おはようございます! 今回の旅は、東京からのスタートです。 台風9号が首都圏を直撃している中、4時15分に友人宅を出発。 4時24分発の始発列車に乗るべく、JR蒲田駅に向かいました。 傘は外に出た瞬間にぶっ壊れました。台風恐るべし。 電車はちゃんと動くのかなぁ・・・と思ってたら、やっぱり動かない。 蒲田と次の大森駅の間に、障害物があるため、 その撤去作業をしています、とのアナウンスが流れていました。 結局20分ほど遅れて、蒲田駅をようやく発車しました。 前途多難な予感のする旅ですが、とりあえず出発することはできました。 |
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首都圏ならではの6ドア車両。まさにドアだらけです^^; しかも今日は平日なので、朝のラッシュ時間帯が終わるまでは、 椅子を出すこともできません。椅子がない車両って・・・。 ここにパンパンに人を乗せるのだから、すごいですよね。 ただ、ラッシュ時間帯は椅子が一切ない方が好都合で、 僕も東京に住んでいるときは、この車両を選んで通勤してました。 |
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暴風雨に煽られながら、ひとまず上野駅到着。 ここから高崎線に乗り換えます。 予定では、始発の高崎線に乗る予定でしたが、 蒲田から上野まで通常28分のところ、1時間以上かかったので、 当然のごとく、その列車には間に合わず(^_^;) コンビニで買出しをするため、一旦改札を出ました。 上野駅構内は、朝5時台で台風直撃中ということもあり、 さすがにガランとしていました。 |
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5時36分発の列車(211系)を1本見送って、 高崎まではE231系のグリーン車で快適な移動(^^♪ 今日は金曜日なので、平日料金というのをすっかり忘れていて、 グリーン料金950円と窓口で言われてビックリしてしまいましたが、 グリーン車の快適さには換えられず、グリーン券を購入。 E231系のグリーン車は2両あって、1階席と2階席があるのですが、 僕はその中間にある平屋部分の席がお気に入りで、 よくここを選んで乗車しています。 空いているときは個室感覚なところがいいんですよね^^ |
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高崎までは静かなグリーン席で快適に移動。 3時台に早起きしたこともあり、ほとんど寝てました^^; 高崎からは上越線に乗り換えてさらに北を目指しまします。 本来、間に合わなかったはずの水上ゆきが、 大雨の影響でまだホームに停車中で、すぐに乗り換え。 予定では列車を30分以上待つはずだったのが、 5分ほどの乗り継ぎで済ませることができました(^^) |
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107系の柔らかいロングシートに揺られて、約25分ほど。 伊香保温泉への乗り換え駅である渋川駅に到着しました。 |
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渋川駅からはバスで伊香保温泉へ向かいます。 渋川駅の駅舎は、なかなか立派で風格があります。 駅舎内には、JR東日本の旅行センターである「びゅうプラザ」もあり、 駅前からは駅レンタカーも借りることができます。 |
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10分ほど雨に打たれながら待っていると、 ようやくバスが到着しました。 寒いから早く乗せてくれー。 |
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バスの車内は高校生でいっぱい。 雨だったので、自転車はあきらめて今日はバスということでしょうか。 車内は女子高生たちで賑やかな空間となりました。 |
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バス停の名前は忘れてしまったのですが、 高校のそばのバス停で、全ての学生が下車してしまい、 車内は一気に乗客3人に。結局このまま伊香保温泉に到着。 平日でも約20分間隔で渋川駅〜伊香保温泉を結んでいるので、 乗る側としては、非常に便利なのですが、 列車より本数が多いので、本当にそんなに乗るの??と ちょっと勝手に心配になってしまいました^^; 今日は台風だったから特別少ないだけかもしれませんね。 |
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伊香保温泉のバス停に到着しました。 渋川駅からは、30分ぐらいです。 途中、ぐいぐい坂を登ってかなり高い所にバスは到着します。 バス停から伊香保温泉名物の石段街はすぐそこ。 石段街のお店はまだ開いていない店がほとんどなので、 まずは温泉街の先にある、「伊香保温泉露天風呂」を 目指して歩いていくことにしました。 |
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伊香保温泉の街灯。 なかなか風情のある造りになっています。 夜に浴衣でそぞろ歩きしたら、もっと雰囲気よさそうですね(^^) |
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途中、飲泉所もあります。 せっかくなので、飲んでいくことにします。 |
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左から温泉が、右からは普通の水が流れています。 ひしゃくに温泉をくんで、口に含むと、 グエッ!って噴き出してしまうぐらい、鉄分の濃い味です。 僕は何度か挑戦したことがあり、今回も飲んでみましたが、 やはりゴクリと行くことができませんでした^^; 良薬は口に苦し・・・ということでしょうか。。。 |
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周囲を榛名山を中心とする山々に囲まれる伊香保温泉。 石段街から露天風呂へと続く散策路は、 そんな山々の緑を見ながら歩くことのできる、 とっても爽快な散歩道となっています。 秋に訪れたら、きっと紅葉が見事なんでしょうね^^ |
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石段街からゆっくり歩いて10分ほど。 行き止まりの道の一番奥に、 「伊香保温泉露天風呂」があります。 古い造りでいかにも歴史がありそうな感じです。 さっそく入浴料450円を払って中へと入ります。 |
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露天風呂は男女別。完全な貸切状態でした。 雨がまた降り出してきましたが、 温泉に入ってしまえばこっちのもの。 雨に濡れて、周囲の木々の緑がいっそう美しく見えました(^^) 露天風呂のみですが、あつ湯とぬる湯に分かれていて、 自分の好みの湯船に浸かることができます。 鉄分たっぷりの濁り湯に浸かって、とても気持ちよかったです。 |
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露天風呂の建物のすぐ外には、 源泉がコンコンと湧き出している所があり、 ドーム状に張られたガラス蓋?の上から、 その様子を覗くことができます。 露天風呂のお湯は鉄が酸化して濁っていますが、 湧き出してくるときは透明なんですね。 |
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露天風呂でサッパリして、石段街へと戻ってきました。 雨もようやく止んで、散策しやすくなりました(^^) さっそく石段街の上から順番に降りていくことにしましょう。 |
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温泉まんじゅう屋さん、おかし屋さんなどが ずらりと立ち並んでいます。 階段を一段一段下りていくだけで楽しい街並みです(^^) |
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なにやら階段に文字が書いてある場所もありました。 このあたりは階段が左右で互い違いになっていて、 向かい同士の店の高さが違うという、 けっこう複雑な石段街を形成しています。 |
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石段街のかなり下まで降りてきました。 この辺りから上を見上げると、狭い石段街の両側に、 土産物屋がギッシリと立ち並んでいて、 提灯やら街灯やらも街並みを彩り、 とっても風情のある日本の温泉街らしい雰囲気が出ています。 僕はこういう坂や階段沿いの街並みが大好きです(^^) 石段街の下の方はカフェが多く出店していて、 僕たちもその中の一ヶ所で、湯上がりのアイスコーヒーを いただくことにしました(^^) 美味しかったです。 |
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雨もやんでしばらくすると、 温泉街から赤城山の姿が見えました。 雲の上からすっぽりと頂上だけが見えていて、 とっても幻想的な風景でした。 台風一過でこれからどんどん天気がよくなりそうな予感♪ 渋川駅ゆきのバスに乗って、ふたたび渋川駅へと向かいました。 |
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渋川駅へと戻ってきました。 ここから吾妻線へと乗り換えて、 次の目的地である四万温泉へと向かいます。 渋川駅に到着する頃には、日が差してきました(^^) やっぱり旅は天気がいいに越したことはありませんね。 |
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中之条ゆきの列車が10分遅れでホームに入線してきました。 大雨の影響で、吾妻線の中之条から先は運休となっており、 そこから先はバス代行運転を行っているとのことでした。 四万温泉の最寄り駅は中之条駅なので、 僕たちの場合は問題なく電車のみで行くことができました(^^) |
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吾妻線は単線ではありますが、しっかり電化されています。 車窓には田んぼが広がり、家がぽつぽつと建っています。 日本の田舎の風景という感じで、 ほのぼのとした空気が漂っていました。 途中の駅はとても小さいながらも、 一駅一駅、数人の乗り降りがあり、 さすが北海道のように下車をとがめられるような駅はないようです。 |
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吾妻線の名前の通り、線路は吾妻川に沿って流れます。 その濁流のすごいこと・・・。 よく中之条までは列車が走ってるなぁ・・・と思ってしまうほど、 橋を渡る瞬間は、息を飲むほど恐ろしい風景でした。 |
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渋川駅から25分ほどで終点の中之条駅に到着。 全員が下車しました。 バスだー、バスだーという他の人たちの話を聞いてると、 ほとんどの人は草津温泉へと行くようです。 |
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これまでの吾妻線の駅に比べると、 中之条駅はかなり立派な駅舎で、 駅員さんが改札口に立っていました。 ほとんどの人は、代行バスへと乗り換えていました。 僕たちも「ハイ、こちらですよ〜」と案内されましたが、 四万温泉へ行くので、そのまま誘導されては困ります^^; |
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大勢の乗客を乗せた代行バスが駅前から出発し、 駅前はガランとしてしまいました。 四万温泉ゆきのバスもすぐに接続するダイヤなのですが、 渋川駅を出発した時点で10分遅れていたので、 バスは列車を待たずに行ってしまったようです。 待ってくれればいいのに・・・とちょっと憤慨しつつ、 駅前で次のバスまで50分待ちました。 |
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駅前にはこんな看板が建っていて、 中之条が温泉の街であることを物語っています。 |
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四万温泉ゆきのバスがようやく1番乗り場にやってきました。 けっきょくこの間の50分間に待ちきれずに、 駅前の食堂で、そばを食べてしまいました。 店のおばあちゃんが普通にスーパーで売ってる茹でそばを 袋から開けて出してきたのがちょっとショック・・・(汗)。 しかも「もりそば」って言ったのに、「ざるそば」出してくるし。 まあ仕方ないか。。。と思いつつ、 ざるそばの海苔の分、50円高くお金を払って、 四万温泉ゆきのバスに乗り込みました。 僕たちの他に、乗客は2人。合わせて4人という閑散とした状態で バスは出発。いよいよ初めて訪れる四万温泉へと向かいます^^ |