支笏湖を走り抜けると、峠を越えて、
旧大滝村(現・伊達市)に入ります。
ここから支庁も石狩支庁から胆振(いぶり)支庁へと変わり、
本州で言うと、県境を越えたような感じになります。
しばらく走ると道の駅「フォーレスト276大滝」が見えてきます。
大きな「きのこ汁」の看板がひときわ目をひく、
ログハウス調の道の駅です。
ずいぶん大きい施設だなぁと思ったら、
ログハウスでは世界最大とのことでした。
ちょうどお昼を過ぎた頃で
お腹も減ってきたので、ランチタイムにしました。
僕が食べたのはジンギスカン丼。
他には大滝名物のキノコ天丼や、
北海道産の豚肉を使用した豚丼、親子丼などがありました。
どの丼にも、名物のキノコ汁が付きます。
量はちょっと少なかったですが、味はなかなかでしたよ(^^)
道の駅名物の1億円トイレ。ピアノの自動演奏が
ずっと流れていますが、トイレにあるので、
特にすごく感動するって感じでもないです(^_^;)
地方に行くとよくこういうのありますよね。
もうちょっと上手な使い方はなかったものかと、
考えてしまいますよね。
洞爺湖へ向かう途中に立ち寄った「三段滝」
初めて聞きましたが、このあたりではわりと観光地らしく、
お土産物屋も数軒立ち並んでました。
すぐ近くに湧水地があって、
美味しい水を飲むことができました(^^)
大滝の道の駅から約50分で洞爺湖へ到着。
北海道では屈斜路湖・支笏湖に次いで広い湖です。
温泉街で賑わう歓楽色が濃い湖のイメージでしたが、
洞爺湖温泉街があるのは湖畔のほんの一部。
少し外れると、けっこう静かで驚きでした。
洞爺湖はカルデラ湖なので、真ん中に大きな島があります。
駐車場に白鳥がいました。なんでこんなところに・・・。
近付いてもぜんぜんその場を動きません。
首を思い切り曲げて変な格好をしてました。
怪我でもしているのかなぁ・・・。ちょっと心配になりますよね。
洞爺湖の水も支笏湖ほどではありませんが、
透明度が高い湖でした。
洞爺湖がこんなにきれいだとはちょっと意外でした。
洞爺湖温泉中心街の様子です。
大型旅館が立ち並ぶ、北海道を代表する一大温泉地です。
足湯は多いのですが、日帰り入浴できる施設が
意外と限られていて、値段もけっこう高い所が多いので、、
ここは通り抜けるだけにしました。
今でも噴煙を上げる有珠山。
洞爺湖温泉街や周辺の街に大きな被害をもたらした山。
噴火当時の家並みが保存地域として、
そのままの形で残されていました。
自然の脅威を見せ付けられた感じですよね。
洞爺湖温泉の山を下り、洞爺駅にやってきました。
さすが特急停車駅だけあって近代的な駅舎です。
ちょうど特急「北斗」の札幌ゆきが到着しました。
GWの旅行か、ふるさとへの帰省か、
家族連れが降り立ちました。
ここからはひたすら札幌へ向けて海沿い・線路沿いに
国道37号線を走っていきます。
洞爺から一駅目の「うす」駅。
すでにボロボロのホームには哀愁が漂います。
有珠駅舎はけっこうきれいでした。
けど、常時管理する人がいなかったら、
悲しいことに案外すぐに荒れてしまうんですよね。
伊達市の中心街を抜け、北舟岡駅にやってきました。
ここは正面が海というすごいロケーションにある駅で、
よく雑誌なんかにも取り上げられる駅です。
駅の周りは結構な住宅街が広がっているのですが、
この駅だけはその住宅街から砂利道の坂を
下ったところにポツンと存在しています。
北舟岡駅ホーム。
波の打ち寄せる音が心地よい駅です。
このあたりは「北海道の湘南」と言われているほど、
北海道の中では気候が穏やかなところです。
今日も穏やかな太平洋の海が広がっていました。
北舟岡駅待合室。
中はけっこう落書きだらけ。
冬は別でしょうけど、それ以外の時期なら、
待合室で待つよりホームで海を見ながら待っていたほうが
時間が早く過ぎていくような気がしますね。
特急「スーパー北斗」が猛スピードで通過していきました。
国道37号線から分岐して室蘭の白鳥大橋を渡ります。
この橋の完成によって、半島の先端部と本土部分が結ばれ、
東室蘭を経由しなくても室蘭中心部に行けるようになり、
伊達市方面からのアクセスが格段に向上しました。
自動車専用道なので、自転車や歩行者が通れないのが
ちょっと残念ですよね。今日は車だから爽快だけど(^^♪
室蘭駅舎。
近年、元の駅舎があったところから1km線路が後退したため、
駅舎はまだ新しくピカピカです。
札幌行き特急「すずらん」
東室蘭駅と札幌駅の間は、函館方面からやってくる、
特急「北斗」「スーパー北斗」が走っていますが、
ここ室蘭駅からも1日5本だけ、
札幌駅に直通する特急「すずらん」が走っています。
室蘭駅〜東室蘭駅の間は各駅に止まり、
特急券なしでも乗れるので、地元の足として、
高校生やオバちゃんも気軽に利用しているようです。
地球岬。
こないだも来ましたが、今回は車で来たので
あっという間に着いてしまいました(笑)。
歩いたら駅から1時間ぐらい掛かったのになぁ。
今日は水平線がくっきりとは見えず、
ぼんやりしていました。けど、やっぱり岬は爽快ですね。
風が強かったですけど、また幸福の鐘を鳴らしました(^^)
地球岬にある公衆電話。地球の形をしています。
旅の最後はやっぱり温泉です(^^)
ここも以前の一人旅で訪れた虎杖浜温泉の
ホテル「ほくよう」です。国道沿いにあるので、
すぐに分かると思います。
日帰り入浴も朝7時から24時までと幅広く受け付けており、
入浴料500円で、ゆったりできますよ。
館内には提灯が並び、美味しそうな串揚げやおでんの匂いが
たちこめています。思わず1品つまんでいきたくなりますね。
露天風呂はこんな感じです。国道とは反対側に景色が開け、
山がよく見えます。線路が近いので、時折列車も走ります。
温泉はもちろん源泉掛け流し。肌がぬるぬるするぐらいの
とってもお肌に優しいお湯です。
ちなみに写真では一応湯船は2つあるんですが、
広い方はぬる過ぎて、たぶん30度ぐらいしか水温がなく、
まだこの時期は小さい方のお風呂しか入れない感じです。
だけど、温泉はやっぱり気持ちいいなぁ〜。
旅の疲れも一気に吹っ飛んでしまいました(^^)
このあと、高速道路で一気に千歳まで帰り、車を返して
あとはJRで札幌まで帰りました!楽しいドライブでした(^^)


旅日記はこれで終わりです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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