レ・コード湯へ向かうには、海岸沿いの国道から曲がって、 坂を登らなくてはなりません。 自転車で上がるのは初めてだったけど、けっこうしんどい・・・。 ぜぃぜぃ・・・。 |
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3分も坂を登れば、だいぶ視界が開けてきます。 足はガクガクですが、景色にいくぶん癒されながら、 ギアを一番軽いのにして、ゆっくりゆっくり登っていきます。 |
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ようやく目的地が見えてきました。 丘の上に立つのが「レ・コードの湯」と、 併設する「ホテル・ヒルズ」です。 |
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そして新冠温泉、到着。ログハウス調のおしゃれな建物で、 まだ1998年にオープンしたばかりなので、とっても新しいです。 温泉の少ない日高地方では、この温泉は念願のものだったようです。 |
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入浴券(500円)を購入し、エントランスを入ると、 木のぬくもりが伝わってくる湯上がり処が正面に広がります。 僕もさっそくお風呂へと向かうことにしました^^ |
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お風呂へと向かう通路には、 レコードの湯の風景写真が展示されていて、 天井の照明もレコードのカタチをしています^^; レコードで流しているのか定かではありませんが、 とっても心地のよい音楽が流れていました。 |
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お風呂へと到着しました。 普段はけっこう混雑しているのですが、まだ昼ということもあり、 今日はお客さんが少なく、露天風呂は貸切でした^^ 泉質はアルカリ性単純泉ですが、 肌がヌルっとするぐらい、スベスベになる温泉です^^ |
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こちらは脱衣所にある休憩室から撮影した写真ですが、 露天風呂からもまったく同じ眺めです。 海が見える露天風呂は数あれど、ここはすぐ目の前に馬も見えます。 遠くには太平洋に突き出した判官岬も見ることができ、 とっても素晴らしい眺めです。特に夕日が沈む時はさらにすごいらしい。 宿泊して、朝に入るのも気持ちよさそうですね^^ |
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お腹が減ったので、レストランへ。 ホテルのレストランとして、朝食と夕食の会場になっていますが、 日中は、宿泊者だけでなく、誰でも気軽に入ることができます。 |
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というわけで、「朝イカのフライ定食」をいただきました(^^) コーヒー付きで840円ですから、ホテル価格にすると良心的ですよね。 しかもテーブルの前に広がる景色は、 さきほどの露天風呂からの景色と同じ、牧場と太平洋が一望。 しばし長居したくなってしまう、お気に入りの場所です。 |
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帰りの列車の時間に合わせて新冠駅に戻ります。 帰りはひたすら坂を下るだけなので、楽チン。 まずは自転車を返さなきゃね。 結局3時間しか乗ってないな〜。 |
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途中、道の駅を通りました。 「レ・コードの湯」と姉妹館のような存在の「レ・コード館」です。 実に60万枚ものレコードが保存されており、 昔なつかしの曲を視聴することもできるそうです。 |
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新冠町のメイン商店街と思われる通り。 すべて立て直したのか、お店もきれいで、電線もなく、 美瑛町の商店街に似た感じの印象ですが、 それにしても誰も歩いていない・・・。寂しい。 |
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自転車を返して、新冠駅へ戻ってきました。 すでに待合室で待っている人が3人ほどいました。 |
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駅の時刻表です。本数、少なっ! ですが、このダイヤは僕にとってはかなり使いやすく、 苫小牧での札幌方面からの接続や、 えりも岬とレ・コードの湯の両方に立ち寄っても、 ちゃんと日帰りできるという、計画の立てやすいダイヤ。 |
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様似から普通列車苫小牧ゆきがやってきました。 やっぱり1両。。。 |
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帰りは厚賀駅まではボックス席に座れず、 ロングシートへ座っていました。 相変わらず、車窓には広々と海が広がっています。 |
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日高本線の中でも秘境駅と言われている「大狩部駅」。 海にもっとも近く、周囲に家が見えないことから、 逆に鉄道ファンには人気のある駅となっています。 この駅で降りて、しばし海を眺めているのもよさそうですね。 |
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僕は海と反対側のボックスシートだったので、 ずっと向かい側の海の方ばっかり見ていました。 海側じゃない方は断崖だったり、国道沿いだったりで、 あまり景色が開けないので、やはり海側が人気です。 |
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豊郷駅。 地元っ子が下車していきました。 他のローカル線同様、日高本線も高校生とお年寄りがほとんど。 観光客もポツポツとは見られますが、 富良野線や釧網本線のように観光路線ではないので、 なんだかいつ廃線になってしまうのか心配になってしまいます。 |
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苫小牧へと戻ってきました。 帰りは半分ぐらい寝ていたので、あっという間の到着。 久しぶりに見る都会です。 |
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苫小牧といえば、やっぱり高校野球の駒大苫小牧高校。 まだ記憶に新しい、歴史に残る死闘が思い出されます。 こんな看板や旗が、たくさん駅周辺には出ていました。 これだけ活躍すれば、地元も活気付きますよね^^ |
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ちょっと時間があったので、駅の外に出てみました。 駅前には大型ショッピングセンターがオープンしていました。 以前は「丸井今井」という北海道各地にあるデパートが ここ苫小牧にもあったのですが、それが撤退してしまい、 その巨大な空きビルを利用して、オープンしました。 |
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駅のホームへと戻ってきました。 ホームからは製紙工場の煙突が見えます。 |
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ここからは電車。小樽ゆきの721系です。 苫小牧を出ると、日高線とは比べ物にならないぐらい、 スムーズな加速とスピードで、軽快に直線の線路を疾走。 さすが電車は違うな〜と思いました。 |
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飛行機が見えてくると、まもなく南千歳。 | |
南千歳で下車して、アウトレットモール「Rera(レラ)」へ。 南千歳は新千歳空港の次の駅ですから 飛行機の時間に合わせて、好きなだけ買い物が楽しめます。 僕も見るだけ、見るだけ・・・^^; |
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いろんな店が並んでいます。 欲しいものいっぱい。 誘惑だらけの場所なので、 お財布にはあまりお金を入れすぎないほうがいいでしょう(笑)。 |
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来年の春には、さらに拡張して、今の1.5倍の広さになるそうです。 冬には訪れたことがないのですが、 いったい吹雪の日とかはこんな屋外のショッピングモールで どうやってお客を呼ぶのかなぁって思ってしまいますね。 |
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結局、ロンTを1枚買ってしまいました^^; 秋だし、いいかなぁ。 財布の中にそれしかお金を入れておかなかったのでよかったですが、 もっと入ってたら、いろいろと誘惑に負けるところでした。。。 恐るべし、アウトレット。 帰りは新千歳空港ゆきの無料送迎バスに乗ってみました。 南千歳から新千歳空港までのJR線はなんと1駅なのに300円。 バスは無料だし、30分おきに出ているので、 節約派には、けっこう使えるかもしれません。 |
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バスはガラガラでした。 僕を含めて2人の乗客を乗せて、いざ新千歳空港へ出発。 |
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空港の周辺は道がいろいろと入り組んでいて、 JR線のように3分で到着というわけにはいきません。 合流したり、立体交差してみたり、ぐるっと回ったり、 初めて来たらワケが分からなくなってしまいそうです。 |
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夕闇が迫ってきました。 早起きして始まった旅ももうすぐ終わりです。 |
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トンネルをくぐって、いよいよ空港が近くなってきました。 一番前に乗っているので、景色が見えてなかなか面白い! |
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そして新千歳空港へ到着。 「国際線の方はこちらで、国内線の方はこちらで」と 運転士さんが下車の案内をしていましたが、 「JR線の方は・・・」とは言っていませんでした(←当たり前)。 せっかく空港まで送ってくれたのに、 また南千歳方面へ戻る人なんていないでしょう^^; |
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バスを降りて、地下へ降りると、駅はすぐです。 JR線と航空ってライバル的な存在ですが、 JR北海道では、新千歳空港−札幌間が最大のドル箱区間なので、 本数も非常に多く、駅の造りにも力を入れています。 |
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僕が乗るのは旭川ゆきの快速エアポート183号です。 旭川行きは、札幌から特急へと変わる列車なので、 他の快速エアポートよりちょっといい車両です^^ |
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1本前の小樽行きにも余裕で座れたのですが、 ここは1本見送って、次の列車を待ちます。 |
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そして僕の乗る785系、快速エアポートが到着しました。 | |
快速エアポート183号は札幌まで「快速」で運転、 札幌から先は、L特急「スーパーホワイトアロー」と名前を変えて、 旭川へと向かいます。 これまではL特急「ライラック」が新千歳空港へと乗り入れており、 旭川へと直通運転を行っていましたが、国鉄車両の「ライラック」は、 列車の性能が低いため、遅延がたびたび発生していたことから、 この785系が新たに新千歳空港へと乗り入れるようになりました。 |
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300円払って、指定席「Uシート」へ乗りました^^ JR北海道では、快速列車の指定席は全期間オール300円です。 特に785系の指定席はグリーン車に準じるほどの豪華シート。 今回使用している1日散歩きっぷは、快速列車までは乗れるので、 指定席券を払えば、指定席にも乗ることができます。 これで札幌まで非常に快適なひとときを過ごすことができます。 もし飛行機到着との時間が合えば、 新千歳空港を毎時19分発の快速エアポートはオススメです^^ |
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コンセントも付いていて、ビジネス仕様の特急列車です。 一応、パソコン専用とありますが、 特にパソコン以外のことができないわけではありません。 ちょっとした携帯の充電とかには重宝しそうですね。 |
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新千歳空港から36分、定刻どおり、札幌へ帰ってきました。 この列車は札幌からは進行方向が変わり、 再びスイッチバックして、旭川方面へと向かっていきます。 今回の旅は、天気にも恵まれ、また思わぬパンフレット発見から、 行ったことのない場所へも行くことができ、楽しい旅になりました。 また日高本線は季節を変えて、ぜひ乗りに行きたいなー^^ |
旅日記はこれで終わりです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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