JR東日本「びゅう」が企画する日帰りパック「ワンデーリゾート軽井沢」プランを使って、夏の軽井沢に行ってきました。
往復の新幹線普通車指定席にランチとケーキセットがついて、9,800円のお値打ちプランで、最近は毎年利用しています。

まずはいつもの東西線で東京駅に向かいます。

平日は多くのビジネスマンたちで賑わうこの横断歩道ですが、

さすがに土曜の朝ということもあって、閑散としていました。
僕たちの乗る新幹線は7:52発のあさま553号です。

途中、軽井沢までの全ての駅に停車していきます。

この日の指定席は満席で、大宮を出るころには、

全ての座席が埋まっている状態でした。
各駅停車でもわずか82分で軽井沢到着です。

以前は機関車2台で登っていた碓氷峠も、

今では時速200kmで一気に駆け上がってしまいます。

ここで半分ぐらいの人が降りてしまいました。

明らかにゴルフ目的と思われるオッサン多し・・・。
改札口を出ると、まず目に留まるのが温度計!

ただいまの気温22℃だそうです。う〜ん、爽やか!

僕はここの温度計が25℃を超えたのを見たことがありません。
軽井沢駅の構内は、新幹線が到着するたびに、大勢の観光客で賑わいます。

今日は臨時列車も多数出ているようで、特に人が多かったです。

ちなみにここの駅売店でも、あの有名な峠の釜めしが売られています。
軽井沢駅の駅舎。出口は3階になっていて、

新幹線はこの駅の下を走っています。

新幹線開業に合わせて作られたので、まだ新しいです。
さっそく自転車を借りて、軽井沢の街に繰り出そう!

気温が22℃ですから、走れば高原の風がひゅ〜と吹いて、

とっても気持ちがいいのです。

賑やかな駅前通りを1本入れば、こんな静かな通りがたくさんあります。

軽井沢には坂もほとんどないので、自転車で走るには、

とってもいいところですよ。
上を見上げれば、まぶしいほどの緑。

やっぱり山育ちの僕には、こういう緑がとても癒されます。
自転車で走っていると、あちこちに隠れ家のようなカフェが点在しています。

そんな自分だけのお気に入りの店を見つけるのも、軽井沢の楽しみの一つ。
今日の朝食は、ここ「Michael(ミハエル)」で、

名物のサンドウィッチをいただく事にしました。

オープンテラス席で食べるできたてのサンドウィッチは、

とっても美味しくて、軽井沢に来てるなぁ・・・としみじみ実感しました。
朝食を食べた後は、雲場池に向かいました。

ミハエルからは約3分、駅からでも10分もあれば、到着できます。

人工の池だそうですが、源流が湧き水なので、

水がとっても澄んでいます。周りを取り囲む緑がとってもきれいです。

カモも気持ちよさそう〜。サンドウィッチのパン、少し持ってくればよかったね。
木々の緑が澄み切った池の水に反射して、

とってもきれいです。
ホテル音羽の森。

森の中にたたずむ、教会のあるホテルです。

軽井沢は日帰りでしか来たことがないので、

一度こういうところに宿泊してみたいものです。
万平ホテル。

いわずと知れた軽井沢一の有名ホテル。

あのジョン・レノンも宿泊したことがあるそうです。

この日もたくさんの見物客たちで、賑わっていました。

泊まる人より見に来る人の方が多いようです(^^ゞ
幸福の谷。

万平ホテル裏に続く、石畳の坂道。

よく本にも出てくる軽井沢を代表する道なのですが、

あまり場所は知られていないのか、誰もいませんでした。
ランチセット

今回の日帰りプランはランチ付なので、

いったん軽井沢駅まで自転車で戻り、

ショッピングプラザ内にある「ビアンカ」というお店でランチをいただきました。

一応、5店舗の中から選べるのですが、いつもここに来てしまいます。

タダで付いてくるランチの割には、内容はかなり充実していて、

焼きたてのピザにパスタ、ドリンク、デザートがついています。

眺めはイマイチですが、一応オープンテラス席で食べることができるし、

お気に入りのお店です(^^)
恵みシャレー

食事を食べた後は、ふたたび軽井沢の町に出てきました。

ここ「恵みシャレー」は、クリスチャンの人達で運営されている施設で、

中には教会があったり、宿泊施設があったりします。

一般の人も出入り自由で、気軽に立ち寄れるカフェがあります。

旧軽井沢の別荘地の中に、6200坪の広大な敷地があり、

このような白樺の木が植えられた気持ちのいい庭が広がっています。
恵みシャレーのカフェ「ウッドシェッド」

宣教師が廃材を利用して作ったという温かみのあるカフェです。

オーナーの方がとっても気さくで、ここに来るとホッとできます(^^)

値段もお手ごろで、250円〜300円で飲み物を飲むことができます。

僕たちもオープンテラスの席で、庭を見ながらまったり過ごせました。
ホテル「鹿島の森」

旧軽井沢の一番北側にある、森に囲まれた静かなホテル。
雲場池の源流

ホテル鹿島の森の裏手にある、湧水地です。

ホテルの庭から遊歩道が伸びていて、

川沿いを気軽に散策できるようになっています。

さすが山の湧き水だけあって、とっても冷たかったです。
旧軽井沢駅記念館

駅まで自転車で戻ってきました。

これは新幹線が開通する前の旧軽井沢駅舎です。

現在も歴史資料館として、その姿をとどめています。

せっかくなので、中に入ってみることにしました。
中に入って、建物の反対側に抜ける、昔のホームが残っていて、

駅名板もそのまま残されています。

今はなき、「←よこかわ」という表記が、鉄道ファンの心をくすぐります。

あぁ、もっと早くから鉄道ファンになっていれば、確実に乗りに来たのになぁ。
ホームには、軽井沢〜横川間を牽引していた、

EF63型機関車が停車していました。
66.4パーミルの勾配形式が立っています。

軽井沢から横川までの約11kmの間には標高差が553mあり、

その中でも最大の勾配区間は、1kmの間に66.4mも登るという、

大変な急坂であったことをあらわしています。
軽井沢駅記念館をあとにして、

駅南口に広がるショッピングプラザにやってきました。

ここで、今回の日帰りプランのもう一つの特典「ケーキセット」を頂きました(^^)

他にも映画鑑賞券やボーリング1ゲーム無料券というのも選べたのですが、

さすがに軽井沢まで来て映画やボーリングもねぇ・・・と思ったので、

無難にケーキセットをいただきました(^^ゞ

普通に食べると680円するケーキセットがタダで食べれちゃうのですから、

おいしいですよね。窓からはゴルフ場が見渡せます。
軽井沢ショッピングプラザ

駅の南口に立ち並ぶ巨大なアウトレットモールで、

100を超える店が立ち並んでいます。

一流ブランドの服や靴がとっても安く買えてしまうので、

ここで1日を過ごしてしまう人も多そう・・・(^^ゞ
さっきまでの静かな軽井沢はどこへやら、

ここだけはものすごい人の数・・・(^^ゞ 

駅前にあるので、僕たちのように帰り際に立ち寄っていくが多く、

夕方のこの時間は特に大混雑しています。

僕も我慢はしたのですが、結局服を買ってしまいました(笑)。

だって本当に安いんだもん!
最後は20:08発のあさま530号で

東京まであっという間の1時間。

さすがに疲れて帰りはぐっすりでした。

東京駅に降り立った瞬間、再び熱気ムンムンの空気に少しウンザリ(^^ゞ

来年もまた来るぞ〜!

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