8月4日。夜は速攻で寝たぶん、朝はみんな早起き。

朝7時から朝食をとる。相変わらず食べやすい庶民的な朝食で、

久しぶりに朝からお腹いっぱいになった。

今日は早々と宿をチェックアウトして、向かう先はビーナスライン。

僕は車に乗った瞬間、あれだけ寝たのにまた眠くなってしまい、

起きたらもう美ヶ原高原に到着していた(笑)。

車では美ヶ原高原ホテルの「山本小屋」というところまでしか行けないので、

そこに車をとめて、ハイキングコースを歩くことにした。

ホテルを過ぎると、標高2000メートルの高地に、広々とした緑の草原が広がっていて、

遠くの方では、牛がのんびりと草を食んでいる。北海道みたいな風景だ。

ここで、父は高原の頂上にある「王ヶ頭ホテル」まで行くため、2人と別れた。

僕たちはさすがにそこまで歩く気力も体力もないので(笑)、

牛たちがいるあたりまで行って、そこで父が戻ってくるのを待つことにした。


美ヶ原高原のハイキングコース。遠くの方の右側に見えているのが「美しの塔」


母が「王ヶ頭ホテル」を目指して歩いている父を探しています


母に撮影してもらいました。まるで北海道みたいな風景でしょ?


牛がのんびりと草を食んでいます。牛乳とか美味いんだろうな(笑)


「王ヶ頭ホテル」はこの道をず〜〜っと歩いていった先にあります

のんびりと牛を見ながら、母ととぼとぼと道を歩いていると、

遠くからはすでにこちらに向かってくる見覚えのある歩き方・・・。父です。

登山の時でも歩く早さは他人の倍。あっという間に登って下りてきてしまいます(笑)。

今回も看板に書いてあった所要時間の半分以下の早さで戻ってきてました(笑)。

これで、美ヶ原高原のハイキングは終わり。

次は、さらにビーナスラインを走り抜けて車山高原へと向かいました。

車山高原でも、父は別行動。もちろん車山登山のためです(笑)。

途中の登山口で父を降ろして、僕たちは少し先に行ったリフト乗り場から、

頂上に先回りするという作戦(笑)。しかし、これが思わぬ展開に!

僕と母がリフト乗り場からリフトに乗り、頂上まで行ってみると、

なんと。なんと。父がすでに頂上で涼しい顔をして待っているではないか(笑)。

ビックリしたことに、僕たちが来る20分も前に頂上に着いていたらしい。恐るべし。


車山高原。黄色のニッコウキスゲがきれいに咲いていました。

車山高原の頂上からは、眼下の風景が360度見渡せて、気持ちがよかった。

だけど、白馬の八方尾根や、美ヶ原高原があまりに気持ちよかったせいか、

自分的には、車山高原はそれほど感動がなかった気がする。

やっぱり父みたいに自分で登って初めてその良さが分かるんかなぁ(笑)


車山高原の頂上から、白樺湖を望む。開放的な風景です。

頂上で驚きの再開(笑)を果たした3人は、再び2:1に分かれて下山開始。

父は徒歩で。僕たちはもちろんリフトです。

リフトからは、歩道の様子がよく見えるので、父の姿もよく見えます。

リフトは直線、歩道はぐねぐね曲がり道なのに、

1つ目のリフト降り場では、なんと父と同着でした(汗)。

瞬間移動でもしてるんじゃん?と疑いたくなるような早さ・・・(爆)。

ふたたび分かれて、2つ目のリフトに乗ると、今度は歩道が

かなり遠回りをしてしまってるらしく、さすがに僕たちの方が早かった。

ひたすら歩いて下りてきて、さすがにヘトヘトになった父を迎えて、

リフト乗り場のレストハウスでジュースで乾杯しました♪

車山高原を出ると、あとは東京へ一直線。また現実の世界が待っています。。。

だけど、僕にとってはやっと食欲も出たし、とても楽しい家族旅行でした。

両親にいっぱい「ありがとう」って言いたくなるような旅行でした。また行きたいね。(終) 


      
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