飛騨高山旅行
by青春18切符
いよいよ飛騨高山路を行く



12月12日
乗車路線、時間、距離
  • 横浜0:10→→(東海道本線快速ムーンライトながら→→6:42岐阜 (367.5km)
  • 岐阜6:58→(高山本線)→10:02高山 (136.4km)
  • 高山10:20→(高山本線)→12:09富山(89.4km)
  • 富山12:27→(北陸本線)→13:40糸魚川 (79.0km)
  • 糸魚川13:52→(大糸線)→14:48南小谷 (35.3km)
  • 南小谷14:50→→→(大糸線、中央本線特急スーパーあずさ10号→→→18:01八王子 (258.1km)
  • 京王八王子→(京王線)→東府中 (17.5km)
一路西へ西へ
指定席に座れず、思いがけないスタートとなってしまった今回の飛騨高山旅行(^^ゞ
デッキにとりあえず陣取った僕は、一部の車両が自由席に変わる小田原で勝負を掛ける事にした。
全席指定席のため、当日キャンセルされた座席も多く、座席はかなり空席も多かった。
ムーンライトながら号は横浜を出ると「大船」、「平塚」、「国府津」、「小田原」と停車して行く。
しかし僕は国府津を発車した時点で、適当に座席に座ってしまった。(本当はイケナイのかな?)
なぜなら小田原から自由席になるという事は、ここ国府津を最後に指定席を持つ人は
存在しなくなるからだ。そして電車は小田原に到着。ここで指定席が自由席に変わる。
自由席を待ってましたとばかりに、小田原からは大量の乗客が乗り込んでくる。
僕も本当は1本前の電車で小田原まで行き、こうしてながら号の到着を待たなくてはならないのだ。
だから横浜駅で「指定席券をお持ちでないお客様はご乗車になれません」ってアナウンスがあったのである。
でも、今回は仕方ないよね(^^ゞ 指定席券を間違って発行した北府中駅が悪いんだい!!(罪なすりつけ)
小田原で大量の乗客を乗せたながら号はいよいよ発車。
小田原から先、「熱海」「三島」「沼津」「富士」「静岡」「浜松」「豊橋」と停車。豊橋からは各駅停車になる。
僕はこの間、ほとんど眠れなかった(^_^;) やっぱり僕には夜行列車は向いていないようだ。
名古屋が近づいてくると、空が白みはじめた。朝日に照らされて名古屋の高層ビル街が姿を現す。
うう〜ん・・・やっぱり名古屋はデカイ(^_^;) 6時05分、列車は名古屋駅に到着。
乗客が一気に下車する。同時に、9両あったながら号はここで7,8,9号車を切り離し
6両で終点大垣まで運転されるのだ。7,8,9号車の人たちはみな急いで前の車両に乗りこんで行く。
7号車だった僕ももちろん下車することとなった。切り離し作業のため名古屋で13分間の停車。
僕は東京駅で果たせなかった念願のながら号の写真を撮りに先頭車両まで急いだ。
そして「パチリ」。同じ考えをしてる人はやっぱり居るものである、僕のあとにも同じく車両の写真を
撮ってる人がいた。しっかしこんな事してるって、まぢ鉄道マニアっぽいなあって自分でも痛感する(^_^;)
ムーンライトながら号の車内の様子です。
まさにシートは快適そのもの!!特急並みかそれ以上です!
こんな座席に青春18切符と指定席券510円で座れるのだから
鉄道マニアが見過ごすはずありませんよねぇ(笑)
えっ?僕?鉄道マニアじゃありませんよ〜^^;
ながら号の車内にはこのような4人掛けもあります。
1、2人の時はまあイイですけど、4人になると
足がまったく伸ばせないため夜なかなか寝れません
まあ、デッキよりは絶対にマシでしょうけどね(^_^;)
名古屋駅に停車中の快速ムーンライトながら号です。
名古屋から先は各駅に停車して行きます。
名古屋駅に来たぞっていう記念に撮りました。
とくに意味はありません(笑)
ムーンライトながら号が名古屋に到着しました!
名古屋発は13分後の6時18分ですね。

いよいよ飛騨高山へ
ムーンライトながらは、6時18分、定刻通り名古屋駅を出発!
一気にスピードを上げて終点大垣まで向かう。スピードメーターは120km/hを指しており
東北や東京では味わえないスピード感!!ヒャ〜〜速い速い!!
これで走るんだからJR東海自慢の新快速、特別快速はあれだけ速いわけだ!!もうびっくり!
僕がスピードに感動しているうちに、ながら号はあっという間に岐阜に到着!
いよいよ今回の旅のメイン、高山本線に乗り換える。岐阜駅はまだ改装されて間もないらしく
清潔感に満ち溢れていた(*^-^*) ホームは非常に明るく、僕の岐阜イメージをUPさせてくれた(笑)
高山本線高山行きの発車は6時58分、定刻通りに岐阜駅を発車。ゴゴゴゴ〜ッとディーゼルの音が
響き渡り、列車は動き出した。車内はちょうどいい混み具合でボックス席に1、2人が座っている程度。
僕もボックス席に1人で座っていたが、誰も他に座っては来なかった。
列車ははじめ、なんでもない暇〜な風景の中をひた走り、夜行で寝れなかった僕はさっそくウトウト...
気付くと列車は高山本線の中では大き目の駅「美濃太田」駅に到着していた。
車窓風景はこの美濃太田を過ぎると、いよいよローカル線らしくなってきた。
両岸を荒々しい岩肌に覆われた飛騨川が線路に平行するように走り、ダムも多くなってくる。
車窓に見える民家は、古ぼけた昔ながらの家々が目立っていた。
しかし、この高山本線...なんとなく僕は面白味に欠ける気がした。
途中途中で、僕はガマンできない睡魔に襲われてしまい、あまりいい風景にも巡り合わなかった。
たまに途中駅で写真を撮る程度で、特に只見線(紅葉)や信越本線(スイッチバック)のように
感動する風景もなく、列車は終点高山に到着。高山は雪が降っていた。
ムーンライトながら号で名古屋を出たあたりで
朝焼けが現れました。
今の時間は6時20分。日の出がこんなに遅いと、
なんか時間の感覚がおかしくなってしますよね(^^ゞ
ながら号の一番前の運転席の窓から撮った写真です。
時速120キロで反対側の電車とすれ違った瞬間です。
東北本線では味わえない迫力です。
ううん・・・新快速、乗りたい(^^ゞ
このあと名古屋に行った時には、もちろん乗ってきました。
岐阜駅に入線している高山本線の車両です。
車両関係はまったく無知なので、わかりませんが
キハなんとかって書いてありました。
鉄道の形式ははっきり言って分かりません。
「キハ」?「モハ」?「クモハ」?う〜ん、なんなんだろ。
ねっ!やっぱりマニアじゃないでしょ!?(笑)
高山本線の車窓から撮った風景です。
この写真は飛騨川の写真ですね。岩肌がきれいでしょ??
雪が積もっていたらもっともっときれいなのかも知れませんね。
高山本線では高山に次ぐ大きな駅、下呂駅です。
駅を出ると川沿いに温泉街が広がっているのですが
あいにく車窓が反対側でチャンスを逃しました。
恥を捨てて隣の席に乱入すれば撮れたけど
あくまでもマニアだとは思われたくないのでね(^_-)---☆Wink!
有人駅の1つ、飛騨金山駅です。
とくに意味はありません(笑)
「下呂」もあればもちろん「上呂」もあるんです!(笑) 
こっちは下呂違って何もありませんでした(^_^;)
高山本線の車窓からの風景です。
この先、ダムがありました。
川のようですが、流れはほとんどありませんでした。
逆さ富士のように水面に写る山々がきれいですね。
高山本線最大の駅、高山駅です。
駅舎はそれほど昔ながらのっていう感じはありませんでした。
岐阜からこうして鈍行で来る人は少ないですね、やっぱり(^_^;)
ここまで来るのに岐阜から3時間以上かかっています。
高山駅の改札口方面を撮って見ました。
あまり意味はありませんね(^^ゞ

ちょっとガックリ高山本線(^^ゞ
10時08分、列車はようやく雪降る高山駅に到着。
僕はとりあえず改札を出る事にした。高山の街は一面の雪!!
僕は高山の古い街並みが並ぶ、上之三町(って書くんだっけr(^^;))に行きたかったが
駅前の観光案内所で地図をもらってみたら、そこまでは約500メートルほど!
「う〜ん、12分じゃちょっと無理かなあ...でも行ってみようかなあ」、僕は迷った。
でも迷ってるうちに、時間が来てしまった(爆)←アホ。 
結局、高山らしいものを見る事もなく、僕は高山の街を去る事となった(^^ゞ 
改札を再び入ると高山駅にはすでに富山行きの列車が入線しており、
今や遅しと発車を待っていた。僕はギリギリに乗車したため、座席はすでにいっぱいで
僕は仕方なく、一番後ろのデッキのような部分に立って、後ろの風景を楽しむ事にした。
10時20分、列車は定刻通りに高山駅を発車。一路、日本海側の都市富山を目指す。
後ろの窓からは、高山が過ぎ去って行くのがよく分かった。
「高山よ...さようなら。もう鈍行では来ないよ(爆)」
高山を出ると、雪は一気に止み、晴れ間も見えてきた。雪は高山がピークらしい。
車窓からの景色はこちらもイマイチで、僕はとりあえず寝る事に(夜行の影響で常に眠い)。
途中の猪谷駅でJR東海からJR西日本に鉄道会社が変わり、車掌も交代した。
列車は、そのまま走りつづけ、12時09分、終点富山に到着。
意外と期待ハズレの高山本線の旅でした。う〜ん、もう鈍行では行きたくない区間の一つだ。
岐阜から富山までは約5時間掛かりますし、あまりオススメしないなあ(僕はそう思うけど^^;)
高山駅を出ると目の前にあるのがこの観光案内所です。
高山で見た高山らしいものといえばこれくらいでしょうか(^^ゞ
ああ〜上之三町に行きたかったなあ・・・
でも次の普通電車、あいにく3時間以上後なんですよねぇ(笑)
高山駅に停車中の普通列車富山行きです。
なんか色が趣味悪いなあって感じがしました。
富山行きの列車が高山駅を離れて行きます。
なんかちょっと寂しい写真ですよね(^_^;)
高山から約1時間40分、終着駅富山に到着です。
駅舎はけっこう小さかったです。
やっぱり新幹線がないから小さくなっちゃうのかな。
でもホームには特急列車がけっこう頻繁に入線してきてました。
(そういう写真を撮らなくちゃいけないんですよね^^;)
富山の市街地の様子です。
さすが県内一の大都市、発展しています!
信号機はやっぱり雪国仕様で縦向きでした。
市の中心地を路面電車も走っていましたよ。





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