飛騨高山旅行
by青春18切符
異常に疲れた今回の失敗旅行



12月12日
乗車路線、時間、距離
  • 富山12:27→(北陸本線)→13:40糸魚川 (79.0km)
  • 糸魚川13:52→(大糸線)→14:48南小谷 (35.3km)
  • 南小谷14:50→→→(大糸線、中央本線特急スーパーあずさ10号→→→18:01八王子 (258.1km)
  • 京王八王子→(京王線)→東府中 (17.5km)
日本海と北アルプスを一望!!
富山では18分間の待ち合わせ。特にする事もなかったので
駅舎の写真だけ撮って、すぐに、すでに入線している普通列車に乗り込んだ。
普通列車の中はガラガラに空いていて、余裕でボックス席(もち海側ね)をGETできた。
12時28分、1分遅れて列車は発車。次の乗換駅、糸魚川を目指した。
ここからの車窓はなかなか!!途中、大きな黒部川をはじめとして、いろんな川を横断していく。
僕は海側に座ってこれまで失敗したァ・・・って事は今まで一度もなかったが今回だけは後悔した。
海と反対側には北アルプスの絶景がず〜っと続いているのだ!!
切り立った鋭い山々が、僕に山の美しさと厳しさを提供してくれる。
写真は非常に撮りたかったのだが電車が速いのと、結構山まで遠いのとで
上手く撮る事ができず、結局海側だけの写真になってしまった。
それでも日本海も非常に美しく、特に切り立った岩肌があらわになってる部分なんかは
太平洋では決して見られない、もちろん電車でなど通れない、日本海ならではの絶景!
岩に波がドッカ〜ンとぶつかって、波しぶきができる様子は、迫力満点でしたよ〜〜☆
車内はちょうど高校生の帰りのラッシュ時間だったらしく、高校生が多かったが
みんな、なんちゃって関西弁みたいなんを喋っていた。これがいわゆる「北陸弁」なのだろう。
富山駅を出て北陸本線を北上して行くと
このように海に流れ込む川を何度も渡ります。
写真はその中でもけっこう大きな黒部川の写真です。
途中から線路はさらに海へ接近して行き
このように砂浜のすぐそばを走るようになります。
冬の日本海はあくまで暗く、寂しいものがありますね。
北陸本線は途中から北陸自動車道と平行して走ります。
北陸自動車道は海の上を走るので、
眺めはそっちの方がいいのかなぁ。

車両は一両!大糸線
北陸本線は海沿いを走り、富山を出てから約1時間10分、糸魚川に到着!
ここで大糸線に乗りかえる。北陸本線の電車を降りると、そこはものすごい雨と風!
きゃああ!!寒い、寒いっ!!僕は走って大糸線ホームへ向かった(^^ゞ
しかし( ̄□ ̄;)!!  まだ列車は来ていない〜〜!! ううう〜寒いよぉ(/_;)
僕は5分ほど糸魚川駅のホームで風と雨に打たれていた(屋根ありだけど、雨が吹きこんでくるの)
そしてようやくホームに大糸線の列車が入線してきた。な、なんと!1両の列車だ...(^_^;)
ドアが開くと、僕は真っ先に飛び乗った(だってめっちゃ寒いんだもん...)。
1両の車内はやはり非常に狭いのかと思いきや、意外と広く、2両分くらいありそうだった。
僕はもちろんボックス席に陣取ったが、結局発車まで誰も相席をしてくる人もおらず
車内はボックス席はほぼ1、2人づつ、長椅子はほぼ半分くらいの埋まり具合で
ちょうどいい混み具合だった。しばらく時刻表を見ていると、列車はディーゼルの
ゴゴゴゴ〜っと大きな音を立てて、糸魚川駅を発車。
ゆっくりと険しい山の方へ向かって列車は走り出した。
大糸線の車窓は「姫川」という川に終始する。両側を険しい山肌に覆われ、
姫川はその名前に反して非常に荒々しい姿を僕たちに見せてくれた。
険しい山肌からは小さな滝が無数に姫川に流れこみ、姫川はその小さな流れを
次々に集めていく。この姫川は以前、大氾濫を起こし、大糸線を不通にしてしまった時期もあった。
しかし、それからしばらくした現在、大糸線はしっかりとこうして復活を果たし、力強く姫川沿いを
走っている。姫川も今日は、おとなしく大糸線の走行を見守っているような気がした。
列車はそんな美しい風景の中を力強く走り、約1時間後、終点南小谷に到着した。
駅前は10センチほどの雪が積もっていた。
糸魚川駅ホームに入線してきた、大糸線の車両です。
くぅ〜!!寒いのにこんなに待たせおって〜〜!(怒)
しかも1両とは...(^_^;) やられました(笑)
大糸線の車窓風景の主役、姫川です。
川の両側には険しい山並みが迫り
姫川に向かって小さな滝が無数に落ちています。
これも姫川の写真です。
山を上って行くと、雪景色も加わって
さらに、美しい風景が僕たちを迎えてくれます。

もう疲れた!もう嫌!オレ、特急で帰る!!
南小谷に到着した僕は、すでに完全に疲れ切っていた。
ムーンライトながらで指定席に座れなかった事、期待した高山本線がぜんぜん面白くなかった事...
こんなことが重なって、僕はすでに鈍行のみで府中に帰る気力を完全に失っていた(^^ゞ
南小谷駅にはすでに二つの電車が停車していた。1つは特急スーパーあずさ新宿行き、
もう1つは普通電車辰野行きだ。ここで僕は迷わず特急列車に乗車してしまった。
そして乗車してすぐ特急列車は南小谷を発車。大糸線内は単線で線路の質が悪いためか
特急とは思えないゆっくりとスピードで松本まで走り、松本からは一気にスピードを上げて
走り出した。松本を出ると、特急列車は上諏訪、茅野、甲府、八王子に停車。
途中、山梨−東京の山越えで甲府盆地の夜景が一望でき、感動(*^-^*)
そして特急列車の旅はあっという間に終了。府中最寄の八王子で下車し
京王線に乗りかえる。京王線はちょうど特急列車があったので、それに飛び乗った。
府中で各駅停車に乗り換え、東府中到着は午後7時ごろだった。
各駅停車ではまだ甲府にすら到着していない。やっぱり特急で帰ってきて良かった〜〜^^
と同時に、もうこんな旅は絶対にしたくないと思う、今までで最悪の旅でした(^_^;)
失敗旅行記なのに、ここまで読んでくれてどうもありがとうございましたm(_ _)m
今回の旅データ
◎乗車路線
京王線、南武線、東海道本線、高山本線、
北陸本線、大糸線、中央本線
◎乗車距離
 1025.3km(切符を普通に買うと19460円 ただし特急料金も含む)
◎実際の交通費
 10200円 (青春18切符 2300円 京王線 350円 府中本町→横浜 620円
 南小谷−八王子の特急スーパーあずさ 7130円)
◎今回利用した切符
今回の旅行で利用した青春18切符です。
すでにこの旅行の後も立てつづけに旅に出たため
写真の切符にはすでに全ての日に判が押してあります(^^ゞ
今回の高山旅行で使用したのはもちろん1番目の判のやつで
ムーンライトながらの車内で押してもらいました。
駅名も書いていないので、有り難味がないですね、あまり(笑)
ちなみにこの冬の青春18切符の使用期間は2000年1月20日までです。





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