おはようございます。 今日から3連休。ニセコの紅葉が見ごろということで、 本州から来る友達とドライブに出かけることにしました。 天気は朝から気持ちのいい快晴^^ 澄み切ったちょっと冷たい空気の中、家を出発しました。 |
|
今回、ドライブに出かける前に購入したきっぷがあります。 「スーパー前売りきっぷ」という、JR北海道全線の特急が 2日間乗り放題で1万円という、とてもお得なきっぷです。 今日はドライブなので、新千歳空港まで友達を迎えに行くだけで 1万円とはあまりに勿体無い使い方なのですが、 この3連休は、JR北海道発足20周年記念キャンペーンで、 「スーパー前売りきっぷ」購入者は、レンタカーが1日2,000円で 利用できるというとてもラッキーな日^^ 明日、釧路に出かけるので、それだけでJRは元が取れてしまうし、 しかも今日のレンタカーは2,000円!ということで購入したわけです。 |
|
7時21分の快速エアポート72号に乗り込みます。 友達の飛行機は8時に新千歳空港に到着予定で、 快速エアポート72号は7時59分に新千歳空港に到着するので、 ピッタリ待ち合わせができるはずという計算です。 最近知ったことなのですが、快速エアポートの○○号というのは、 出発時刻に合わせているんですね。 6時台の始発から60号、62号・・・となって、 7時台は70号、72号・・・という感じです。 始発がなんで60号なのかという疑問がようやく解けました^^ |
|
「スーパー前売りきっぷ」は指定席が4回まで利用できるので、 一応、指定席を取ってUシートに乗りました。 赤・青シートの一番グレードの低いタイプの車両だったので、 ちょっと残念でしたが、足元は非常に広く快適です^^ Uシートに座る場合、前の席との間隔は自由席より広いのに、 窓は自由席と同じ配置になっているため、 座席と窓の位置がぜんぜん一致していません。 席番号によっては、外が見えづらかったり、戸袋だったりします。 車窓重視の僕としては、外が見えないのは嫌だ〜、ということで、 事前に窓と座席が一致している席を指定して座りました^^ |
|
列車は定刻に札幌駅を出発。 さっそく後ろの人にカーテンを閉められてしまい残念・・・。 まぁ、確かにまぶしいけどね。 全部閉めちゃってる人もいて、みんな車窓には ぜんぜん興味ないんだなーと思ってしまいました^^; |
|
豊平川を渡って札幌をあとにします。 今日は山もくっきりと見えました^^ これからのドライブが楽しみになるきれいな空です。 |
|
定刻に新千歳空港に到着。 さすがUシートだけあって、快適な旅でした^^ 友達の飛行機は少し遅れて、8時15分頃の到着になりました。 羽田空港で6時30分に出発する飛行機が列を成していて、 友達が乗ったスカイマークは順番が最後。。。 その離陸待ちで遅れたみたいです。さすが羽田ですね。 何はともあれ、無事に合流して、レンタカーの営業所のある、 南千歳駅へと向かいました。 |
|
レンタカーはトヨタのヴィッツでした。 これまで何度か借りている中でも、燃費がとてもいい車です。 もう何度も聞いているのですが、長い長い説明を聞いて、 ようやく出発できました。 2,000円でヴィッツが借りれるなんて、信じられない価格です^^ |
|
まずは支笏湖へ向けて出発します。 北海道に多く見られる、一車線か二車線か分からない道^^; 冬は除雪によって一車線になってしまうためなのですが、 こんだけ一車線で広い道は、本州にはなかなかないですよね。 中央分離帯はありませんが、雪がない時期は二車線として 使われているようで、右から余裕で抜かすことができます。 |
|
千歳の街を抜け、道道16号「支笏湖公園線」へと入ります。 一気に周囲は森に包まれるようになり、 窓を開けると、森の香り。気持ちのいいドライブコースです^^ 少しだけ色付いた紅葉が目にも鮮やかでした。 |
|
出発して30分ほどで支笏湖温泉に到着しました。 空港から30kmも離れていないので、あっという間です。 湖畔へと向かう道は芝生できれいに整備されていて、 歩いているだけですっかりリフレッシュできる道です。 木漏れ日がとてもきれいでした。 |
|
支笏湖畔に出てきました。 一番手前の恵庭岳がくっきりと見えていて、 真っ青な空と湖面が迎えてくれました。 北海道ではサロマ湖、屈斜路湖に次いで大きな湖です。 |
|
「山線鉄橋」という橋を渡って、湖畔沿いを歩くことにしました。 「山線鉄橋」という名前が付いているぐらいですから、 ここから鉄道が走っていたんでしょうね(^^) 今ではその面影を知ることはできませんが、 鉄道がここまで来ていたかと思うと、すごいなぁと思います。 |
|
樽前山(左)と風不死岳(右)の姿もくっきりと見えました。 樽前山のプリンのような山容はとても特徴的で、 山頂には木々が一切無く、火山活動がいかに活発だったかを うかがい知ることができます。 支笏湖は恵庭岳や樽前山、風不死岳を中心に周囲を山々に囲まれ 建物もほとんどなく、とっても静かな雰囲気が漂っています。 |
|
支笏湖は標高がそれほど高くないので、 周辺の紅葉はまだ色付き始めというところでした。 もう少したてば、周囲一帯が鮮やかに染まりそうですね^^ |
|
支笏湖は水がとってもきれいです。 なんでこんなにキレイなんだろうと思ってしまうほど 神秘的な透明度です。 |
|
後ろの山々の紅葉がきれいだったので、 山線鉄橋を先ほどと反対側から撮ってみました。 もし今でも鉄道が走っていたとしたら、 紅葉がきれいな絶景路線になりそうですね^^ まぁ、途中に家が一切ないので、無理ですが・・・(汗)。 |
|
支笏湖温泉をあとにして、支笏国道を進んでいきます。 支笏湖のすぐ脇をひたすら走っているのですが、 湖は森に包まれていて、ほとんど姿を見せてくれません。 途中、先ほど湖畔から見えた樽前山が正面に現れる所が 唯一「おおーっ!」と思える場所かもしれません。 国道276号・453号の重複区間のため、交通量が多く、 そのまま、この道路の最高地点である絵笛峠へと向かっていきます。 この交通量にもかかわらず、建物がひとつもないところが 北海道のすごいところだなぁと思い知らされます。 |
|
絵笛峠を越えて、伊達市へ。旧大滝村だったところで、 この辺り一帯はきのこの里となっています。 久しぶりに建物が現れて、道の駅になっており、 支笏湖から長らく休むポイントがないため、 ほとんどの車が立ち寄るスポットです。 僕たちも秋の味覚であるキノコをいただくべく、 さっそく立ち寄っていくことにしました(^^) |
|
入口には「きのこ王国」とでっかく書いてありました。 もう今は、伊達市大滝区なのですが、 看板はさすがに大滝村のままでした。 |
|
中へ入ると、きのこ天ぷら盛り放題の店を発見! さっそく450円を払って皿を受け取り、 しいたけ、まいたけ、しめじの3種類の天ぷらを 好きなだけ皿に盛ることにしました。 盛り放題系はけっこう得意・・・というか、 普段スーパーで買い物してるので、あまり遠慮しません(笑)。 |
|
まわりの人たちに笑われるほど盛りました(笑)。 皿が小さいので、とにかく今回は高さで勝負しました^^; 30個以上は積み重ねたと思います。 これで450円なら、かなりお得度高いですよね(^^) |
|
日本一売れているという、100円のキノコ汁と一緒に、 キノコ三昧の朝食&昼食。 天ぷらは揚げたてのあつあつで、とっても美味しかったです^^ もう一回この皿きれいに拭いて、何気なく人に紛れて行けば、 また盛り放題じゃないの??と友達が言っていました。 混んでいたので、そう言われればそうだったかもしれません(笑)。 |
|
天ぷら盛り放題のお店の他にも、 ここにはいろんなものが売られていました。 3連休だったこともあり、かなり賑わっています。 採れたてのキノコや野菜はとても美味しそうでした。 |
|
国道の重複区間が終わり、僕たちは国道276号線方面へ。 多くの車は洞爺湖などがある、国道453号線へ行ったので、 こちらの道はかなりガラガラで、スイスイ走りました^^ ふたたび山を登って下って、小さな峠を越えます。 |
|
喜茂別町に入りました。 札幌市と接する町ですが、人口は2,600人程度しかいません。 カントリーサインに描かれている山は羊蹄山。 このあたりから羊蹄山が見えてくるようになります。 |
|
喜茂別町に入ると、羊蹄山がはっきり正面に見えました。 富士山と同じ、きれいな山容が特徴的で、 標高は1,898mですが、とても存在感のある山です。 今日は天気がよく、山頂までくっきりと見えていました(^^) 10月2日が平年の初冠雪日だそうですが、 この日はまだ雪が積もっている様子はありませんでした。 |
|
羊蹄山(1,898m)と尻別岳(1,107m)が、 2つきれいに並んで見えました。 手前の緑の草原は牧場になっていて、 牛たちがのんびりと草を食んでいる風景が広がっています。 雄大な北海道の景色という感じです。 |
|
国道をしばらく道なりに進んでいくと、 「羊蹄山ビュースポット あと1km」の看板が見えます。 看板がある辺りではまったく山は見えないのですが、 カーブを曲がったとたんに、一気に羊蹄山が目の前に。 |
|
まっすぐ伸びる道と、その向こうにどっしりとそびえ立つ羊蹄山。 うーん、確かに素晴らしいビュースポットです(^^) 一応、国道ではありますが、交通量が少ないので、 前後を確認して、道のど真ん中で写真を撮ったりしました。 |
|
国道276号線と分かれて、道道97号線に入ります。 この道は羊蹄山をぐるりと廻るように通っている道で、 国道276号線より、さらに1本、山に近い場所を走れます。 この辺りまで山に近付くと、羊蹄山の中腹辺りが、 鮮やかに紅葉している様子がよく分かりました。 |
|
喜茂別町から京極町へと入ります。 道がひたすらまっすぐ。 走っている車も少なく、快適なドライブコースです。 |
|
「京極ふきだし公園」に到着しました。 さっきのキノコ王国同様、こちらも道の駅になっています。 公園の池はすべて羊蹄山の湧き水によって作られていて、 水がびっくりするぐらいきれいです。 泳いでいる魚も初めはコイかなぁ?と思ってよくよく見たら、 マスが泳いでいました。きれいな水の証ですね^^ |
|
湧き水が滝になって流れ出しています。 滝のそばまで近付くと、とても涼しくて気持ちいいです。 マイナスイオンたっぷりで、自然の恵みって素晴らしい! |
|
湧水所の近くまで歩いてきました。 周囲は陽の光が当たって、紅葉がとても鮮やかです^^ |
|
ふきだし公園の湧き水は北海道遺産にも登録されています。 湧水所にはコップもたくさん置いてあり、 自由に飲むことができます。冷たくて本当に美味しい水です^^ 公園内で台車も貸してくれるので、中には大きなポリタンクに 何個も積んで持ち帰る人もいるほどです。 北海道は水道水でも十分美味しいと思いますが、 やはりここの水は特別おいしいんでしょうね(^^) |
|
湧き出した水が次々に川になって流れていきます。 澄み切った水を見ていると、心まで洗われる気分です(^^) この公園を訪れるのは3度目ですが、 毎回、水の美しさには感激させられてしまいます。 |
|
感動した!・・・というわけで、名水珈琲150円を1つ購入。 最近はコンビニでも売っているそうですが、 普段、滅多にコンビニに行かないので初めて見ました。 味はもちろん湧き水同様に美味しかったですよー^^ 次はいよいよ道内屈指の紅葉の名所である、 ニセコパノラマライン方面へと向かいます。 |