朝5:30、寝起きの悪いオレが、な、なんと、ピッタリに
目覚めた。奇跡だ…(笑)。さわやんにもめちゃめちゃ感心された。
今日一番初めに乗る電車は本宮駅6:25発。
さわやんの家族のみなさんには、にいろいろお世話になりまくりで、
ホントにありがとうございましたって感じです(ペコリ→一礼)。

さすがに朝早いだけあって、電車は空いてました。ボックス席に座り、
さわやんは杉田駅で朝日(朝焼け)の風景を写真にとり、
オレはこれからの長旅がどんな風になるのか、ワクワクしていた。
まもなく朝日が昇る(杉田駅にて)
福島駅、仙台駅などを通りすぎ、オレ達は松島で降りた。ここは
日本三景の1つ、「松島や、ああ松島や、松島や」ってイメージ。
単純だね(笑)。裏道を少し歩いていくと、瑞厳寺に着いた。
でも拝観料がかかるので、門の外で写真を撮って終わり(笑)。
でも門の外にも素晴らしい写真が撮れた。すっかり赤くなったもみじ
(かえで?それとも…?)の葉っぱがひらひらと、まるでスクリーンセーバーの
桜の花が散るかのようにきれいに落ちてきた。
瑞厳寺の杉並木
スクリーンセーバーのように、紅葉した葉っぱが降ってくる
次はいよいよメインの松島(?)。小さな島がいくつも、また
何とも言えないいいあんばいの配置で(笑→表現がヘタ)あって、
これが日本三景かぁって感じだった。

少し歩くと瑞厳寺五大堂があった。
ここは無料、行くっきゃない(笑)。
五大堂に行くまでに、「すかし橋」という足の踏み場が
線路の枕木のような感じの橋を渡った。
さわやんはなんかはしゃいでたので、
もしかしてもしかするかと思ったけど、無事渡れた(笑)。

五大堂では、ツアー客と一緒になって、
ガイドさんの説明を一緒に聞いてた(爆)。
そういえば今日は朝ご飯をたべてない。
特にさわやんはソフトクリームという誘惑にも負けずに頑張って(笑)、
何にも食べないで次の盛岡へ向かった。というのも…、
日本3景のひとつ、松島の風景
盛岡だ。ここでは昼ご飯(いや、ブランチ)にわんこそばを
腹いっぱい食おうっていう目的があったのだ。
オレたちは、「でんでん虫号」っていう「どこまで言っても100円。大変お得です」
を売りにしている(爆)、市内循環バスに乗った。
北東北最大のターミナル駅、JR盛岡駅
そして、オレたちは東家本店に着いた。
ここは、わんこそば(おわんを積み重ねない)が
2500円(税別)で食べられる。3000円だと積み重ねてくれる
が、もちろんオレたちは2500円(笑)。

最初はどんな風に始まるんだろうとか思って緊張してたが、
いざ始まってみると、緊張してるヒマさえもない。「ハイ、じゃんじゃん」とか
「ハイ、がんばって」とか言われながら、容赦なくそばを入れられまくる。
別に大会とかじゃないから、そんなに早くないのかなとか思ってたが、甘かった(笑)。
ホントにじゃんじゃんって感じ(笑)。
結局オレは60杯、さわやんは71杯という結果だった。
わんこそばの老舗「東家」
すっかり日も暮れて、オレたちは青森県に向かって電車に乗った。
ここの区間は長いすの座席。「あっち(東京)と変わんないじゃん」とか思いつつ、
少し混んでる電車に揺られてた。沼宮内駅を過ぎた頃、
オレの隣で寝てたおばちゃんが「さっきの駅、どこですか?」みたいなことを聞いてきた。
「沼宮内です」というと、おばちゃんはあちゃ〜という顔をした。
どうやら乗り過ごしたようだ。普通だったら次の駅で降りて戻るって考えるが、
さわやんはすぐさま時刻表をかばんから取り出して、
「戻る電車は2時間後くらいまでないです」と教えてあげると、
おばちゃんは「しょうがない。タクシーで帰るよ」って感じで次の駅で降りた。
厳しいなぁって思った。

しばらく真っ暗で何にも見えない車窓の電車に乗って、
浅虫温泉を目指していたが、2人は会話も途切れ始め、
寝たり音楽聴いたりしてたが、八戸を過ぎたあたりで、
さわやんが「浅虫温泉じゃなくて、三沢の古牧温泉にしない?」ってなことを言ったので、
予定より約1時間ほど前に電車を降りて、岩風呂で有名な古牧温泉に向かった。

温泉は駅から歩いてすぐのところにあった。かなり大きなところで、
お風呂の中は乙女の像のモチーフみたいのがあったりもした。
しばらく電車に乗りつづけて(肉体的にも精神的にも)疲れ始めていた2人は、
温泉で回復♪お風呂あがりにビール!といきたいところだが、
さわやんはお酒NGだし、これからまた長時間電車に乗るので、
ジュースでクールダウン。お昼のわんこそばがまだ胃の中に残っていらっしゃる
ようだったので(爆)、この日は夕飯は抜き!
新幹線開通に向け、工事が進むJR八戸駅
小牧温泉の最寄り駅、JR三沢駅
21:39、青森行きの最終の普通列車に乗って、三沢を出発。
青森に近づくにつれて、海や船から出てる光が見えてきた。
そして、22:58、青森到着。アレっ?そんなに寒くない?って感じ。

わずか10分後に乗る、夜行列車・急行「はまなす」はもう止まっていた。
次の日から連休ってこともあって、けっこう混んでいた。
オレたちは計画の段階では「自由席でいっか?」とか言ってたけど、
直前に「ドリームカー(指定)」をとっておいたので、ちゃんと座っていけた。
多分自由席だったら座れなかったかも。夜行なのに(汗)。

ここで、自由席とドリームカーの違い。
ドリームカーの車内は、見た目は自由席とそんなに変わらないが、
椅子のリクライニングっぷりが違うのだっ(笑)!
ドリームカーのリクライニングは、かなり横になるに近い状態まで背もたれを倒せるのだ。

あと、「はまなす」にはB寝台とカーペット車(指定)がある。
先程計画の段階では「自由席でいっか?」と言っていたが、
ホントはカーペット車を取る予定だった。
カーペット車はカーペットの上に完璧に横になれて、毛布付き♪

23:08、出発。オレは青森で既に今まで行ったことのある最北限の場所記録(?)を更新。
だから、これから通る青函トンネルに入るのがどんな感じか楽しみで、すぐには寝なかった。
さわやんもオレにお付き合い(→ありがとう)。
でもよく考えたら今は真夜中。当然トンネルの入り口など見えるはずもなく、
ゴーっという音が激しくなったっていうので、青函トンネル入りを確認(TmT)。

なんか…、普通のトンネルだった(爆)。

当たり前だけどね。ちょっと感動したのは、海底に駅があることと、
車窓からドラえもん(?)の絵と「ようこそ北海道へ・JR北海道」の文字が赤く光ってたこと。

いつの間にやら、2人は寝てました。さわやんはところどころ
止まる駅とかで起きちゃったようだけど、オレは熟睡(笑)。
どんな音がしてようが、どれだけ明るかろうが、オレはいつでもどこでも
眠い時は熟睡できるのだ!さわやんとは正反対。

    

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