清里、軽井沢旅行
byJR全線乗り放題きっぷ
(10月17日 信越本線、篠ノ井線、中央線、小海線、
しなの鉄道、JRバス、高崎線・・・)



10月17日
乗車路線、時間
  • 直江津8:44→→(信越本線快速信越リレー妙高4号→→10:02長野
  • 長野10:05→(信越本線、篠ノ井線)→11:20松本
  • 松本11:50→(中央本線)→13:06小淵沢
  • 小淵沢13:10→(小海線)→13:35清里
  • 清里14:10→(小海線)→14:17野辺山
  • 野辺山14:56→→(小海線快速たてしな→→16:24小諸
  • 小諸16:30→(しなの鉄道)→16:55軽井沢
  • 軽井沢17:05→(JRバス)→17:41横川
  • 横川17:53→(信越本線)→18:25高崎
  • 高崎18:40→→(高崎線快速アーバン→→19:54浦和
  • 浦和20:02→(京浜東北線)→20:04(ごろ)南浦和
  • 南浦和20:07→(武蔵野線)→20:40府中本町
  • 府中本町→(南武線)→分倍河原
  • 分倍河原→(京王線)→21:00(ごろ)東府中
乗車距離、換算運賃
  • 915.0km (13350円分)
実際の交通費
  • 5590円 (鉄道の日記念切符 3060円、京王線 240円 しなの鉄道 380円 
    JRバス 460円 府中本町→岡部(0:00以前の分) 1450円)

小海線、山を登る
素晴らしい座席で長野まで運んでもらった僕は、再びかたーい座席の松本行きの電車に乗りこみ、
今度は小淵沢を目指す。篠ノ井線ではスイッチバックを2回体験させてもらった(姨捨駅&特急待ち合わせ)
途中松本で時間があったので、お得意のマックで昼食を取り(ハンバーガーが超マズかった!)
再び今度は中央線甲府行きの電車に乗りこんだ。途中の小淵沢駅で下車。小海線に乗りかえる。
乗り換えの時は走ったのだが、小海線の列車は2両編成でしかも混雑していた。
長椅子の席が空いていたが景色が全く見えそうにもなかったので、僕は運転席のすぐとなりに
立って景色を眺める事にした。乗り換えてまもなく列車は小淵沢を出発。
はじめは中央本線と平行して走るがすぐに小海線は急坂になり、中央線との標高差がどんどんついてくる。
すると次は180度のカーブ。この時の眺めが小海線の中でも最高の眺めかもしれない。
晴れてれば八ヶ岳連邦なども一望できる素晴らしい眺望だ。
このカーブを終えると線路はいよいよ山に入っていく。
山に入ると小海線は右に左にカーブを描きながらグイグイ山を登る。とにかくひたすら登っているという感じ。
しばらくは森の中を上に上に進んで行くが、清里に近づくと次第に別荘などがちらほら見えてくる。
ここまで来れば清里はもうすぐだ。程なく列車は日本で2番目に標高が高い駅「清里」に到着した。
乗客のほとんどはここで降りた。もちろん僕もつられて降りた(^^;
ドラマ「青い鳥」の舞台になった信濃境駅です
ドラマの中では「清澄駅」として使われていました
中央線の小淵沢の1つ松本寄りにあります
まだあの時の鳥かごがありました。
駅長さんは出てきませんでした
小海線の車窓からの風景です。
写真だとよく分からないかもしれませんが
急な坂をグイグイと登って行きます。
まもなく清里駅というあたりです。
清里、野辺山観光
僕は清里駅を降りて、駅前のメインストリートに出てみた。そこはさすが高原のリゾート地。
ものすごい人で混み合いまくっていた。街は山の上にある割にはあまりにも発展していた。
メルヘンチックな建物が道の両際に立ち並び、カップルが異常に多かった。(○`ε´○)
ましてや、一人で歩いてる人などいるはずもない。清里高原牛乳ソフトクリームに惹かれたが
ここで一人で買って食べるのもあまりに空しいと思って、ここはぐっと我慢した。
そして清里を30分ほど堪能した僕は、臨時列車野辺山行きで、日本一標高の高い駅「野辺山」に向かった。
途中、車内にアナウンスがながれ「まもなくJR最高地点が見えてまいります」と言ったので、
僕はカメラを構え、その最高地点に立っている碑を撮ろうとしたが、電車が思いの他速くて、
結局、適当にシャッターを押してしまった。(現像したら絶対に写ってないはず・・・)。
程なく列車は終点野辺山に到着。駅前には標高日本一を示す柱のようなものが立っていた。
清里の賑わいとは打って変わって、こちらは駅前に3件のみやげ物屋が並んでいる程度。
人も少なかったので、僕は今度こそソフトクリームを食べた。美味しかった。でも寒い!
JR清里駅です。
メルヘンチックな街並みとは打って変わって
落ちついた雰囲気の駅です
ただ電車が来たときは恐ろしく混み合います。
清里の街を走っていたバスです。
ちょうどバスターミナルを出たところでした。
特別なバスではなく、誰でも乗れるようです。
清里のメインストリート「らしき」ところです。
きれいな建物が道の両際に並んでいます
歩いているのはほとんどがカップルでした
軽井沢、すでに夕闇に・・・
野辺山駅からは快速列車たてしながちょうどあったのでそれを利用した。
列車は最高地点を過ぎているので今度はどんどん急な坂道を下っていく。
登りのときのディーゼル列車のあの力強いエンジン音は聞こえない。
途中までは高原野菜が栽培されている、いかにも高原らしい所を走るが
次第に列車は盆地に入ってくる。すると横の方から一直線に高架の線路が
こちらに近づいてくる。これこそ長野新幹線だ。新設された佐久平駅が近づいてきた。
新幹線よりもさらに高いところを小海線は走るので、佐久平駅周辺の景色が一望できる。
新幹線に乗るお金持ちの人たちがここでいっせいに降りた。
佐久平を出ると終点小諸駅はもうすぐだ。
複線化されたしなの鉄道が脇から入ってきて線路が3本になれば終点小諸駅に到着である。
小諸から軽井沢に行くJR線はない。ここからは私鉄のしなの鉄道に乗らなければならない。
仕方なく小諸−軽井沢間の運賃380円を払った。地方の私鉄にしては安い方だと思う。
しなの鉄道の車内は混雑していた。軽井沢まではずっと立ちっぱなしだったが
意外と近かった。途中、電車内から東京方面に帰る車の渋滞が見えた。
僕のようなこれから軽井沢を訪れようとする人などまずいないだろう・・・(^^;
軽井沢に到着した時、あたりはすでに暗くなり始めていた。駅前も人が思ったほどいなくて
なんだか観光したい気分にはならなかった。しかも夕方の軽井沢は寒い!寒い!
僕は、なにも見ぬまま(駅のキレイさにはビックリしたが)、横川行きのJRバスに乗りこんだ。
超無謀鈍行日帰り旅行の終わり
軽井沢駅から横川駅間はすでに廃線になり現在はバス路線となっている。
軽井沢から横川まではバスで36分間。460円取られた。
途中、東京方面に帰る渋滞にハマりそうになったが、バス運転手が裏道を走り渋滞を脱出!
峠越えの有料道路に入った。急な登りカーブが続き、酔いそうになった。
途中、途中で、峠の山々が見え、夕闇に沈む山並みがなかなかキレイだった。
ほぼ時間通りにバスは横川駅に到着した。駅では名物峠の釜飯が売っていたが
貧乏旅行の僕には、手が届かなかった・・・(すでにしなの鉄道とバスの出費が痛いし^^;)
横川駅からは信越本線の高崎行きに乗った。高崎まではあっという間。
電車が混雑する事もなく、高崎駅に到着。予定ではここから八高線に乗り
高麗川、八王子を経由して帰るつもりだったが、とてもそんな体力などなく、
最後は妥協して高崎線の快速「アーバン」で帰ってきてしまった。アーバン速し・・・(^^;
予定よりも1時間ほど早く府中に到着できた。これで超無謀鈍行日帰り旅行は終わりである。
ちゃんちゃん。
今回のローカル線の旅データ
◎乗車路線
京王線、南武線、武蔵野線、京浜東北線、高崎線、上越線、信越本線、
越後線、篠ノ井線、中央本線、小海線、しなの鉄道、JRバス
◎乗車距離
 915.0km(切符を普通に買うと13350円)
◎実際の交通費
 5590円 (鉄道の日記念切符 3060円 京王線 240円 しなの鉄道380円 
JRバス460円 府中本町−岡部 1450円)
◎今回利用した切符
今回の旅で利用した鉄道の日記念「JR全線乗り放題切符」です。
9180円で3回分がセットになっていて、1回分で1日中JR全線の
普通、快速列車の普通車自由席が乗り放題です。
3つ押してある判は左から「八王子」、「郡山」、「高崎」です。
左の2つは前回の帰省遠回り旅行で使用した分です。
3つ目が今回使用した分です。




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