札幌から6:24発の東室蘭ゆきでスタートです。

札幌駅にはあまり入り込まない711系が、

発車を待っていました。

東京にいるときのくせで、早く乗らないと

席取られちゃうよ〜、と思って、地下鉄から

ダッシュで乗り込んだのですが、

結局、発車するまでガラガラでした(笑)。
北広島駅で快速エアポート60号に先を譲り、

さらに千歳駅では快速エアポート62号と

スーパー北斗1号の2本待ちというのんびりさ。

札幌駅から1時間以上もかかって、

ようやく新千歳空港が見えてきました。
南千歳の次の駅がこの「美々」です。

普通列車ですら数本は通過してしまうほど、

まわりには何もない駅なのですが、一人下車。

車内でも「おい、降りたよ・・・」みたいな

空気が流れていました。
苫小牧に近付いてきました。

このあたりは広大な原野が広がっています。

苫小牧付近は、日本海側の札幌とは違い、

太平洋側の胆振(いぶり)支庁にあたるため、

すでに雪はほとんどありません。
苫小牧を過ぎて、白老の近くです。

このあたりから車窓左手には太平洋が、

右手には馬が草を食むのびのびした風景が

広がってきて、旅行気分を盛り上げてくれます。
8時34分、最初の目的地、虎杖浜駅に到着!

5人ぐらい降りたので、けっこうな下車数です。

札幌から虎杖浜駅までの普通運賃は2,100円。

すでに今回の「1日散歩きっぷ」の元を

取ってしまったことになりますね。
すぐに特急「北斗」が轟音を上げて通過。

特急だけあって、さすがものすごいスピード。。

次の駅、登別駅で僕が乗っていた各駅停車に

接続するダイヤになっているのです。
虎杖浜駅舎。

小さな駅で、反対側は山になっています。
駅前通りです。正面には海が見えます。

一応、虎杖浜温泉の玄関口だけあって、

民宿が数軒立ち並んでいますが、

どの民宿も営業しているのがやや不安です。

ちなみにお店は1軒もありませんでした。

駅前、誰〜も歩いてないなぁ・・・。
国道に出て、今日入る予定の温泉を目指します。

やっと人がいた〜!ちょっとホッとしました。

みなさん、魚を天日干ししていました。

干物のいい匂いがプンプンしていましたよ。
国道沿いをひたすら歩いて行くのですが、

道路を歩いているのも芸がないので、

海沿いに出てみることにしました。

こんな激しい波打ち際を歩くの久しぶり〜!

なんかまさに「太平洋!」って感じで、

とっても気持ちよかったです。
カモメも気持ちよさそう。
虎杖浜温泉には賑やかな温泉街はなく、

国道沿いに小さな宿が点在し、

どちらかと言えば湯治向けのような感じです。

こちらの宿で、商談をする人はいるのでしょうか。
食事がおいしいと評判らしい民宿500マイル。

背後はすぐに太平洋というロケーションが

素晴らしいです。
海沿いを2kmほど歩いて、

目的の宿、「ほくよう」に到着しました。

このあたりでは一際大きな宿らしく、

看板もかなり大きく出ていました。

派手さのないボロい外観がなんとも好きです。

宿泊者には札幌市内からの無料送迎バスも

運行されているというから驚きですね。

さっそくフロントにズンズン入っていくと、

日帰り専用の入口に行くように案内されました。
日帰り客専用の入口です。

虎杖浜温泉は国道沿いにあるということもあり、

どの宿も日帰り入浴を気軽に受け付けています。

入口で入浴料500円を払って、

さっそく中に入ってみることにしましょう。
中はけっこう長い廊下が続いています。

特にしゃれた感じは全くないですけど、

こういう古い感じの建物って僕は好きです。

露天風呂へはこんな普通のドアを開けて行きます。
露天風呂へのアプローチ。

かなり寒いですが、屋根がかかっていて、

中央の壁を隔てて、男性用の通路と

女性用の通路に分けられています。

なんで通路から男女に分ける必要があるの??と

思っていたのですが、あとで大浴場にも

行ってみると、男性だけは大浴場から裸で

この通路に出られることが分かりました。

確かに裸で通路歩かれたら女性はね・・・(笑)。
通路を歩き切ると(けっこう長かった)、

露天風呂の入口に着きます。

通路はいったんここで合流しているので、

男性用の通路からも女性風呂には

入り込めてしまいます。しかも裸で・・・(笑)。
露天風呂はこんな感じでーす!広い!

遠くには山も見えて、気持ちのいい露天風呂です。

しかも誰も入ってなくて貸切状態でした。
効能などが書かれた看板。

虎杖浜温泉は名前はさほど知られていないものの

温泉の湧出量では道内随一とも言われるほど。

なので、どの宿も当然のごとく源泉かけ流し。

しかも肌に優しく入るとすぐにツルツルします。

飲泉もできるみたいですね。
青空を眺めながら入る露天風呂は極楽だ〜。

ときおり、JRの特急列車や貨物列車の音も

聞こえてきて、いいBGMになっています。

あまりに気持ちよくてつい長湯をしてしまいました。
脱衣所に書かれていた絵ですが、

おまわりさん、帽子がすごいデッカイんでない?

しかも泥棒もけっこう素直に謝ってるし。

なんかこういう手書きのってホッとしますね。
湯上りは館内を散策してみました。

提灯が並んでいて、楽しい雰囲気です。

僕が好きな「古牧温泉」の空気に通ずるものが

ありますね。昭和の匂い、ぷんぷんって感じ。
無料休憩室です。

かなり広い畳の大広間を無料で利用できます。

みんな地元のおじいちゃんって感じでした。

僕もひと寝入りしていきたかったのですが、

電車の時間が迫っているので、

休まずに帰ることにしました。
駅までの帰りもまた海岸沿いを歩きました。

もう使われなくなった小屋が

そのまま置かれていたりして、

とっても寂しい風景が広がっています。
海は雄大だなぁ〜。

激しく打ち寄せる波の音がなんとも好きです。
虎杖浜駅に戻ってきました。

ホームに行くと、特急スーパー北斗が

札幌方面に向かって全速力で通過して

いきました。反対側のホームに立っていても

吹き飛ばされてしまいそうなほどすごい勢い・・・。
電車の時間になるに従って、

駅にも4〜5人の人たちがやってきました。

ちゃんと時間になると人が来るんだなぁ〜。

小さな駅でもちゃんと待合室があるので、

風が強くて寒い日でも安心です。
強風の影響で10分ほど遅れて、

東室蘭行きが到着しました。

このあたりでは赤い711系がまだ大活躍です。
虎杖浜駅のお隣は、超有名駅「のぼりべつ」

こちらは地元利用より観光客向けの駅です。

登別温泉へはここからバスで15分ほど。

ちなみに登別市の中心は、ここではなく、

もう少し室蘭方面に行った幌別駅にあります。
東室蘭に到着しました。

ここからさらに先を目指します。

ここからは電化区間も終わり、ディーゼル車。

豊浦行きに乗り込みます。
東室蘭から3駅目の黄金駅。

時刻表を見るとすぐに折り返しの東室蘭行きが

来ることが分かったので、とりあえず

降りてみることにしました。
急にすごい雪。。。

列車は吹雪の中を進んでいきました。
黄金駅は海のすぐそばにあります。

ものすごい雪が降っていますが、

このあたりは本来はかなり雪が少なく、

北海道の湘南と呼ばれているそうです。
黄金駅の駅舎。

立て替えられた感じの新しい駅舎でした。

中には高校生がひとり、

携帯電話をいじりながら、列車を待っていました。
高校生の自転車かな。
ふりしきる雪の中、東室蘭行きがやってきました。

これに乗って、ひとまず東室蘭へ向かいます。

こんだけ降っていてもちゃんと定刻で

やってくるのだから、頭が下がりますね。

乗客は僕と先ほどの高校生の2人だけです。

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