以前から楽しみにしていたお花見旅行。

東京に行くのは北海道に引っ越してからは

これがもちろん初めて。

前は北海道から東京に戻るのが

嫌で嫌で、仕方が無かったのですが、

今回は純粋に「お花見」なので、

気分的にもかなりウキウキ気分です(^^)

まずは、快速エアポートの始発で

新千歳空港を目指します。
快速エアポート60号。721系という車両です。

札幌近郊では一番多いタイプ。

1両3ドアなのに、デッキ付という珍しい造りです。
新千歳空港まではおよそ40分。

朝の早い時間帯は白石駅にも追加停車するので、

ちょっと時間が余計に掛かります。

混んで座れなかったら嫌だなぁと思ったので、

昨日のうちに300円で指定席を取っておきました。

JR北海道は快速列車の指定席は300円なので、

かなり気軽に乗れます。しかも豪華なシート(^^)
新千歳空港に着きました。

空港内は春を求めて本州へ向かう人で

かなりごった返していて、どの便もほぼ満席。

僕が乗るのは、8:00発のAIRDO12便です。

ANAの4712便との共同運航便になっています。
飛行機で毎回面倒なのがこの手荷物検査。

財布、携帯、鍵、デジカメ、ベルト、時計・・・

カバンに入っているもの以外の金属類は

すべて外さないと、容赦なく「ビーッ!」って

警告音がなり、靴を脱がされてチェックされます。

前回、鳴ってしまったので、今回こそは・・・

と思ってゲートをくぐったら、やっぱり「ビーッ!」

またしても靴からポケットからしらみつぶしに

チェックされたのでした(^^ゞ もう慣れっこです。
出発15分前、いよいよ搭乗です。

自動改札機に航空券を入れて乗り込みます。
今回は窓際が取れなかったので、

外の風景が気になって気になって仕方なく、

首がきりんみたいになってました。

特に今日は天気が最高によかったので、

ますますくやしい感じです。

水平飛行になって、飲み物のサービスがあります。

朝のコーヒーはやっぱりうまいなぁ〜。
コーヒーを飲み終えて、ちょっとウトウトすると、

もう東京に到着です。まだ9時半です。

飛行機とは恐ろしい乗り物だなぁ・・・。

東京の天気は快晴。

まさにお花見日和です。

毎日雪に覆われた生活を送っていたので、

雪の無い街がなんだか不思議に見えます。
蒲田に住んでいる友達と会う約束をしているので、

京浜急行でまずは京急蒲田まで向かいます。

空港に着くと、みんなモノレールに乗る人が多いので

京浜急行は比較的空いています。

もっとも行き先がモノレールは全て「浜松町」なので

だいたいの人は安心して乗れますが、

京浜急行は「印旛日本医大」行きなんかが多いので

一体どこへ連れて行かれるのか、分からない人には

ちょっと不安になりますよね。北総の新型車でした。
空港からは10分で京急蒲田駅に到着。

友達がお迎えに来てくれました(^^)

寒風吹きすさぶ札幌で一人寂しく暮らしていたので、

こんなポカポカ陽気で、しかも友達の笑顔を見ると、

なんかそれだけで幸せな気分になってしまいますね。

駅前の神社はすっかり桜が満開でした。

本当に咲いているんだなぁとなんだか不思議な気分。
蒲田から立川の昭和記念公園へ向かいました。

まずはJR蒲田駅まで10分ほど歩きます。

蒲田駅前は花がきれいに植えられていて、

とってもきれいでした。花はやっぱりいいですねぇ。

友達に「こんな所の写真、誰も撮らないよ〜」と

言われてしまいました(笑)。
蒲田からはまず京浜東北線で川崎へ。
川崎からは南武線に乗り換え、立川へ。

一本で行けるのですが、各駅停車なので、

1時間ぐらいかかります。
南多摩駅。

ホームの後ろは満開の桜でいっぱい。
多摩川を渡ります。

ここから古巣の府中市。つい3年前までは、

逆の立場で、この河川敷を自転車で走って、

列車を眺めていたな〜なんて思い出します。
ようやく立川駅に到着しました!

けっこう遠かった〜。お尻がちょっと痛いです・・・。

東京に到着して、初めての人ごみ。

立川駅は多摩地区では乗降客数No.1の駅。

南武線の他に中央線や青梅線、モノレールもあり、

いろんな方面から人が集まるターミナル駅です。

札幌も大都会ですが、さすが人の密度が違います。

こんなに多かったっけ・・・って感じ。。。

お花見弁当を買いに駅前の伊勢丹に向かいました。
お弁当とお茶を購入し、いざ公園へ。

以前は駅から立川口ゲートまで、普通の道を

700mぐらい歩かなければならなかったのですが、

最近になって、この「緑の文化ゾーン」がオープンし、

駅からすぐに公園に入れるようになりました。

ここ「緑の文化ゾーン」は無料で入れます。

初めてこの公園を訪れると、無料のところでも

十分いいじゃん、と思ってしまうほど広いのです。
てんとうむしがいましたよ。
緑の文化ゾーンを歩ききると、ようやく立川口ゲート。

ここからは有料でおとな一人400円です。

公園なんぞ、無料に決まってる!と思い込み、

初めは足が遠のいていましたが、

一度入ると、400円でも申し訳ないぐらいです。
チケットを購入し(実際には購入してもらい・・・笑)、

ゲートをぐぐります。
入ってすぐに目の前に現れるのが「カナール広場」。

大小5つの噴水と、その両側をイチョウ並木が囲み、

まっすぐに伸びる道は気持ちのいいものです。

秋は両側のイチョウが黄色く染まり、

より一層、美しい景色になります。
「カナール広場」を反対側から眺めます。

天気もよく、風も穏やか。平和な風景そのものです。
「カナール広場」を後にすると、

道があちこちに分かれ、四季折々の花々を見ながら

思い思いの道を歩いていくことができます。

こちらはスイセンとモモの木が満開でした。
「ふれあいの橋」から眺める満開の桜。

本当にため息が出るほどきれいでした。

桜って本当に日本人の心に響く花ですよね。
水は流れていないのですが、

桜の木の下の小川では、

子供たちが蝶々を追いかけていました。
そろそろお昼の時間なので、腰を下ろすことにしました。

この公園はとっても広い(東京ドーム38個分)ので、

場所も取り放題です(^^)
今日のお弁当。

伊勢丹で買ってきた「煮魚弁当」です。

桜の下で食べるお弁当って、

なんて美味しいんでしょう。

鳥のさえずり、子供たちの歓声、

そよぐ風の音を聴きながら、

穏やかな春の時間がゆっくりと流れていきました。
春をずっと待ちわびていたかのように、

一斉に咲く桜。自然は本当に正直ですね。
このあたりが一番混雑してるエリアでした。

それでもそんなにゴミゴミしてないです。

大勢で楽しむ人、少人数で楽しむ人、

みんなお花見はそれぞれ楽しみ方がありますね。
こういう座り方って、なんかいいかも。
公園内で一番広い「みんなの原っぱ」です。

こんなに広い公園の原っぱは、

全国探してもなかなかありません。

親子連れやカップルがキャッチボールや

フリスビーでのびのびと遊んでいます。
昭和記念公園には自分の自転車でも入れます。

貸し自転車もありますが、午前中の早い時間に、

全て貸し出されてしまうようで、

僕が行くといつも自転車が1台もない状態です。

自転車には専用道が設けられ、

歩道とは一緒にならないように、

とってもうまく作られています。

自転車だけにしか見られない風景もありそうです。
「ヒカンザクラ」です。

主に沖縄などの南西諸島にある桜のようです。

下に釣り下がるように咲くのが特徴的ですね。
「オオイヌノフグリ」です。

これは公園が管理している植物と言うよりは、

野草という感じで、あちこちに咲いています。

僕が小さな頃から大好きな花です。
「アイスランドポピー」です。

桜が終わると、ポピーの季節です。

「みんなの原っぱ」内にポピー畑があり、

あと1ヶ月もすると、じゅうたんのように

きれいな花畑ができあがります。
「チューリップ」です。ちょうどこの日から

「チューリップ・ガーデン・ミュージアム」が始まり、

少しずつ咲いてきていると言う感じでした。
「ムスカリ」です。

三角に尖った頭がかわいらしいですね。
咲き始めたチューリップ畑の様子です。

あと2週間もすると見ごろを迎えることでしょう(^^)
「パークトレイン」

広い園内を1周する3両編成の列車風の車です。

この日は乗るだけで30分待ちという大混雑でした。
こんな緑に囲まれたのも久しぶり。
「渓流広場」です。

少しずつ黄緑の芽が出てきた木立の中を、

小さな小川がゆったりと流れます。

友達と話していましたが、

本当にスイスに来たみたいですね。
(↑2人ともスイスには行ったことないんですけど)
いっぱい歩いて歩いて、5kmぐらい歩きました。

今日は天気がよくて本当に公園日和でした。

また来年も来ようと心に誓い、公園を後にしました。

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