おはようございます。
僕にしてはちょっと出発が遅くなってしまいましたが、
天気がよかったので、急に思い立って、
日帰りの小樽旅行に出かけることにしました。
11時14分発の快速エアポート105号に乗って、
いざ小樽へ向けて出発です!
札幌から小樽までは快速ならわずか32分です。
途中、琴似・手稲・小樽築港・南小樽・・・と停まります。
札幌市の最後の駅である「ほしみ駅」を過ぎて、
小樽市の最初の駅である「銭函駅」に差し掛かると、
車窓の右側にいきなり日本海が広がってきます。
初めて乗った人はみんなビックリするぐらい
ものすごい海のそばを走り続けます。
途中、3月17日で廃駅になった張碓駅を通過します。
僕は小樽駅の一個手前の南小樽駅で下車。
ここで降りて小樽駅へ向かった方が小樽市内を徒歩で
ぐるりと散策するには都合がいいのです。
ただ、観光客向けの駅ではないので、
初めて降りたら何も無くて右往左往してしまうかも・・・。
民家の並ぶ街並みを歩いていきます。
向こうに見えている山は天狗山です。
街並みがやっぱり札幌とは違い古い感じがします。
南小樽駅から10分ほどでメルヘン交差点に到着。
ここからは観光地の小樽らしい街並みになります。
メルヘン交差点に一際目立つ建物「LeTAO」
1Fはショップになっていて、2Fが喫茶店になってます。
中はチョコレートの甘い香りでいっぱいです。
月に1度水曜日にケーキビュッフェをやってるそうです。
平日は休めないけど、休んで来たいなぁ^_^;
「LeTAO」のすぐ向かいの路地から、
「水天宮」へ伸びる道があります。
案内に沿って歩いていくと、目の前にものすごい坂が!
まさにジェットコースター状態。
下から見ると、赤い服のおばあちゃんが
直角によじ登っているように見えるほどの急勾配です。
おばあちゃんは坂の途中で何回か休憩してました。
そして玄関に上がるときは綱のようなものを掴んで、
入っていました。。。この季節はまだいいけど、
雪の積もる冬は一体どうやって登るのか・・・。
だいぶ上まで登ってきました。ぜいぜい・・・。
最後は車では到底登れない急坂のため、
階段になっています。
ちょっとしか登っていない割には
だいぶ視界が開けてきました。
そして水天宮に到着〜!誰もいません。。。
おまけにお賽銭箱もありませんでした。
こんなに中心街から近いのに、
すごく静かなところでちょっとビックリです。
水天宮からは小樽の街と港が一望できます(^^)
標高はわずか55mですが、
眺望重要地区に指定されているなかなかの眺めです。
周りは桜の木で覆われていたので、
あともう少ししたら、街を見下ろしながら
お花見にやってくる人がたくさん来ることでしょう(^^)
ネコも眺めを楽しんでいるみたい。
少し坂を下ってきたところからの写真です。
メルヘン交差点が見えました。
ちょうど交差点に赤い小樽散策バスが停まっています。
ここからは街へ降りて賑やかな堺町通りを
どんどん北へ歩いていくことにしましょう!
先ほどの水天宮と違い、こちらの通りは大賑わいです。
メルヘン交差点から小樽運河まで、
ず〜っと通り沿いにお店が立ち並んでいて、
1軒1軒見ていたら日が暮れてしまうほどです。
その中でも特に有名な北一硝子のお店が
たくさん立ち並んでいます。
ようやく暖かくなってきたので、
馬車や人力車も走っています。
堺町通り沿いにある、
北一硝子3号館に入りました。
ここは「北一ホール」という
ランプホールのある美しい建物です。
北一ホールでランプの優しい灯りに包まれながら、
「ハスカップジュース」を飲みました(^^ゞ
もうちょっとしゃれたコーヒーとか飲めばよかった・・・。
ここは僕のお気に入りの場所です。
普段はクラシック音楽が流れていますが、
時々ピアノの生演奏があったりもするんですよ。
団体客が来ないためか、広い割には
いつも比較的空いていて、オススメです。
堺町通りを歩き切って、今度は運河沿いに出ます。
奥の方は寿司屋が並ぶ「寿司屋通り」になっています。
けど、値段が高いので僕は行ったことがありません(汗)
小樽運河にやってきました。
今日は気温が6℃ぐらいしかなかったので、
人出もそんなに多くないですね。
写真もこんな感じで余裕で撮れました。
これがGWともなると、写真を撮るのも大変です。。。
バイオリンを弾いている人がいたりして、
やはり小樽らしい空気が流れています。
運河沿いには観光客も多いですが、
他にもいろんな人がいます。
こちらは絵を描く人。
バッジを売っていたりもします。
絵を描いた人が、自分の絵を売ったりもしてます。
駅前通りまでやってきました。正面が小樽駅。
まだ帰るのは早いので、さらに運河沿いを北上。
観光客が多いのは、
堺町通りを抜けた浅草橋から、
駅前通りに通じる中央橋までのわずか200mほど。
中央橋を渡ってその北側には、
ほとんど観光客は行きません。
確かにおしゃれな倉庫群やホテルは、
すべてその1区画にありますが、その北側も、
同じ小樽運河として、きれいに整備されていて、
とっても静かで歩きやすいです。
ずんずん進んでいくと、運河の幅が広がります。
「北運河」と呼ばれる、
小樽運河の中でも一番北側までやってきました。
ここはたくさんの船が係留されています。
かつてニシン漁で栄えた小樽の港町の様子が
伝わってくるようです。
ちゃんと本物の漁師さんもいましたよ(^^)
僕の前を1組の夫婦がずっと歩いていました。
途中で折り返すだろうと思いきや、
どんどん先まで歩いて行くので、僕がひたすら
後を付けてなんかストーカーみたいでした(笑)。
小樽運河はここで終着。
ふぅ〜。初めて一番端っこまで歩きました。
もうさすがに誰も歩いていません(笑)。
運河の終点から歩いてすぐ。
北海道で最初の鉄道、旧手宮線の跡地を利用して
作られている小樽交通記念館です。
奥の方には貨物列車を引っ張る機関車が
何台か停まっていました。
現在リニューアル工事(?)でお休み中らしく、
平成19年に再オープンとのことでした。
ここからは見たことのない小樽の街をふらふらと歩いて
小樽駅を目指すことにしました。
坂が多いので、ちょっと登ると見晴らしがいいです。
山・・・というかちょっとした丘になると、
けっこう多くの雪がまだ残っているのが分かります。
小樽では至るところに古い民家が並びます。
札幌ではあまり見かけない風景なので、
逆に新鮮に感じてしまいます。
古い街並み・・・とくれば、やっぱり猫(=^・^=)
こういう街に入った途端に姿を現します。
けっこう近くまで寄ってきました(笑)。
実はついさっき、近所のスーパーでピザパンを
買って食べて、その袋を持っていたので、
匂いが気になるらしいのです。
僕の周りをぐるぐる回っていました。
小さな商店街もありました。
八百屋に肉屋に花屋にクリーニング屋に床屋に
洋品店に和菓子屋に銭湯につぼ八に(笑)・・・と
見かけ以上に何でも揃ってしまう
スーパー商店街であることが判明。
商店街を一歩入ったところには「新手宮市場」が。
中では野菜や果物などが売られていました。
すぐ隣には「手宮市場」
どう見ても新手宮市場より新しいように見えるんですが。
こちらはお魚などもたくさん売られているようでした。
旧手宮線跡地
現在は遊歩道として、自由にレールの上を
歩けるように整備されています。
一応踏み切りも残っているんですが、
「一時停止しなくていいです」という看板が出てます。
まだ線路沿いはこんな感じで、
とても歩ける状態ではありません・・・。
小樽駅まで戻ってきて、「船見坂」へ。
ポスターなんかで出ていて、
登ってみたかった坂の一つです。
15%の坂ってけっこう急ですよね。
一番上まで登るとこんな感じでした。
海と港が一望できます。
船見坂というぐらいですから、
昔はここから盛んに船が往来しているのを
見ることができたのでしょう。
船見坂の途中からは小樽駅構内の様子も見えます。
たくさんのレールがあって、
電車や気動車などいろんな種類の列車が
足を休めています。
ぐるりと一周して小樽駅に戻ってきました!
今日もけっこう歩いたなぁ・・・。
小樽駅ホームはランプが灯されていて、
雰囲気の素敵な駅ホームを演出しています。
快速エアポート154号に乗って、
無事、札幌に帰りました。
3月18日のダイヤ改正以後、車内の自動放送が
かなり詳しくなって、よく喋るようになりました(^^ゞ
よかったら旅行気分でどうぞ(^^)
−快速エアポート154号 車内自動放送−(MP3 393KB)
小樽をこんだけゆっくり見て回ったのは初めてだったので
なかなかいい思い出になった小旅行でした。

旅行記はこれで終わりです。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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