新幹線と絶景紅葉狩りの旅
byウィークエンドフリー切符
11月6日午後 北へ北へ、そしてすぐに南へ南へ


11月6日(午後)
乗車路線、時間(「→→快速、「→→→特急、急行→→→→新幹線
  • 盛岡12:40→(東北本線、花輪線)→15:36大館
  • 大館15:38→(奥羽本線)→17:10青森
  • 青森17:39→→→(東北本線特急「はつかり」→→→19:56盛岡
  • 盛岡20:04→→→→東北新幹線→→→→22:32東京
  • 東京22:45(ごろ)→(中央線)→23:00(ごろ)新宿
  • 新宿23:50→→→(中央本線、大糸線急行「アルプス」→→→翌5:00信濃大町
乗車距離と換算運賃
  • 1866.7km(午前午後、乗車券、特急券合わせて 46800円分)
実際の交通費
  • 8270円(ウィークエンドフリー切符1日分 8000円、京王線東府中〜新宿 270円)

ローカル線らしいローカル線第一弾「花輪線」
僕は仙台から各駅停車の東北新幹線で盛岡に到着。1時間20分もかかった。
盛岡での滞在時間はたったの14分。ここで新幹線から花輪線へ乗りかえる。
花輪線のホームは意外と遠く、一旦改札を出て写真を撮っていた僕は焦ってしまった(^^;
なんとか電車には乗りこむ事ができたが、車内はすでに学校帰りの高校生でいっぱい!
ついでに9割以上がボックス席という、僕にとっては非常に相席が苦手な椅子構成。
けっきょく座れぬまま電車はディーゼルのやかましい音を立てて、ホームを出発した。
はじめは好摩まで東北本線上を走り、好摩からいよいよ単線で花輪線に入った。
2駅目の大更(おおぶけ)駅で反対側から来る電車の待ち合わせで6分間の停車時間があったので
いったん駅を出て、駅舎の写真をパチリ!ついでに花輪線の車両もパチリ!
大更駅前は、古ぼけた家が立ち並ぶ、なんともいえない寂しい街だった。
しかし都会の喧騒に一切のまれることのない、街の静けさにホッとさせられる気もした。 6分停車のあと、再びディーゼルの大きな音を上げて列車は出発。
雪をうっすらとかぶった岩手山のふもとを回るように列車は走った。
次第に線路は高度を上げ、安比高原や八幡平を通り、秋田県へ。
途中、湯瀬温泉の近くに「湯瀬渓谷」という美しい渓谷があり、紅葉がまさに最高の時だった。
列車はさらにゆっくりと進み、十和田南で一旦進路を逆向きに変え、さらに北を目指した。
そしていよいよ終着駅「大館」へ。右から奥羽本線の線路が交わり、約3時間の花輪線の旅は終わった。
JR花輪線「大更(おおぶけ)駅」の駅舎です。
高校生が駅前から退いてくれず、無理やり撮ってしまいました
案の定、高校生にはしっかりとカメラ目線されてしまってますね(^^;
駅前にはこれといって何もなく、寂しげな村でした。
過疎が進んでるんだろうなあ〜
大更駅で撮った、花輪線の車両です。2両で運転されています。
まもなく反対ホームに快速の盛岡行きがやってきました。
花輪線の車窓から撮った写真です。
どこの写真だったかは忘れてしまいました(^^;
川が流れてるから湯瀬渓谷付近かな〜?
思いっきりの津軽弁
次は大館で奥羽本線に乗りかえる。僕はとなりのホームに止まっている電車にサッと乗りこんだ。
花輪線の到着を待っていた青森行き奥羽本線の電車は、すぐに発車し、さらに北へと向かった。
大館〜弘前まではほとんど人が乗り込んでくる事はなく、僕の車両には6人しか乗っていなかった。
しかし弘前駅に到着すると、一気に人の波が・・・あっという間にラッシュ並みの混雑になってしまった。
東京のラッシュと明らかに違うところは耳に入って来る「言葉」・・・^^; 思いっきりの津軽弁だ。
高校生もおばちゃんも、小さな子供たちもみんな話してる!なんだか感動してしまった!!
「すごい!すごい!これはすごすぎる!」 でもほとんど言ってる事は分かった気がする・・・。
やはりこれは東北人としての同じ血が流れているせいかっ!?
ここで僕は少しウトウトとしてきた。気付くと、そこはもう終点「青森」に到着する寸前だった。
弘前に着く直前で夕日が沈んで行きました。
車内はまだほとんど人も乗り込んでおらず
夕焼けを存分に眺める事ができました。
弘前駅で一気に人が乗り込んできました。
人の数はその後徐々に減っていきましたが
青森までずっと立ち客が見られました。
JR青森駅です。
到着した時にはすでに日が沈んで真っ暗になっていました。
すでに気温が10度しかなくって、けっこう寒かった(><)!
駅周辺はけっこう人が多く、賑わっていました。
ベイブリッジが相変わらず浮いている気がしました(^^;
一気に東京へ。
青森滞在時間は29分。とりあえず、改札を出て駅舎の写真を撮った。
腹が減ってきたので、駅の立ち食いそば屋で、天ぷらそばを食べた。やっぱり店のおばちゃんも津軽弁。
立ち食いそばを食い終えると青森ではもう時間切れ。17:39分の東北本線特急はつかりに乗らないと
ここまで順調に来ている旅の計画が完全に崩れてしまうぅ〜!!というわけで、さっそくホームへ。
特急電車は青森を時間通りに発車し時間通りに約2時間20分で盛岡に到着。
ここですぐに東北新幹線に乗りかえる。乗換え時間は8分間。さすがに始発駅という事もあり席はガラガラ。
新幹線は僕が乗りこむと3分ほどで発車。今度の新幹線は仙台、大宮、上野にしか止まらないので
東京までたったの2時間28分。仙台には45分で到着してしまい、福島、郡山、宇都宮をもふっとばし、
あっというまに東京駅へ。再び忘れていた喧騒が襲ってきた。でも、ちょっと懐かしくもあった(^^)
次に乗る電車は新宿駅発の夜行急行電車「アルプス」。とりあえず、中央線で新宿駅へと向かった。 新宿駅は23:00を過ぎても、まだまだ眠る気配はない。どこからともなく無数の人が行き交い 異常なまでに賑わっている。ここで僕はちょっと時間が空いたのでなにか食べる事に。 でも駅構内の店はほとんど閉まっており、唯一立ち食いそば屋だけが営業していた。 よってまたまた立ち食いそば屋に入ってしまう事に・・・^^; 今度はカレーうどんを食べた。

腹を満たした僕は、次の電車に乗るべく、ホームへ向かった。 すでに自由席の乗り口には、数人の人が並んでいたが、さほど混んではいなさそうだ。 10分ほど並んで待っていると、ようやく電車がホームに入線。席は余裕で座れた。 乗客は電車のなまえ「アルプス」の通り、登山客がけっこう多いようだ。 まして僕のような軽装備の人間は見当たらなかった。まもなく電車は新宿駅を発車。 発車してすぐに車内改札がやってきた。改札を終えると、僕はしばらく寝る事に。 途中、甲府、上諏訪、松本あたりで目が一旦覚めたが、結局最後は終点信濃大町で 駅員に起こされてしまうほど爆睡してしまっていた(^^;

新宿駅に入線してきた夜行急行電車「アルプス」です。
ここから信濃大町まで5時間以上かけてゆっくりと走って行きます。
信濃大町に到着した時は折り返し、
特急「あずさ」に変わっていました。



旅日記TOP
inserted by FC2 system