おはようございます!2日目の朝を迎えました。
一応、目覚ましをかけてから寝ましたが、
普段どおり、5時にはスッキリ起きました(^^ゞ
「JALシティ函館」から函館駅までは市電なら5分ほどなのですが、
函館の市電は、始発が7時なので、
それを待っていては間に合わず、
函館駅まで約1kmちょっと歩きました。
まだ真っ暗ですが、朝の目覚ましにはいい散歩でした(^^)
途中、函館の朝市を通って駅に向かいました。
夏ならとっくに明るい時間で観光客で賑わいを見せていますが、
さすがに冬はまだ営業準備中のお店が多かったです。
「お兄ちゃん、カニはよかったのかい?」という、
いつもの客引きは、一応されましたけどね(^^ゞ
今日、最初に乗る列車は、特急です(^^)
始発の八戸ゆきの自由席に座るべく、
発車の20分前には改札をくぐりました。
特急「スーパー白鳥」10号、八戸ゆきです。
始発なのに「10号」なのは、八戸で接続する、
東北新幹線「はやて」に合わせた番号にしているためです。
札幌−旭川間を走る、L特急「スーパーカムイ」と同じ、
789系が使われています。こちらの方が先輩ですね。
今日は、長い8両編成での運転でした。
自由席は2号車と3号車の2両のみ。
さすがにまだ早い時間帯だからか、
自由席はガラガラで、好きな場所に座り放題でした^^
5番線には札幌ゆきの特急「スーパー北斗1号」が停車中。
「スーパー白鳥」と「スーパー北斗」という、
2つの特急が1つのホームに並びました(^^)
発車を待っていると、少しずつ空が明るくなってきました。
長いホームには静寂が漂っていました。
弧を描いた、函館駅のホームには独特の旅情があります。
駅舎の姿は大きく変わりましたが、
このホームの旅情だけはいつ訪れても変わりませんね。
特急「スーパー白鳥」10号は、定刻通り、函館駅を発車しました。
札幌−小樽間以来、久しぶりに乗る「電車」なので、
ディーゼル音が聞こえなくて、車内はとっても静かです(^^)
この列車に乗って、目指すは青森県の蟹田駅。
北海道&東日本パスには、函館−青森間に限り、
自由席特急券を別途購入すれば、特急にも乗車できるという、
青春18きっぷにはない特典があります。
青森まで乗車してもよかったのですが、特急料金1,680円だったのと、
結局、青森駅で接続する普通列車は同じだったので、
少しでも特急料金が安い蟹田駅までにとどめておくことにしました。
函館運輸所には、北海道新幹線の看板が
大きく貼られていました。
青函トンネルが当初から新幹線の規格で作られた事もあり、
北海道にとって、新幹線の開通というのは
やはり昔からの悲願なんでしょうね。
さすが特急は快適です(^^)
ワゴンサービスのおねえさんが歩き回ったりして、
それを見るだけでなんだか贅沢な列車に乗ってる気分(笑)。
けど、見るだけで実際には何も買わずに、缶コーヒー。
列車は、五稜郭、木古内、蟹田、青森・・・と停車していきます。
五稜郭を出ると、大きく函館湾をカーブするように走り、
あっという間に函館山が対岸に見えるようになります。
北海道側は、このようにしばらく海沿いを走ったりして、
速度は遅いですが、乗っていて気持ちのいい区間です(^^)
今日はこれから雪の予報が出ていたので、
日の出の時間を過ぎても、空がどんよりしていました。
木古内を出ると、山あいに入り、
トンネルが続くようになります。
ちゃんと1つ1つ、トンネルの名前が表示されていき、
青函トンネルと間違えないようになっています。
JR北海道ではお馴染みの、
「今どのへんを走ってるか」の画面。
大きく表示されているトンネルはもちろん青函トンネルです。
この画面を見て、
もう次で降りるのかよ〜って思ってしまいました。
木古内から先は、津軽海峡線に入り、
さっきまでのノロノロ運転から、一気にスピードを上げていきます。
トップスピードで通過した知内駅のそばには、
たくさんのレールが積んでありましたが、
これは北海道新幹線のレールなんでしょうか。
知内駅を通過すると、「次が青函トンネル」と出ました。
いよいよ本州へ抜ける、世界最長のトンネルへと入っていきます。
青函トンネルへ入ると、一気に車窓が曇りました。
青函トンネル内の気温と湿度は、常に一定に保たれているため、
明らかに他のトンネルと違うのがすぐに分かります。
途中、吉岡海底駅、トンネル最深部、竜飛海底駅の3ヶ所は、
蛍光灯が一際明るく輝き、案内板にも表示されるため、
どのあたりを走っているのかもなんとなく想像が付きました。
また、特急「スーパー白鳥」は、青函トンネル内に限り、
JR線の在来線の最高速度である140km/hで走行するため、
長さ53.85kmという長大トンネルをわずか25分で駆け抜けてしまいます。
青函トンネルを抜けました。
列車はふたたびスピードを落とし始め、
複線の津軽海峡線から、単線の津軽線へと入ります。
線路の周囲を囲む田んぼと家並みが、
あぁ、本州へ来たんだなぁと思わせるのでした。
景色が本当に北海道とは一変しました。
田んぼの周囲を囲む林も、北海道は天然林が多いですが、
青森に来ると一気に人工林が増えます、
津軽線に入ると、チャイムが流れて、
まもなく蟹田のアナウンス。
なんだー、もう降りるのか・・・っていうぐらい、
快適なひとときでした。
蟹田駅に到着しました。
JR北海道とJR東日本の境界となるため、
ここで乗務員が交代します。
さようなら、スーパー白鳥。
青森ゆきの普通列車まで少し時間があるので、
外に出てみることにしました。
蟹田駅は何度も通過はしていますが、
こうして駅舎の外に出るのは初めてのことです。
長万部駅の時と同様に、蟹田駅も海がすぐです。
駅から5分ほども歩くと、陸奥湾に出ました。
画像に見えている小さな橋の上が、霜になっていて、
思わずコケそうになりました^^;
海には白鳥が8羽いました。
一羽だけ黒いのは子供ですね(^^)
僕が近付くと、みんなにお尻を向けられてしまいました(笑)。
でっかいクラゲも打ち上げられていました。
昨日の北海道はとてもいい天気でしたが、
今日はどんよりしていました。
雪もちらついてきたので、駅に戻ることにしました。
蟹田駅に戻ってきました。
青森ゆきの列車の時刻が近付いてきたので、
待合室にも数人の人たちが改札を待っていました。
そろそろ列車入線の時間なので、ホームに行くことに。
1番線には、津軽線の最北端である三厩駅から来た、
2両編成のディーゼルカーがやってきました。
ほとんどの人は跨線橋を渡って、
僕たちと同じ青森ゆきの電車に乗り換えるようでした。
津軽線の電化区間は青森〜蟹田までなので、
ここから北はディーゼルカーしか走ることができません。
旅をするにはこういう車両の方がいいんですけどね。
青森から列車が到着しました。
折り返し、普通列車の青森ゆきとなります。
いよいよ登場した701系。
自分の一番嫌いな車両であります(-_-;)
東北地方の電化区間の多くが、
この701系に占拠されてしまっています。
701系は、オールロングシート。
東京を走る通勤電車と同じです。
東京近郊なら仕方ないと思うけど、
東北地方でこの車両だと、
お弁当も自由に食べられないし、
車窓もあまりよく見えないし、
なんだか旅情も何もあったもんじゃないって感じです(汗)。
蟹田からこの車両で行くとは思わず、
ガッカリしながら、蟹田駅を後にしました。
先は長いなぁ・・・。
途中から雪が本格的に降ってきました。
函館行きの特急「白鳥」が、
雪けむりを上げながら走っていきました。
青森、秋田周辺の路線図が車内に貼ってありました。
各駅に名所の案内が描かれていて、面白いです。
こういう路線図を見ると、あぁJR東日本だなぁと思いますね。
45分ほどで、青森駅に到着しました。
大きなりんごがお出迎え。
蟹田からの列車は6両編成だったので、
かなりたくさんの人が下車しました。
跨線橋を渡ると、青森ベイブリッジがきれいに見えました。
そして眼下には、乗りたくない列車がすでに待機中・・・^^;
少し時間があったので、改札の外に出てみました。
青森駅も自動改札になっていて、ビックリでした。
あおもり駅。
ひらがなで書かれた駅名と駅舎は、
自分が初めて訪れて以来、変わっていないので、
昔ながらな感じがしていいですね(^^)
青森駅には新幹線も入ってこないので、
駅舎もずっとこのままなんでしょうか。
駅前から続くメインストリート。
さすが県都だけあって、すっきりと整備されて、
都会的な街並みが続いています。
年末にしては雪が少ないなぁと思いました。
僕が乗るのは、10時12分発の八戸ゆきです。
これを逃すと、次の普通列車は12時までありません。
乗るのは、もちろん701系。
青森−八戸間の普通列車は、
ごく一部のディーゼル車を除いては、
全てこの701系が使用されています。
浅虫温泉駅のあたりで海が見えます。
湾になっているので、波は穏やかでした。
津軽線と違い、東北本線は線形がいいのか、
けっこうなスピードで飛ばしていきます。
青森駅から約40分。狩場沢駅に到着しました。
寒そうな待合室が反対側のホームにありました。
青森駅周辺に比べると、だいぶ雪が増えてきました。
野辺地駅で半分以上が降りていきました。
特急の停車駅でたくさん降りるのは、
北海道の普通列車と同じだなぁと思いました。
野辺地駅のホームの西側には、林が広がり、
「日本で最初の防雪林」という看板がありました。
2両編成のロングシート列車は八戸へ向かうに連れて、
乗客がどんどん増えていきました。
ほとんどが無人駅な上に、ワンマンカーではなかったので、
各駅で車掌さんがホームに一旦降りて、切符を回収後、
逆に乗ってきた人たちには切符を売っていくという、
非常に忙しい区間でした。
乙供駅。
ここは駅員さんがいました。
続いて上北町駅。
ここも駅員さんがいました。
駅員さんのいる駅が続いて、
車掌さんもほっと一息という感じでしょうか^^;
野辺地の次の特急停車駅である三沢駅。
ここからも多くの乗客がありました。
後ろに見えている古い建物は、
三沢駅から十和田市駅まで延びる、
十和田観光電鉄の三沢駅舎です。
三沢駅は古牧温泉の最寄り駅。
東京にいた頃はよく泊まりに来ていました。
当時は日帰り入浴も500円でしたが、
今は経営が変わり、お風呂もだいぶリニューアルしたようで、
日帰り入浴だけでも1,200円になっています。
車窓の右手から、東北新幹線の線路が近付いてきました。
2010年の新青森駅開業に向けて、
高架の線路が一直線に延びています。
今、自分が乗っている、この東北本線も、
その名を「青い森鉄道」に変える日が近いです。
八戸の街が見えてきました。
人口24万人を抱える、青森県第2の都市です。
しかし線路は市街地へは向かわず、
そのまま南へと直進していきます。
八戸の中心街へ行くには、八戸駅から、
八戸線に乗り換えて、本八戸駅に行かなければなりません。
新幹線が見えてきました。八戸駅に到着です。
なんだか一気に都会に来た感じがしました^^;
あれに乗ってしまえば、実家までわずか2時間ほどです。
八戸から南は、東北本線ではなく、
第3セクターの「青い森鉄道」に変わります。
盛岡〜八戸間に新幹線が開通したと同時に、
東北本線から切り離されて、このようになっています。
ただし、八戸駅のホームは共用のため、
駅名板はこのようになっています。
八戸駅はさすが新幹線の駅だけあって、
青森駅に比べると、とても洗練されています。
人通りも多く、とても賑やかな雰囲気でした。
僕が函館から乗った、その一本後のスーパー白鳥が到着。
函館出発は、約2時間後の列車なのですが、
あっという間に、ここで追いつかれました^^;
八戸からは盛岡ゆきに乗り込みます。
JR線ではなく、第3セクター線なので、
「青春18きっぷではご利用になれません」という
表示があちこちに出ています。
実際に乗ってしまうと、盛岡まで2,960円もかかります^^;
新幹線でも八戸〜盛岡までは3,450円なので、
新幹線と在来線でそれほど値段が変わらないです。
僕が今回使用している「北海道&東日本パス」は、
乗ることができるので、ここでかなり得になります。
車両は、またしても701系。。。
けど、車内はちょっと変わった構造でした。
ボックスシートとロングシートが半分ずつ。
青い森鉄道になってから、
701系の車両を少し改造したようです。
もちろんボックスシートの方に座りました(^^)
長万部−函館以来のボックスシート。
やっぱりローカル線の旅といえば、
ボックスシートという感じですよね(^^)
ただ、飲み物などを置く台はめっちゃ細かったです^^;
紙パックの飲み物を置くのが精一杯。
まぁ、元々は全てロングシートだった車両を
改造して作ったのだから、この辺は我慢するしかありません。
盛岡ゆきの普通列車は定刻に八戸を発車。
第3セクターといえど、ちょっと昔までは東北本線。
複線な上に電化しており、線形もいいので、
普通列車でも軽快なスピードで飛ばしていきます。
このあたりはすっかり雪もなくなり、
家並みなども東北らしいたたずまい。
ぐっと実家が近くなったような感じがしました。
三戸駅。
昔は特急「はつかり」が停車していましたが、
現在はローカル駅へと転落してしまいました。
駅名板は、JR時代の名残からか、
緑色のものが使われていました。
きっぷの拝見に、車掌さんが回っていました。
やはりこれも18きっぷ対策なんでしょうか。
一駅一駅、乗ってきた人をチェックして、
その人のところへ切符を売りに行き、
確実に運賃を集めようとする姿勢が伺えました。
目時駅。青森県最後の駅で、
ここの駅を境にして、「青い森鉄道」から、
「IGRいわて銀河鉄道」へと引き継がれます。
会社は変わりますが、この駅を始発・終着とする列車はなく、
本当に名目上の境界駅となっています。
岩手県内に入ると、再び雪が増えてきました。
三戸、二戸、一戸・・・と同じような駅名が続きます。
この辺りから乗車してくる人たちは、
みんな盛岡まで向かうようで、
車掌さんから「盛岡まで」と言って切符を買ってましたが、
「2,030円になります」と言われて、
普通に払っているのには、少し驚きました。
わずか1時間ほどの乗車時間で、2,030円は高いですよね(汗)。
IGRいわて銀河鉄道の運賃は、
JR時代の約1.5倍に設定されているため、相当高いです。
奥中山高原駅。
この辺りが一番雪が多かったです。
山と山の間を縫うように、
線路と国道が並走して走っています。
奥中山高原駅を出ると、
次第に高度を下げていきました。
御堂駅で、反対側の列車とすれ違い。
複線なので、途中で待ち合わせなどは一切なく、
スムーズに進んでいきます。
駅名標はIGRいわて銀河鉄道のものですが、
電柱に付いている「みどう」の文字看板は、
JR時代のまま使用されています。
いわて沼宮内駅を過ぎて、
いよいよ盛岡の都市圏へと入っていきます。
JR時代の名残で、
電柱の駅名は「ぬまくない」のままでした。
滝沢駅。
盛岡駅、厨川駅に次いで、乗降客の多い駅です。
この駅のある滝沢村は、人口が5万3000人以上もいて、
日本一人口の多い村になっています。
厨川駅。
以前は盛岡駅を出ると最初の駅でしたが、
現在は、両側に青山駅、巣子駅が完成し、
このあたりは駅間がかなり短くなっています。
新幹線の高架が近付いてきて、まもなく盛岡。
車内も立ち客が出るほど、混雑してきました。
盛岡駅、到着!
ボックスシートな上に、かなり軽快な走りだったので、
八戸〜盛岡間は、快適な1時間46分の旅でした^^
以前なら、簡単に乗り換えられた盛岡駅ですが、
現在は、ここで会社が再びJR東日本に変わるため、
JR線に乗り換えるためには、一度いわて銀河鉄道の改札を抜け、
JR側の2階の改札口まで上がっていかなければなりません。
2階に行くエスカレーターから見た盛岡駅前。
雪もすっかりなくなり、駅周辺にはビルが立ち並んで、
なんだか一気に都会に来た感じがしました。
岩手弁(?)で「よくおでんした」と書いてありました。
左に乗りたいけど、自分が行くのは右の改札です^^;
盛岡からは一ノ関ゆきに乗り込みます。
ここが一番、自分の苦手とする区間であります(汗)。
もちろん待ってる車両は701系。
今度はさっきのようにボックス席がなく、オールロングシート。
盛岡〜一ノ関間の電車は、この電車しか乗ったことがありません。
しかも自分が乗るときはいつも2両編成なので、
ぎりぎりに行くと、車内はいつもほぼ満員状態。
今日もすでに立ってる人がいたので、座れないかと思いましたが、
高校生の荷物をどけてもらって、そのスペースに座りました。
盛岡から一ノ関までの区間は、
滅多に乗らないのに、車窓が単調なので疲れます。
盛岡を発車してすぐに寝に入りました。
気が付くと、ほぼ中間の北上駅まで南下していました。
反対側にも京浜東北線みたいな701系が停車中。
まだ真っ暗な時間に函館を出てきたのに、
すっかり夕方になってしまいました。
それなのに、まだ岩手県内。。。
そろそろお尻が痛くなってきました(汗)。
すすきが揺れて、なんだか秋みたい。
雪に覆われた北海道からやってくると、
なんだか冬じゃないみたいな風景でした。
山ノ目駅。ようやく一関市に入りました。
盛岡を出たときは大混雑だった車内も、
さすがにここまで来ると、ガラガラでした。
一ノ関駅に到着しました。
あまり乗り換え時間がないので、
駅舎の写真を撮る余裕もなく、小牛田行きの電車に。
もう見たくない701系が停車中・・・。
一ノ関から小牛田(こごた)駅まではワンマン運転。
バスのように運賃表が運転席の後ろに表示されています。
いつの間にか、フルカラーLEDの運賃表になっていて、
ちょっとビックリしました。
運賃表はいいから車両をどうにかせい・・・(-_-;)
すっかり日も落ちて、まもなく真っ暗。
一ノ関から小牛田の間で、県境を越えるので、
やはり学生は岩手県内で降りてしまい、
途中からは1両に5、6人ほどの閑散とした車内になりました。
宮城県に入りました。
新田駅を出ると、伊豆沼を通過。
白鳥がたくさん羽を休めていました。
小牛田駅に到着しました。
一ノ関から1時間かからないので、
この区間は比較的楽に乗り切れました。
このままこの列車は後ろに4両連結して、
仙台ゆきに変わるようですが、
この1本後の列車が福島ゆきなので、
1本見送って、福島行きの電車に乗ることにしました。
ようやく「福島」の文字が。。。
長かったけど、地元の名前を見るとホッとします。
福島行きは、ボックスシート付きの車両を期待しましたが、
ここも701系でした・・・。もうこの車両、いいよー(汗)。
というわけで、小牛田を出ると、ひたすら寝に入ったのでした。。。
仙台駅付近は相当混んでいたのはなんとなく記憶にありますが、
ロングシートで人が前に立っていては車窓も何も見えないので、
ほとんど眠っているうちに福島駅に到着しました。
福島駅からはさすがに車両が変わるかと思ったら、
なんと小牛田から乗ってきた電車がそのまま黒磯ゆきに。
結局、蟹田から最後までひたすら701系に揺られることが決定し、
ふてくされて一旦、改札の外に出てきました(笑)。
福島駅にて。701系とともに。
この車両、ボタンでのドアの開け閉めにも、
「ピンポーン、ピンポーン」と大音量で鳴るので、
人が乗ってくるたびに、ピンポンピンポンとうるさいです。
もうここまで来ると、701系大嫌い人間と化してます(笑)。
最後はボックスシートで外を眺めながら、ゆっくりと
飲もうと思っていた缶コーヒーも、ついにその出番なく^^;
車内が混んでこないうちに、一気に飲んでしまいました。
最後の最後まで寝ていました。
故郷の本宮駅も危うく寝過ごすところでしたが、
ギリギリになって、目が覚めました^^;
いよいよ2日間に渡って乗り続けてきた旅が
ついにここで終わろうとしています。
電車が本宮駅に到着して、自分でボタンを押しての
最後の「ピンポーン、ピンポーン」だけは、
感慨深いものがありました。
ついに、ふるさと「もとみや」に到着しました!
ここまで長かったー。。。
特に今日は相当長く感じました。
函館から13時間もかかりました。遠すぎです。
駅では親が迎えに来てくれていました(^^)
この後は、実家でご飯を食べてゆっくりと過ごしたのでした。
いや〜、それにしても札幌から本宮は遠い!!
東京からとは距離のレベルが違いますね。。。
もうしばらく各駅停車での帰省はごめんだなーと思いました(笑)。
けど、初日の北海道内を移動中は、
特急列車では見ることのできないのんびりした風景と
旅情を味わうことができ、函館でもゆっくりと観光できたし、
最終的には、いろいろと思い出に残る旅になりました(^^)
− 今回の旅程 −
<1日目>
札幌 6:53 ⇒ (普通列車) ⇒ 小樽 7:39
小樽 8:07 ⇒ (普通列車) ⇒ 長万部 11:13
長万部 13:24 ⇒ (普通列車) ⇒ 函館 16:12 (泊)
<2日目>
函館 7:00 ⇒ (特急「スーパー白鳥」10号) ⇒ 蟹田 8:26
蟹田 9:03 ⇒ (普通列車) ⇒ 青森 9:46
青森 10:12 ⇒ (普通列車) ⇒ 八戸 11:43
八戸 12:10 ⇒ (普通列車) ⇒ 盛岡 13:56
盛岡 14:10 ⇒ (普通列車) ⇒ 一ノ関 15:40
一ノ関 15:52 ⇒ (普通列車) ⇒ 小牛田 16:38
小牛田 17:09 ⇒ (普通列車) ⇒ 福島 19:29
福島 19:45 ⇒ (普通列車) ⇒ 20:18 本宮

旅日記は以上で終わりです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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