十勝・小樽・札幌めぐりの旅


	3日目の朝、ようやくすっきり晴れてくれました（＾＾）今日は友人が東京へ帰ってしまう日です。昨日の疲れもあって、昼まで部屋でまったりしてしまいました。昼過ぎから外に出て、近所の中島公園を散策。毎日通っていると、いつしか感動を忘れてしまうのですが、こうして友人と一緒に歩いて、これはきれいだねとか言われると、改めて自分の住んでいる街の良さが分かりますよね。写真は公園内にある「豊平館（ほうへいかん）」です。最近までずっと「とよひらかん」だと思っていました(^^ゞ
	このまま、すすきのを歩いて大通公園へ・・・という予定だったのですが、あまりに天気がいいので、急きょ、藻岩山へ行くことになり、中島公園のそばを走る市電へ。「中島公園通」電停から、久しぶりに市電に乗りました。札幌の市電は中央区の繁華街と住宅街を結ぶ生活路線で、函館のように観光客の足としてはあまり利用されていません。そのため、地元民の利用者がほとんど。唯一といっていい観光スポットが、これから行く藻岩山です。料金は一律で170円。1日乗車券は土日祝は300円とお得です（＾＾）
	「ロープウェイ入口」電停で下車。ここから山ろく駅まで約500mぐらい、ちょっと歩きます。最後の坂はけっこう急坂で、ぜいぜいします。入口の看板は相変わらずちょっと怖い目をしたリス。北海道の看板は見ていて面白いですね(笑)。
	坂を上り切ると、ようやくロープウェイ山ろく駅に到着。入口で乗車券を購入して乗り込みます。定価は往復1,100円とけっこう高いですが、いろんな割引があって、今回は通常の割引券に市電利用でさらに100円引きとなり、往復900円で乗車することができました。
	ロープウェイは50人乗り。函館山と小樽天狗山のちょうど中間ぐらいの大きさです。 15分間隔で山頂駅と山ろく駅を結んでいます。夜景の名所ということもあって、お昼はこんな感じでガラガラです（＾＾）
	だんだん高くなっていきまーす。自分の住んでる街を高台から見ることって、あまりないから、新鮮な気分です。
	北側に視線を移すと、市街地にポッコリと立つ円山が見えます。藻岩山と並んで、札幌を代表する原生林の山です。
	山頂駅に到着しました。以前はここからリフトでさらに展望台まで行けたのですが、現在は無料の送迎バス「もーりす号」に乗り込むようになっています。冬はこのバスが雪上車に変わり、後ろにソリを付けて走ります。ちなみに山頂駅から展望台までは歩いていくこともできます。森の中を歩いていくので、体力があれば歩きもいいかもしれませんね。
	バスで藻岩山観光道路をぐいぐい上がっていきます。乗用車の場合は、有料道路で山頂まで行くことができます。窓を開けると、山の心地よい風が入ってきてとても爽快です。
	約5分で山頂の展望台へ到着。青空が透き通るようにきれいです。
	531mの展望台からの眺め。 188万都市、札幌の市街地が360度一望できます。夜景も素敵ですが、昼の景色もなかなかです。
	豊平川付近。アーチの見えている橋が幌平橋です。うちもその近く(^^ゞ幌平橋の左側に広がる緑の一帯は中島公園です。
	天気がいいこともあってか、今日は昼でもけっこう賑わっていました。展望台は広く、かなり混雑しても大丈夫そう。函館山のような順番待ちという事態にはなりません。
	市街地と反対側、いわゆる藻岩山の西側は険しい山並みがどこまでも続いています。この山々のおかげで、札幌市内は山のある南側の方が雪が少なく、北へ行けば行くほど、冬は日本海の季節風が直接吹きつけて厳しい気候となります。なので、僕の住んでいる豊平区やお隣の中央区と、日本海に近い北区や手稲区ではだいぶ冬は雪の量が違います。
	藻岩山の登山道です。標高531mとそれほど高くはありませんが、札幌市内の標高も20mほどしかないので、一番下から自分の足で登るとなると、それなりに大変そうです。けど、森林浴をしながらの登山はなんか気持ちよさそうですね（＾＾）もっと簡単に森林浴＆登山をするなら、円山がオススメです。地下鉄を降りて約30分ほどで山頂へ行けてしまいますからね。
	下へ降りてきました。これは旧小熊邸という歴史ある建物で、現在は「ろいず珈琲館」という喫茶店になっています。お店の中はレトロな感じで、なかなかいい雰囲気のようです。藻岩山ロープウェイ乗り場のすぐ隣にあるので、時間があれば、ちょっとゆっくりしていくのもいいかもしれませんね。
	ふたたび市電に乗って、今度は大通公園へ。市電の走る風景、いつまでも残っていて欲しいな。
	市電で終点の「西4丁目」まで行ったら大通公園の中心に出られますが、今回は「中央区役所前」電停で降りて、大通公園を端から歩くことに。観光客で賑わう中心部に比べて、端の方は市民の憩いの場という感じ。日差しも強くて、水遊びにはもってこいのお天気でした。
	最後は狸小路近くの「BOYDS BARISTA COFFEE SHOP」のオープンテラスで食事。まだ新しいお店なのですが、店員さんがとても親切な応対で、好感が持てました。テラスからはいろんな風景が見えます。写真は6月27日から運行を始めた2階建てバス。屋根がありません。この日はまだ営業前で宣伝という感じで走っていました。東京の丸の内ではすでに大盛況のこのバス。札幌ではいかに！？・・・というわけで、最後は友人を札幌駅まで送って帰ってきました。今回も友人のおかげで、列車だけでは見ることのできない風景がたくさん見ることができ、充実した3日間になりました（＾＾）

旅日記はこれで終わりです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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	3日目の朝、ようやくすっきり晴れてくれました（＾＾）今日は友人が東京へ帰ってしまう日です。昨日の疲れもあって、昼まで部屋でまったりしてしまいました。昼過ぎから外に出て、近所の中島公園を散策。毎日通っていると、いつしか感動を忘れてしまうのですが、こうして友人と一緒に歩いて、これはきれいだねとか言われると、改めて自分の住んでいる街の良さが分かりますよね。写真は公園内にある「豊平館（ほうへいかん）」です。最近までずっと「とよひらかん」だと思っていました(^^ゞ
	このまま、すすきのを歩いて大通公園へ・・・という予定だったのですが、あまりに天気がいいので、急きょ、藻岩山へ行くことになり、中島公園のそばを走る市電へ。「中島公園通」電停から、久しぶりに市電に乗りました。札幌の市電は中央区の繁華街と住宅街を結ぶ生活路線で、函館のように観光客の足としてはあまり利用されていません。そのため、地元民の利用者がほとんど。唯一といっていい観光スポットが、これから行く藻岩山です。料金は一律で170円。1日乗車券は土日祝は300円とお得です（＾＾）
	「ロープウェイ入口」電停で下車。ここから山ろく駅まで約500mぐらい、ちょっと歩きます。最後の坂はけっこう急坂で、ぜいぜいします。入口の看板は相変わらずちょっと怖い目をしたリス。北海道の看板は見ていて面白いですね(笑)。
	坂を上り切ると、ようやくロープウェイ山ろく駅に到着。入口で乗車券を購入して乗り込みます。定価は往復1,100円とけっこう高いですが、いろんな割引があって、今回は通常の割引券に市電利用でさらに100円引きとなり、往復900円で乗車することができました。
	ロープウェイは50人乗り。函館山と小樽天狗山のちょうど中間ぐらいの大きさです。 15分間隔で山頂駅と山ろく駅を結んでいます。夜景の名所ということもあって、お昼はこんな感じでガラガラです（＾＾）
	だんだん高くなっていきまーす。自分の住んでる街を高台から見ることって、あまりないから、新鮮な気分です。
	北側に視線を移すと、市街地にポッコリと立つ円山が見えます。藻岩山と並んで、札幌を代表する原生林の山です。
	山頂駅に到着しました。以前はここからリフトでさらに展望台まで行けたのですが、現在は無料の送迎バス「もーりす号」に乗り込むようになっています。冬はこのバスが雪上車に変わり、後ろにソリを付けて走ります。ちなみに山頂駅から展望台までは歩いていくこともできます。森の中を歩いていくので、体力があれば歩きもいいかもしれませんね。
	バスで藻岩山観光道路をぐいぐい上がっていきます。乗用車の場合は、有料道路で山頂まで行くことができます。窓を開けると、山の心地よい風が入ってきてとても爽快です。
	約5分で山頂の展望台へ到着。青空が透き通るようにきれいです。
	531mの展望台からの眺め。 188万都市、札幌の市街地が360度一望できます。夜景も素敵ですが、昼の景色もなかなかです。
	豊平川付近。アーチの見えている橋が幌平橋です。うちもその近く(^^ゞ幌平橋の左側に広がる緑の一帯は中島公園です。
	天気がいいこともあってか、今日は昼でもけっこう賑わっていました。展望台は広く、かなり混雑しても大丈夫そう。函館山のような順番待ちという事態にはなりません。
	市街地と反対側、いわゆる藻岩山の西側は険しい山並みがどこまでも続いています。この山々のおかげで、札幌市内は山のある南側の方が雪が少なく、北へ行けば行くほど、冬は日本海の季節風が直接吹きつけて厳しい気候となります。なので、僕の住んでいる豊平区やお隣の中央区と、日本海に近い北区や手稲区ではだいぶ冬は雪の量が違います。
	藻岩山の登山道です。標高531mとそれほど高くはありませんが、札幌市内の標高も20mほどしかないので、一番下から自分の足で登るとなると、それなりに大変そうです。けど、森林浴をしながらの登山はなんか気持ちよさそうですね（＾＾）もっと簡単に森林浴＆登山をするなら、円山がオススメです。地下鉄を降りて約30分ほどで山頂へ行けてしまいますからね。
	下へ降りてきました。これは旧小熊邸という歴史ある建物で、現在は「ろいず珈琲館」という喫茶店になっています。お店の中はレトロな感じで、なかなかいい雰囲気のようです。藻岩山ロープウェイ乗り場のすぐ隣にあるので、時間があれば、ちょっとゆっくりしていくのもいいかもしれませんね。
	ふたたび市電に乗って、今度は大通公園へ。市電の走る風景、いつまでも残っていて欲しいな。
	市電で終点の「西4丁目」まで行ったら大通公園の中心に出られますが、今回は「中央区役所前」電停で降りて、大通公園を端から歩くことに。観光客で賑わう中心部に比べて、端の方は市民の憩いの場という感じ。日差しも強くて、水遊びにはもってこいのお天気でした。
	最後は狸小路近くの「BOYDS BARISTA COFFEE SHOP」のオープンテラスで食事。まだ新しいお店なのですが、店員さんがとても親切な応対で、好感が持てました。テラスからはいろんな風景が見えます。写真は6月27日から運行を始めた2階建てバス。屋根がありません。この日はまだ営業前で宣伝という感じで走っていました。東京の丸の内ではすでに大盛況のこのバス。札幌ではいかに！？・・・というわけで、最後は友人を札幌駅まで送って帰ってきました。今回も友人のおかげで、列車だけでは見ることのできない風景がたくさん見ることができ、充実した3日間になりました（＾＾）