越えるのは初めてでしたが、 予想以上に坂をグイグイ登る峠で、ここのすぐ隣を 釧網本線の列車が走っているのかと思うと、すごいなぁと思いました。 |
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斜里岳が見えてきました。日本百名山のひとつです。 標高は1,545mですが、山肌が険しく、雪で真っ白に覆われ、 見ていて圧倒される山でした。 |
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バスは小清水町から清里町へ。 夏はじゃがいも畑が広がる一帯を走ります。 防風林が一列に並んでいる様子があちこちで見られます。 |
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こちらは海別(うなべつ)岳です。標高1,419m。 険しい山容を見せる斜里岳と違い、こちらは穏やかな感じです。 |
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川湯温泉から50分ほどで知床斜里駅に到着しました。 世界遺産「知床」の玄関口となる駅です。 |
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駅前には「ようこそ 知床国立公園へ」の文字が 大きく掲げられていました。 世界遺産に知床が登録されてからは、 斜里町を訪れる観光客もかなり増えたようです。 |
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ここで写真を撮りました。 最初にこういうの考えた人って、面白い人だなぁと思います^^; あまりに恥ずかしい写真になったので、お見せできず・・・(汗)。 |
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知床斜里駅のホームからは、斜里岳の姿がよく見えました。 一方、ホームではなにやら魚を干しているようです。 前に来たときもこうして魚を干していたのですが、 北海道らしさを出すために、観光用に干しているという感じでしょうか(^^) |
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ツインクルバス「知床号」の車内では、 「この先、みなさんノロッコ号に乗られると思いますが・・・」と ガイドさんが話していましたが、僕たちは1本前の快速列車へ。 1両編成で釧路から来るため、車内はものすごい混んでいました。 この列車、釧路から網走まで通して走る数少ない列車で しかも快速なので、いつも相当混んでいます。 いつも混んでるから2両にしたらいいのに・・・と思うのですが、 そう簡単にはいかないものなのでしょうか。 僕たちは知床斜里で数人降りたので、その人たちが座っていた、 ロングシート部分になんとか座ることができました。 |
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知床斜里を出発すると、すぐにオホーツク海が見えてきます。 流氷が来てますね〜^^ ギッシリ押し寄せてるわけではありませんが、 海にプカプカ浮いている感じで、これはこれでなかなか見応えがあります。 あとで砕氷船にも乗るので、ここは軽く見ておくことにします。 |
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車内では流氷が見え始めたとたんに海側に視線が集中。 カメラを向けて、みんな必死に写真を撮っていました。 海側の景色を見るために、あえてデッキに立っている人もいます。 釧網本線の最後のハイライト区間です。 |
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僕たちは北浜駅で下車。僕たちの他にもう一人下車しました。 ここはホームからオホーツク海までわずか20mという、 「オホーツク海に最も近い駅」として有名です。 しかも駅の中にレストランがあるのです^^ そこでランチをいただくために、流氷ノロッコ号ではなく、 1本早い列車を利用したというわけです。 僕たちが入店したときは、ちょうど海沿いのボックス席が空いていて、 このように窓からはオホーツク海を見ることができました^^ |
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店内は、ちょっとレトロな感じが漂っていて、なかなかいい雰囲気。 厨房ではおじさんとお姉さんがせっせと料理を作っています。 列車が到着するタイミングでもないのに、 お客さんが次々に訪れていて、写真の円卓テーブルや、 カウンターも満席になりました。車で来る人も多いようです。 ただ、やはりみんな海側のボックス席からの眺めを楽しみに来ているので ボックス席が空き次第、円卓やカウンターに座っている人たちを、 ボックス席の方へ案内していました。 |
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座席の上を見上げると、網棚や扇風機が。 座席のシートも、国鉄時代に使用されていたという ボックスシートを使用していて、なんだか列車の中みたい。 こういうちょっとした演出が、鉄道ファンにはたまらないのです^^ |
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僕は「停車場 ランチ」850円をいただきました。 このあと、食後にコーヒーも付いてきて850円ですから、お得です。 ハンバーグも焼きたてのアツアツ、目玉焼きも付いて、 味もなかなかGoodでした。 |
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流氷の押し寄せるオホーツク海を見ながらのランチ。 窓からの景色もまた、メインディッシュなわけです。 |
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コーヒーも飲み終えて、すっかりお腹いっぱいになりました。 次の網走行き流氷ノロッコ号が来る時間まで、 ちょっと時間があるので、駅舎の周りをぐるりと回って見ます。 駅の中は、来訪記念に無数の名刺やメモ書き、写真が貼られ、 この北浜駅がいかに旅人の旅情をかきたてているかが分かります。 |
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駅舎は昔ながらの木造で、とっても味があります。 駅前にポツンと置かれた丸ポストがいい感じです。 入口のドアから正面を見ると、オホーツク海が広がり、 この駅がいかに海の目の前にあるかが実感できます。 まぁ、開放的な駅なので、駅舎を通らなくても、 左右からいくらでも自由にホームに出入りできるんですけどね^^; |
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12時30分、流氷ノロッコ号がホームに到着しました。 知床斜里駅から網走駅までのうち、ハイライト区間のみを ものすごいゆっくり走ってくれる列車で、観光客に大人気です。 そのため普通列車は1両なのに、流氷ノロッコ号は5両もあります。 流氷ノロッコ号は、この北浜駅で7分停車します。 単線の行き違い停車ではなく、流氷を眺めるための停車です(^^) |
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北浜駅にはホームに展望台もあり、 そこからオホーツク海を眺めることができます。 ノロッコ号が来たとたんに、一気に人が押し寄せて、 狭い展望台はあっという間にいっぱいになりました。 展望台からは知床半島の山々までよく見渡せて、 とっても見ごたえがあります。 |
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北浜駅から網走駅まではノンストップで15分なので自由席利用。 さすがに5両編成あって、しかも網走発ではなく、逆方向なので、 自由席車両もガラガラでした。 ノロッコ号の車内は、さすが観光列車という感じで、 ガイドさんの車窓案内がすごかったです。喋るわ、喋るわ・・・^^; 夏に走る「富良野・美瑛ノロッコ号」も同様ですが、 ノロッコ号の車窓ガイドは若干、過剰宣伝な感じがします。 乗っていてただ聞いている分には楽しいんですけどね^^ |
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網走駅に着きました。久しぶりの網走。 ここから砕氷船乗り場へ向かいます。 |
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網走駅です。駅は街のはずれにあるので、 駅前には特にこれといって繁華街はありません。 網走市は人口4万人ほどで、網走支庁の支庁所在地。 オホーツク観光の中心となる街で、とても名の知れた街ですが、 網走支庁で最も大きい都市は実は北見市で、 人口は網走の3倍以上もあります。 |
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網走駅前からはバスで砕氷船乗り場「おーろらターミナル」へ。 バスは毎時25分、55分発なのですが、臨時便なのか遅れてるのか、 13時10分ごろ、網走駅を発車しました。 おーろらターミナルまでは市街地を走り、10分ほどで到着します。 |
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砕氷船乗り場で、予約済みの列に並んでチケットを受け取ります。 一人3,000円です。うわっ、高っ!と思わず思ってしまいますが、 前回は流氷密度が高すぎて、港の中のみの航海(その時は1,500円) だったので、今回、初めて沖合航路で期待に胸が膨らみます。 |
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僕たちが列に並び始めてからも、次々に団体ツアーがやってきて、 かなりの人数になってきました。 今日は週末土曜日、しかも流氷も南下してきているということで、 特に観光客が多いようです。 |
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まだ14時の出航まで25分もあるのに、改札が始まりました。 砕氷船も2隻準備され、個人客はこちら(手前)へ、 団体客はもう1隻の船へと案内されているようでした。 |
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14時の出航を待たずして、全ての乗客が乗り込んだため、 15分前に出航!寒い中、出航を待っているのはしんどいので、 これはとっても助かりました^^ いよいよ流氷の海に出航です。 |
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出航してすぐは流氷原が現れなかったので、 しばらくは船を追いかけて飛び回るカモメたちと戯れます。 「カモメにえさはあげないで下さい」のアナウンスはあるのですが、 やはりあげている人はあげているようです^^; 投げて、それをうまくキャッチしてくれたりすると楽しいんですよね。 |
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出航して10分もすると、小さな氷の粒が船の周囲を囲んできました。 いよいよ流氷群の中に入ってきました。 |
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氷の粒は次第に大きくなり、大きな塊も時々現れます。 その中を突っ切るように砕氷船は進んでいきます。 |
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かなり沖までやってきました。 もう見渡す限り、海が流氷で覆われています。 これらの流氷は、ロシアの「アムール川」という川の水が凍って 海に流れ出たものが、冬の北風に乗って網走まで南下してきたもの。 なので、海の水が凍っているわけではなく、 ロシアの川から流れてきた氷なのです。 この流氷に含まれる大量のプランクトンが、オホーツク海の魚たちの えさとなり、オホーツク海では魚介類が豊富に捕れるというわけです。 そう考えると、自然ってすごいスケールが大きいなぁって思いますね。 |
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流氷もかなり大きくなりました。人間が乗っても平気そう。 時折、流氷が船の先頭で砕けるときに船が揺れています。 肉眼では小さくしか確認できなかったのですが、 オジロワシやゴマフアザラシの姿も見ることができました^^ |
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どこまでも広がる流氷群。 そしてその向こうには知床の山々が連なっています。 今日は天気も比較的よく、風も穏やかだったので、 流氷と知床連山、両方を見ることができましたが、 たった2日前は、この流氷、まったく見ることができなかったそうです。 流氷は南風が吹けば、一晩で一気に北へ遠ざかってしまいます。 そう考えると、今日は本当に運がよかったです。 |
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そして流氷砕氷船の旅も終了。 乗船料3,000円の価値は十分ありました。 やはり列車の車窓から見るのとではスケールが違います。 |
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砕氷船ターミナルへ戻ったら、あとは札幌へ帰宅です。 網走から札幌へ向かう特急「オホーツク」では、 札幌に着くまでに5時間半もかかってしまうので、 今回は初めて飛行機を使って、札幌へ帰ることにしました。 ちょうど、この日はJAL・ANAのバーゲンの日だったので、 北海道内の便は全て9,000円で乗ることができるラッキーな日でした。 特急を使っても網走−札幌間は9,130円かかってしまうので、 今回は迷わず飛行機を選択しました。 砕氷船乗り場から女満別空港までは直行バスが出ているので、 それに乗り込み、空港を目指します。車窓には網走湖が見えます。 |
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こんな美瑛のような美しい風景もありました。 | |
1時間ほどで女満別空港に到着。 砕氷船が15分早く出航してくれたおかげで、 予定より1時間も早い空港連絡バスに乗ることができ、 だいぶ早く空港に到着することができたので、 ANAのカウンターで座席を前方に変更してもらうことができました^^ |
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僕たちが乗るのは一番下のANA4868便「札幌(丘珠)」行きです。 札幌−女満別間は、北海道内では一番利用者の多い路線。 JALは全て新千歳空港へ向かうのに対して、 ANAは一部が丘珠空港へ向かいます。 そのまま本州へ向かう場合は、新千歳空港がもちろん便利ですが、 札幌市内へ帰るときには、丘珠空港の方が断然便利。 丘珠空港は、地下鉄「栄町」駅までバスかタクシーで5分。 そこから地下鉄で札幌駅まで11分という近さが魅力です。 |
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空港の中に、さっきバスで通ってきた風景の写真がありました。 実は「メルヘンの丘」とちゃんと名前が付いていたんですね^^ 夏にも訪れてみたくなりました。 |
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最後は、こんな飛行機。。。あれ??滑走路を歩くの? プロペラ機で、とても機体が小さいので、 飛行機とターミナルビルを結ぶ「ボーディング・ブリッジ」がなく、 乗客全員が滑走路を歩いて、飛行機まで向かいます。 車内は2人×2人で座席も小さく極狭です・・・。 しかし、一度飛び立ってしまえば飛行時間わずか50分。 夕焼けを見ながら、コーヒーを飲んでいるうちに、 あっという間に着いてしまいました。うーん、飛行機はやっぱりすごいなぁ。 丘珠空港到着後は、タクシーで栄町駅まで向かい、地下鉄で札幌へ。 夕方6時半には、札幌駅に到着し、帰宅の途につきました(^^) |