○ 行程 | ||||||
川湯温泉 | 10:36 | →→→→→ | (各駅停車) | →→→→→ | 11:26 | 知床斜里 |
知床斜里 | 11:57 | →→→→→ | (流氷ノロッコ号) | →→→→→ | 12:30 | 北浜 |
北浜 | 13:38 | →→→→→ | (各駅停車) | →→→→→ | 13:26 | 網走 |
網走 | 13:31 | →→→→→ | (特急 オホーツク) | →→→→→ | 18:43 | 札幌 |
札幌 | 19:27 | →→→→→ | (寝台特急 北斗星) | →→→→→ | 翌11:19 | 札幌 |
総移動距離 1762.4km | ||||||
車中 (泊) |
おはようございます。今朝も早起き、朝6時には起床です。 さっそく朝風呂に向かうことにします。 運のいいことに誰も入ってません!それをいいことにカメラを持ってお風呂へ。 っていうか、外寒すぎです。足元とかバリバリに凍ってるし・・・。 雪の原生林を眺めながら入る朝風呂はまた格別なものがありました(^^) 酸性の湯が相変わらず肌にビシビシ来ますが、気持ちよかった〜。 いよいよ北海道で迎える最後の朝になってしまいました。 |
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朝食は好きなものを好きなだけ食べれるバイキング形式の朝食でした。 寝起きに飲む牛乳がこれまたうまいんだな♪ ホテルの朝食というのは、美味しいのでいつもたくさん食べてしまいます。 今日も何回もおかわりして、腹いっぱいです(^^) |
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朝食会場のレストランからすぐ見える足湯。 この時期はさすがに入る人はいないようですね(^^ゞ 外の気温、なんとビックリ−15℃ですから。。。 それでも宿の人いわく、今日はそれほど寒くないのだそう(笑)。 朝食会場でかなりのんびりした後は、部屋に帰って出発の準備。 10:36発の網走行きに間に合うように、宿の方が車を手配してくれるというので さっそくそれに甘えることに・・・(笑)。「よかったら網走まで送っていくよ」と いわれたので、ビックリしましたが、今回は知床斜里からノロッコ号に 乗る予定だったので、川湯温泉駅までの送迎でお願いしました。 |
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川湯温泉街から駅に向かう途中に、 硫黄山という活火山があります。 夏に来ると、ここだけ緑がなく殺伐とした風景が広がっていて、 なかなか見ごたえのある景色です。 列車の時間までまだちょっと時間があったので、 送迎のオッチャンが、気前よく「写真でも撮ってく?」といって、 駐車場で10分ぐらい待っていてくれました。 これはラッキー!初めて冬の硫黄山に来ることができました(^^) 遠くの方で噴煙がモクモクと上がっているので、さっそく向かうことにしました。 |
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硫黄山名物「玉子売り」。 「たまごたまごたまご〜」と、 メガホンでとにかく「たまご」を連呼します(笑)。 夏はいつ行ってもいたのですが、まさか冬もいるとは・・・。 硫黄山から出る蒸気熱を使って、ゆで卵を作っているのです。 僕は買ったことがありません。だって、おじさん、怖そうなんだもの。。。 |
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硫黄山で10分ぐらい立ち寄って、川湯温泉駅に到着です。 送ってくれたオッチャン、ありがとう!これからそのまま網走に向かうそうです。 僕達もここから列車でさらに北上します。 |
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川湯温泉駅には平成15年頃に駅に足湯が併設されました。 列車の待ち時間にちょっと入れる気軽な温泉です(^^) 泉質も川湯温泉街の強酸性のとはまた違って、 柔らかいアルカリ性のお湯でとても入りやすそうな感じでした。 川湯温泉駅にはこの足湯の他、喫茶店「オーチャードグラス」もあり、 本格的なビーフシチューなどをいただくことができます。 |
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川湯温泉から乗り込んだ列車は、たった1両でやってきました。 しかも混んでる・・・。平日の朝10時過ぎだったので、 てっきりガラガラだと思っていましたが、甘かったみたい(^^ゞ 友達の座る席は1席空いていたので、友達は席に座り、 僕はデッキから車窓を眺めることにしました。 列車は川湯温泉駅を出ると、すぐに峠に入り、釧路の文化圏から 網走の文化圏へと入っていきます。 里に下りてくると、このあたりは畑が多いのですが、この時期は防風林だけが、 一列に整然と雪原の中に立ち並んでいて、とてもきれいでした。 |
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50分ほどで知床斜里駅に到着。 乗っていたほとんどの人が下車していました。 ここからバスで知床方面を目指す人々、 知床の宿でチェックアウトを終えた団体ツアーの客などで、 駅前はこの寒い中、かなりごった返していました(汗) ほとんどの人は僕達も乗る「流氷ノロッコ号」の乗客のようです。 指定席、取っておいてよかった・・・(^^ゞ |
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ノロッコ号が停車しているホームには、 スケトウダラが干されていました。 持ち帰る人などいないのでしょうか・・・なんて勝手な心配してみたり。 |
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これから僕達が乗る「流氷ノロッコ号」です。 こちらは一番後ろ側。前側には機関車が付いていて、 これらのトロッコ車両を引っ張ってくれます。 |
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ノロッコ号の車内はこんな感じ。 海側は景色がよく見えるように海側を向いた2人がけのベンチ。 反対側はグループ用に4人がけ(6人がけ?)になっています。 どこからともなくスルメイカを焼くいい匂いがしていたので、 さっそくその匂いの元の方へ行ってみると、 JTBのツアー客がだるまストーブでスルメを焼いて食ってました。 たぶんツアーの特典なのでしょう。けど、僕ももらいました(笑)。 |
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流氷ノロッコ号、いよいよ出発です。 知床斜里駅を出ると、すぐにオホーツク海に出ます。 そして、見えたー!念願の流氷です。 海が一面、雪と氷で覆われてる景色は、 日本ではここだけでしか見られない、とても貴重な風景です。 ノロッコ号は景色のいいところで、ゆっくり走ってくれて、 流氷を眺めるにも写真を撮るにも、ピッタリの観光列車です(^^) |
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ノロッコ号ははオホーツク海のすぐ脇をゆっくりゆっくり走り、 北浜駅に到着しました。僕たちはここで途中下車。 駅の中にある「停車場」というレストランで、 海を見ながら食事をするためです。 ノロッコ号はここで8分ほど停車し、しばし休憩をしてから、 ふたたび網走に向かって出発していきました。 |
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北浜駅は列車利用客以外の観光客もやってきます。 この人たちは観光バスでやってきた観光客の方々です。 列車が来ないので線路に降りたり、写真を撮ったり、やり放題(笑)。 |
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北浜駅ホームにはこのように展望台もあります。 さっそく登ってみることにしましょう。 |
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展望台に登ると眺めはこんな感じ! 北浜駅はオホーツク海に最も近い駅なのです。 (僕のトップページの写真は実はこの駅から撮影したものです^^) 真っ青な空と海がきれい〜(^o^)/ 遠くには知床連山も見えるんですよ。 けど、肝心の流氷がない・・・。流氷はちょっとの天候の違いで、 すぐに動いてしまいます。 |
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北浜駅の中に入ってみました。 ものすごい数の紙が壁中に貼りまくられています。これも北浜駅名物の一つ。 ひとつひとつをよく見てみると、定期券や名刺、写真などさまざま。 みんな誰がいつどこからやってきたのかがよ〜く分かりますよ(^^) |
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上の画像を撮影した駅舎内から扉をさらに一つ入ると、 そこは喫茶店「停車場」です。中は喫茶店らしく落ち着いた雰囲気。 窓際の座席は国鉄時代に使われていたボックスシートが使われ、 窓からはオホーツク海が一望できる絶好のロケーションです。 |
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次の列車まであまり時間がなかったので、 僕たちは2人ともカレーを食べました(^^ゞ 僕はホタテカレーを食べました。大きなホタテが4つも乗ってます! 味は・・・特別うまい!というほどでもないのですが、 窓から冬のオホーツク海を見ながら食べる雰囲気は格別モノです。 本当は「停車場ランチ」というのを食べてみたかった〜! |
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北浜駅からはノロッコ号の次にやってくる普通列車で網走に向かいました。 北海道の普通列車はやっぱり1両編成。 |
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網走に到着するちょっと前に、再び車窓に流氷が現れました(^^) 北浜駅では流氷がまったく見れなかったので、 最後に見れてラッキーでした! このあと普通列車は5分ほど遅れて網走駅に到着。 もともと特急オホーツクへの乗り継ぎが5分しかなかったのに、 5分遅れたものだから、乗り継ぎ時間わずか30秒! 駅員に急かされなから、大急ぎで特急オホーツクに乗り込みました(^^ゞ |
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無事、特急オホーツク乗車。ふ〜、焦った・・・。 これに乗れないと、北斗星にも間に合わなくなり、 東京に帰れなくなってしまうからです。 網走を出ると、まもなく網走湖のそばを走るようになります。 この時期は完全に凍ってます。 このあと、札幌までは実に5時間以上あるので、 さすがにウンザリしていたのですが、そう思ったのも最初のうちだけ。 あっという間に深い深い眠りに入ってしまい、気付くともう札幌でした(笑)。 |
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札幌に到着し、いよいよ帰る時間になってしまいました。 乗車するのは北斗星4号です。 札幌では外に出る時間もなく、駅の中のロッテリアでハンバーガー^_^; |
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乗車した北斗星の車内はこんな感じ。一人用個室の「ソロ」です。 今回使用した「ぐるり北海道フリーきっぷ」はこのソロまでは 追加料金なしで利用できるのです。(2人用個室となると話は別なのですが) ソロ個室は1階と2階があって、1階は以前に乗車したことがあるので、 今回は2階の部屋にしてみました。2階は窓が丸く湾曲しています。 部屋を暗くすると、寝ながら夜空を眺められるんですよ(^^) |
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友人の部屋とは階段を共有して、隣同士(^^) 左が僕の部屋で、右が友達の部屋です。 雪祭り真っ最中の期間にこのように部屋を取るのは、かなり大変なこと。 見事に部屋を取ってくれたJR北海道プラザの方々に感謝です♪ |
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北斗星「ソロ」のきっぷと部屋のカードキー。 北斗星にはJR東日本とJR北海道の車両があるのですが、 この4号はJR東日本の編成で、個室が少ないタイプです。 一方のJR北海道の編成は、個室が多く、 鍵もキーホルダーが付いた金属鍵が使われています。 |
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食堂車「グランシャリオ」 ディナータイムにちょっとのぞいてみました。 過ぎ行く景色を見ながら、グラス片手に頂くフランス料理は きっと格別のものがあることでしょう(^^) お一人7,800円です。 |
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食堂車「グランシャリオ」にはディナータイムの他に、 予約なしで気軽に入れる「パブタイム」という時間帯があります。 この時間を逃す手はないと思い、入ってみました(^^) 夜9時半から11時までです。 メニューは飲み物のほか、ハンバーグやビーフシチューなどがあり、 普通に食事をすることもできます。ディナータイムはちょっと高くて・・・ という時には、このパブタイムでも十分に食堂車の雰囲気を満喫できますよ! 僕はコーヒー、友達はビールを飲みました。気分最高(^^♪ |
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寝台列車の夜はいつもあまり眠れません・・・。 浅い眠りから覚めて、目覚めるとそこはもう宮城県。 雪もすっかり少なくなっていて、もう本州なんだな〜というのを感じます。 6時半から早くも朝食タイムが始まります。 朝食は予約不要で食べられて、値段も1,600円とお手ごろなので、 いつもけっこう混みあいます。僕はいつも待たないようにするために、 6時半より前に食堂車の隣にあるロビーカーで待っています(^^ゞ |
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朝食を食べ終えてから、急に眠くなったのでもう一度就寝。。。 列車のガタゴトという程よい揺れが、またとっても心地よいのです(^^) |
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そして11:19、無事に終点上野駅に到着しました! 先頭車にはしっかり雪が付いています。 乗車した人たちがみんな記念に写真を撮りに集まっていました。 鉄道ファンならずとも、やはり寝台列車の旅というのは、 格別の思い出を残してくれるようです。 今回は初めての雪祭りも見れて、しかも5泊6日という長期旅行。 とっても充実した旅になりました! |